2016.04.15

Traveling with Books 本を手にして、旅に出よう book pick orchestra編

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英国クラフトマンシップから生まれたプランドを伝えるBRITISH MADE の商品に合わせて、book pick orchestra がイギリス文化の一端を担った英国作家の本をお選びしました。
偉大なる紳士淑女たる作家たちの作品はクラシカルに見えるかもしれませんが、日本の文化にも多大なる影響を与え続けた作品群は、時を経ても輝きを放っています。英国文学の源流にある名作をいまの視点で見直すことで、そこに新たな体験と文化が呼び起こされることを期待して、英国文学のマスターピースをど紹介いたします。

旅立つあなたに、英国の香り高き一冊を。

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1.コナン・ドイル/Sir Arthur Conan Doyle

風刺漫画家の祖父ジョン、雑誌「パンチ」の独創的な編集者の伯父リチャード、美術評論家・編集者の大伯父と、文化的な環境の中で生まれた、コナン・ドイル。医学の道に進み、船医として北極海、アフリカ行きを体験した後、冒険ものの作品を経て、我らがシャーロック・ホームズとワトソン博士のコンビを生み出します。ロンドンの街並みを背景に展開されるあざやかな名推理をお楽しみ下さい。
展開店舗:青山本店

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2.アガサ・クリスティ/Agatha Christie

ギネスブックによって「史上最高のベストセラー作家」に認定され、聖書とシェイクスピアに次いで読まれていると言われるアガサ・クリスティ。毎回読者を驚かせるトリックの奇抜さやストーリーテリングの巧みさに加えて、実際の旅の経験から得た知識を元にした背景描写の印象深さから、彼女の推理小説は旅から生まれたとも言われます。数々の作品と名探偵を生んだ「ミステリーの女王」の珠玉の物語をお楽しみ下さい。

展開店舗:二子玉川店

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3.サマセット・モーム/William Somerset Maugham

サマセット・モームは、フランスのパリに生まれながら、10歳で両親をなくし、孤児となりイギリスに渡ります。第一次大戦中は軍医として従軍し、後に『月と六ペンス』で注目され、世界で執筆料の最も高い作家といわれました。平明な文体とストーリーテリングの妙に優れ、今なお、読み手の心を掴んではなしません。また、晩年まで世界各国に旅をし続け、生涯、旅を愛した作家としても知られています。

展開店舗:大阪店

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4.イアン・フレミング/Ian Fleming

第一次大戦後、様々なスパイ小説の流行作家を生み出したイギリスにあって、第二次大戦後はなばなしい人気を誇った作家、イアン・フレミング。007シリーズで知られ、ジェームズ・ボンドの生みの親であるフレミングは、政治家の息子として生まれ、大学時代から海外経験も豊富、ロイター通信の記者、銀行や証券会社、タイムズ特派員として働き、第二次大戦中は海軍上部帳の幕僚として活躍した経験を持ちます。世界を股にかけ活躍するボンドの振る舞いや仕草など、行間から立ち上がる英国紳士の風貌をお楽しみください。

展開店舗:丸の内店

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5.G.K.チェスタトン/Gilbert Keith Chesterton

G.K.チェスタトンは、ロンドン西部ケンジントンに生まれ、ブラウン神父シリーズで知られますが、詩人、随筆家、批評家、作家として、幅広い活躍をしました。江戸川乱歩は「チェスタトンのトリック創案率は探偵小説随一」と賞賛し、その逆説と知的なユーモアに満ちた作品群は、ドイル作品と並んで後世の作家たちに多大な影響を与えました。他の推理小説とは一線を画す玄人好みの独特な世界観を味わってみてください。

展開店舗:松屋銀座店

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6.R.L.スティーブンソン/Robert Louis Stevenson

数多ある冒険小説のひな形の一つとも言える『宝島』、二重人格の代名詞としても使われる『ジキル博士とハイド氏』など、世界中で愛読されてきた英国作家、R.L.スティーブンソン。土木技師、弁護士と仕事を移した後、病弱のため文筆業に専念し、静養しながら諸国を点々と漂流し、多くの名作を生み出しました。奇想天外な物語と、生彩に富んだ語りによる精妙な芸術作品を味わってみてください。

展開店舗:名古屋店

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7.ジェイン・オースティン/Jane Austen,
ヴァージニア・ウルフ/Virginia Woolf,
マンスフィールド/Katherine Mansfield

こちらでは英国の美しき女流作家を3人選びました。 ジェーン・オースティンは、18世紀イギリスの田舎町の中流階級を舞台として、女性の私生活を皮肉と愛情を込めて描きました。その作品は近代イギリス長編文学の白眉とも言われます。ヴァージニア・ウルフは、ロンドンに生まれ、ありふれた物語が登場人物の意識の流れの中で変化していくといった実験的な手法を用いて心理を深く掘り下げた、豊かな感性と優れた知性を感じさせてくれる作家です。キャサリン・マンスフィールドは、主にイギリスで作品を発表しロンドンの文化サークルに属し、ウルフをして「私に嫉妬心を抱かせる唯一の作品」と言わせるほどの名作を残し夭折した短編小説の名手です。

展開店舗:新宿店

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8.H.G.ウェルズ/Herbert George Wells,
J.G.バラード/James Graham Ballard,
オルダス・ハックスリー/Aldous Leonard Huxley,

こちらでは英国のSFの文脈にある作家をお選びしました。 H.G.ウェルズは、フランスの作家ジュール・ヴェルヌとともに「SFの父」と呼ばれ、いまのSFと呼ばれる分野の源流に位置し、科学知識に裏打ちされた空想小説を多く残しました。J.G.バラードは、上海生まれのイギリスの作家。シュールレアリズム絵画の愛好家で、その冷ややかな文体から独特の美しい世界観を描き出します。オルダス・ハックスリーは、祖父と兄に著名な生物学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者も異母弟に持つ科学者一家に生まれ、後に神秘主義に傾倒した異色の存在感のある作家です。

展開店舗:博多店

ロンドンに一緒に持って行くならこの1冊というテーマでbook pick orchestraに選書していただいた本は4/15(金)~5/8(日)の“Places to Go in East London”フェア開催期間中、BRITISH MADE各店でご覧いただけます。

Text by book pick orchestra

book pick orchestra
http://www.bookpickorchestra.com
ブックピックオーケストラは、 本のある生活をふやすために、 新たな本のあり方を模索し、 人と本が出会う素敵な偶然をつくるユニット。 図書館や文学館、 美術館での本の企画・選書・ワークショップをはじめ、 益子STARNET、 新宿HAPONなどギャラリーやシェアオフィス、 カフェでのブックコーナーの担当、 オリジナル商品「文庫本葉書」、 「文庫本画廊」の販売など、 本を選ぶだけにとどまらず、 さまざまな場所で人が本と出会う体験をデザイン・企画している。

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