2018.04.18

ロンドンカルチャーショック 夜のテートモダンへ

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4月に入り、ロンドンはかなり日照時間が延び暖かくなって来ました。観光にはもってこいの季節です。
冬は早い時で16時半には日が沈んでしまっていたので、あの暗く寒かった冬から脱し、春が来た!!と嬉しい今日この頃です。

さて、先日近代・現代アートの代表的な美術館TATE MODERNで行われている、TATE LATEというナイトイベントに行って来ました。
毎月最後の金曜の夜に開催されています。

日本と違い、イギリスの人達は金曜日の夜を本気で楽しみにしているように感じます。パブは昼過ぎから賑わい、仕事が終わる時間にはみんなそわそわ。この日の夜は普段静かな美術館も、みんなお洒落をしてイベントに出かけよう!という感じ。

日本の美術館ではこのようなイベントを見たことがなかったので、アートがより身近といいますか、ロンドンらしくていいなと思いました。ロンドンにある美術館を見て回ろうと思うと、一日あっても足りないほど大きな美術館がたくさんありますが、企画展以外はほとんど入場無料。TATE LATEも、もちろん入場無料です。
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TATE MODERNに着き、まず目に入ったのが大きなブランコの彫刻!
こちらはデンマークを拠点に活動する三人組アートユニット、SUPERFLEXの”One Two Three Swing!”という作品。彼らは遊び心に溢れた革新的なアイディアを打ち出し、インスタレーションや映画の分野で特に世界から高く評価されているそうです。誰でも自由にブランコで遊ぶことが出来、大人も子供もみんな大はしゃぎで見るからに楽しそう!!見るだけでなく、アートを体験できるところが良いなと思いました。(この展示は4月2日までの期間限定です)

その横にはレインボーカラーの絨毯と巨大な鉄球が。
みんな寝そべったり座り込んだり、リラックスしています。
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そしてこちらの大きなスペースにはDJブースが。
ビールも販売されていて、美術館なのにクラブさながら!
音量も大きく轟音が響き渡っておりました。背景に流れている映像が素敵でした!

その隣にも大きなスペースがあり、ファインアーティストJOAN JONAS氏の作品が展示されていました。1936年アメリカ生まれの彼女は、過去50年間に渡りパフォーマンスやビデオなど様々な手法を用いたインスタレーションを展開、それらを芸術の領域まで押し上げて来た、女性パフォーマーの先駆者的存在だそうです。映像と実物のクリスタルが合わさったインスタレーションは幻想的で美しかったです。
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他にもワークショップや映画上映もあり、先月はコンテンポラリーダンスのイベントもあり、その月によって違う催しが企画されていて、毎月楽しめそうです。

実は同じ日にビクトリア&アルバート美術館でもナイトイベントが開催されていました。
来月はこちらに行ってみたいと思います。
www.vam.ac.uk/info/friday-late

TATE LATE
毎月最終金曜 18時から22時、入場無料
www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/late/uniqlo-tate-lates
Photo&Text by Reiko Wakai

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若井玲子

若井 玲子

北海道札幌出身。ファッションフォトグラファー。
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。都内スタジオ勤務後フォトグラファーの助手を経験。
2014年フォトグラファーとして独立後、2017年よりロンドン在住。現在は広告、雑誌、CDJKなどファッションを中心に活動中。

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