2017.06.29

ブリティッシュ“ライク” 権藤、権藤、雨、権藤、続いて、雨、雨、権藤、雨、権藤

3 代目ジェームズ・ボンドとして名を馳せたロジャー・ムーアが鬼籍に入った。おそらく多くの方々が彼の偉業について紹介しているはずなので、ここでは多くを語らないが、とくに記憶に残っているのは、僕の大好きな名優クリストファー・リーとの共演を果たした「黄金銃を持つ男」だ。Vol.12 でも触れているが、残念ながらクリストファー・リーも2015年に他界している。心からご冥福をお祈りしたい。
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さて、この時季と言えば梅雨、はたまたゲリラ豪雨というワードも当たり前のように天気予報で耳にするようになった。つまり、雨である。自身の話を一つするならば、日頃から撮影、リース、返却、打ち合わせ、至福の時間である野球観戦にいたるまで、とにかく雨がよく降る。 いわゆる“雨男”である。これは本当に忌み嫌われる存在で、映画などで繋がりが関係する場面で降られると絵が成立しないからである。そして、肝心の雨が欲しいシーンでは降らない。そういうものである。
そういえば、先日の讀賣新聞の編集手帳で、“絶対的雨男”の江國滋さんが雑誌の連載企画で2年間毎月旅行に出かけたところ、24 回のうち21 回が普通の雨、残る3 回は雪、雪、集中豪雨だったという面白い記事を拝見した。ちなみに“絶対的晴れ男”の池波正太郎さんと連れ立って3 日間旅に出た際は雨、快晴、雨雲晴雨雲だったそうだ。同様に、僕も“晴れ男”、“晴れ女”を自称する方と現場でお会いするが、高確率で撃沈させている。そのような理由から雨具に関しては、かなり徹底して装備している。レインコート、ポンチョ、傘、折り畳み傘、長靴、雨用の鞄と、多種用意しているつもりだ。中でも革靴などは雨と相性が悪いので、天気予報の確認にはこと欠かさない。

散々に書いているが、ここまでくれば雨はさほど嫌いではなく、むしろ雨の日にしか使えない傘などが使えるチャンスであるから、この機会を楽しんでいるくらいだ。雨=憂鬱に結びつけず、お気に入りの傘や雨具を見つけて気分を変えてみてはどうだろうか。表題には、往年の野 球ファンの方なら誰でも知っている流行語を拝借した。

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Photo&Text by Shogo Hesaka

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部坂 尚吾

部坂 尚吾

1985年山口県宇部市生まれ、広島県東広島市育ち。松竹京都撮影所、テレビ朝日にて番組制作に携わった後、2011年よりスタイリストとして活動を始める。2015年江東衣裳を設立。映画、CM、雑誌、俳優・タレント・文化人のスタイリングを主に担い、各種媒体の企画、製作、ディレクション、執筆等も行っている。山下達郎と読売ジャイアンツの熱狂的なファン。
江東衣裳
http://www.koto-clothing.com

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