革靴、初めてのプレメンテナンス | BRITISH MADE Staff blog

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革靴、初めてのプレメンテナンス

皆様こんにちは。

いつもBRITISH MADEのスタッフブログを御覧いただき誠に有り難うございます。

 

BRITISH MADE全店で6/8~6/24の期間中に開催している

メンテナンスフェアが最終日となりました。

それに因みまして今回ご紹介するのは、靴のプレメンテナンス方法です。

意外と忘れがちで、意外と知られていない購入後、履くまでに行って頂きたい

初めのお手入れ、それがプレメンテナンスです。

メンテナンスにもいろいろなやり方や道具が有ると思いますが今回使用させて頂いた道具はこちら。

クロス、リムーバー(汚れ落し)、ブラシ、ビーズワックス(補色、栄養、ツヤなどのクリーム)

になります。

 

そして、今回使用する靴がこちら。

JOSEPH CHEANEY ARTHURⅢ/アーサー(レザーソール、カーフ) PRICE63,720円(税込み)

 

まず、お買上頂きすぐのプレメンテナンスですのでそこまで汚れなどは無いと思いますが、

念のためリムーバーから使っていきましょう。

リムーバーやクリーム類は靴に直接塗るとシミなどの原因になる恐れがありますので

必ずクロスに取ってお使い下さい。

少しずつリムーバーをウエスに取って靴のアッパー部分に塗りこんでいきます。

このときクロスに少し靴の色が付着しますが、あまりに色が付着するようでしたら

色落ちする可能性がありますのでご注意下さい。

 

次にビーズワックスで色、栄養、ツヤなどをいれていきます。

リムーバー同様ビーズワックスも少しずつクロスに取って薄く延ばすように塗りこみます。

アッパー全体の塗りこみが終われば、ここから5分程そのまま乾かしていきます。

 

そして5分程たてば、次に使うのがブラシ。

靴の表面に残った余計なビーズワックスを取り除いていきます。

ここで力を入れすぎると革に傷がつく恐れが有りますので、優しくブラッシングして下さい。

ブラッシングを施した後は完全にビーズワックスを取り除くのとツヤを出していく為に

乾拭きを行います。

こちらも力は入れすぎない方が良いですね。

極力優しく、ですがこの工程は乾拭きというより磨き上げるといった方が

イメージとしては伝わりやすいかもしれません。

全体を細かく磨き上げるようにビーズワックスを拭き取っていくことで

上品なツヤが出てくるはずです。

これでプレメンテナンスは終了です。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、左側がプレメンテナンス後、

そして右側がプレメンテナンス前になります。

初めにメンテナンスをして頂く事で見た目にも綺麗になり革もなじみやすくなりますので

是非お試し下さい。

 

今回のプレメンテナンスとしてはここまでで終了ですが、ポリッシュなどを使った鏡面磨きといった

さらにワンランク上の上質感をアピールできるメンテナンス方法も有ります。

因みに鏡面磨きまで仕上げたものがこちらとなります。

鏡面磨きの方法についてはまた機会があればご紹介させて頂きたいと思います。

尚、大阪店ではご希望頂ければ混雑時にはお時間を頂くこともありますが

プレメンテナンスサービスを承らせて頂いております。

是非、お気軽にお声掛けくださいませ。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

BRITISH MADE グランフロント大阪店

三雲