2014.12.02

イギリス出張記 Vol.3 JOSEPH CHEANEY編

言わずと知れた靴の聖地「ノーザンプトン」。昔から一度は訪れてみたいと思っていた場所なので到着した時には本当に感動しました。

出張記最終回となりました今回はスコットランドからイギリスはノーザンプトンに場所を移し、「JOSEPH CHEANEY」の訪問の様子をお伝えしたいと思います。言わずと知れた靴の聖地「ノーザンプトン」。ロンドンのEuston駅から電車で揺られること1時間半、昔から一度は訪れてみたいと思っていた場所なので到着した時には本当に感動しました。
駅からは車で移動。JOSEPH CHEANEYのファクトリーはノーザンプトン駅からは少し離れた場所に位置しています。

到着後、ミーティングを挟んでお待ちかねの、本当にお待ちかねの工場見学へいざ出発。興奮して色々と写真を撮ってきましたので、私の拙い解説よりもまずは画像をご覧ください。

びっくりするほど大きくはないですが工場の中には靴を作るのに欠かせない機械でびっしり。
まずは一番重要な革を保管しているストックルームへ。
足を踏み入れた途端、部屋中が革の香りを感じました。どことなく見たことがある革もチラホラ。 担当の方にお話を聞くと、やはり革は年々貴重になってきている為、良い素材を見極める力が重要という事と、以下に無駄なく使用するかが難しいお話しされていました。 特に革からパーツを切り出す際には無駄が出ないように計算をしながらナイフ(金型)をあてるそうです。

このほかにも数えきれない種類のナイフがあるそうです。
また最近ではより効率性を高めるためにレーザーを使ったカッティングの機械も導入されていました。
職人さんによるハンドカットももちろんあります。
切り出されたパーツを職人たちがひとつひとつステッチを掛け繋げていきます。
ためらいもなく、正確にスピーディにステッチが掛けられていきます。
アッパーを縫い上げた後、湿度を高めた部屋に一時保管し、モイスティングします。 この工程を行う事で革を一時的に柔軟にし、その後の工程が進めやすくなります。
そして革靴の命ともいうべきラスト(木型)のストックルーム。
アッパーにラストを入れ、つり込みを掛けなじませた後、いよいよ底付け(ソール)に入ります。
アッパーとソールが縫い付けられ靴の形になってもまだまだ工程は続きます。
その後、丁寧に色づけと磨きを掛け、魅力のある色味のシューズへと変わっていきます。
細かい部分はひとつひとつ手作業でカラーリング。 職人一人ひとりの個性が出る工程ですが、二つとして同じものが無いという事により魅力を感じてしまいます。

今回の工場見学で知識ではわかっていたつもりでしたが、一足を作りあげるまでには様々な工程があること、またそこに関わる職人やスタッフの惜しみない技術と手間が掛かっているという事を改めて実感しました。そしてふとこの文章を書きながら「家に帰ってしっかり手入れをしなければ!」と普段のお手入れを最近さぼりがちなのでただただ反省するばかりです。

最後にCHEANEYのウィリアム氏とのツーショット。

今回でこのストーリーズというコーナーでの出張記は一度区切りとなりますが、今後もお店のブログなどで不定期ですがご紹介していく予定ですので、よろしくお願いします。


2014.12.05
Text&Photo by BM Staff

plofile
BRITISH MADE

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