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原点回帰、ジョセフチーニーの1886ラスト

久しく靴の紹介をしていないなと思ったので、今日はチーニーについて書こうと思います。

チーニーといえばドレスラストの125が人気となっており、販売の主力はこちらです。

 

しかし、豊富にラストを持っているのがチーニーの良さでもあります。

その中でも1886ラストは個人的に好きなラストです。やや125ラストの影に隠れていますが、このラストには別の魅力があります。

 

チーニーの創業年を冠するクラシックなラスト。では一体何が125ラストとは違うのでしょうか。

まずはソールから。アッパーの雰囲気はドレス寄りですが、ソールはダブルソールになっています。

ドレスといえばシングルソールが多い中で、あえて厚いソールを採用している点。

ALDERTON①

ALDERTON④

ALDERTON(アルダートン) ¥63,720-(税込)

現代の道路はコンクリートが大半であり、一昔前よりソールの消費は激しくなっています。

シングルソールは歩き易くて良いですが、その観点で見るとやや頼りないです。

レザーソールの良さを体感できつつ減りは遅い。こうして考えると合理的な感じがします。

 

次にウエストの辺り。足入れするとわかるのですが、下から足を持ち上げるようなサポートする力を感じます。

ウエストがしっかりくびれており、土踏まずを支える力が強く足をがっちり掴んでくれます。

これにより、足全体が動きづらくなったりとメリットが大きいのです。

ALDERTON②

ヒールカップもイギリスメーカーの中では比較的小さく、日本人にも合いやすくなっています。

ボールジョイントの辺りもやや広めなので、その点も履きやすさに繋がっているのでしょう。

そうして考えると、このラストは適度に幅もありつつ足をよく包んでくれる木型と呼べそうです。

 

良い靴は修行が必要、痛いのを我慢して慣らすべしという考え方も根強いですが、

最初から心地よく履けるというのも大切な観点だと思います。

正解はないのですが、足に合うこと、気持ちよく履けることはとても重要です。

 

この1886ラストにも、合う足と合わない足はもちろんあります。

それをわかる為にも足入れは必須です。一度入れてみて判断することがとても重要です。

もし使いたい用途が決まっていたら、それを素直に私たちにぶつけてみてください。

結婚式、ビジネス、私服、それに応じて色々と提案することができます。

ALDERTON③

ちなみに1886ラストはビジネスから私服まで対応ができます。

外羽なので少しカジュアルですが、形がシンプルな分スタイリングを選びません。

私服で使うのであればデニムをロールアップして、靴下を見せつつ、トップスは今の時期ならニットでしょうか。

春先から夏にかけてはTシャツに合わせても良いので、そう思えば着こなしは自在です。

 

語るとキリがないので、今日はこの辺りで。

あくまで個人的観点なので、異論はあるかもしれませんがそれもお店で話せたら良いなと思います。

ぜひご来店お待ちしております。

 

青山本店 栃堀