2016.05.07

イーストロンドンのモノづくり VOL.5 M.Hulot

4月15日から5月8日まで開催のフェア“Places to Go in East London” に合わせて、BRITISH MADEで取扱いのあるイーストロンドンにワークショップを構える5つのブランドをご紹介。最後となるVOL.5は高品質で実用性の高いウィメンズアイテムを作り出しているM.Hulot(エムユーロウ)のQ&Aをお届けします。
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— 1:まずは、ブランドの成立ちから教えてもらえますか?

デザインと素材の真理を求めて、2011年にブランドを立ち上げました。ブランドが多くの魅力を持っていること、それが私にとって重要でした。情熱を注ぎ込んでいるのは製造工程やデザイナーとメーカーとの関係性です。ブランドにとって製品の背景にある生産地が大きな意味を持っていると考えています。そのためイギリスのファクトリーとの関係を生かした物作りを目指しています。ブランドを初めて5年たった今も最初に定めた目標と理念を変わらずに持ち続けています。

ブランドの名前は、フランスを代表する映画監督ジャック・タチの『ぼくの伯父さん』に登場する”ユロ氏(Mr.HULOT)”が由来です。 彼は腐りきった俗悪な世界を、天真爛漫な魅力を振りまきながらドラムを叩き歩くのです。


— 2:どんなきっかけでブランドに関わるようになったのでしょう?

大量生産のファッションブランドで働いていましたが、生産過程においてよりエシカルな環境で自分らしく仕事がしたいと思っていました。 またどこにでもあるような派手できらびやかな商品に対峙するビジョンを持っていました。
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— 3:工房を構えるイーストロンドンはどのような街ですか?

イギリス製のM.Hulotの商品は、ハックニーのメインストリートにある2つの小規模なメーカーが生産しています。ハックニーはデザイナーやクリエイターが集まり、様々なチャンスも転がっているすばらしい場所です。このメーカーは、私達のように小さいブランドをとても大切にしてくれて、こちらの要望にもよく対応してくれます。私達の工房はノースロンドンのクラウチ エンドにある1930年代に建てられた古いけれども美しい建物で、とても愛着を抱いています。


— 4:イーストロンドンでお気に入りにの場所はどこですか?

Jeffrye Museumがお気に入りです。18世紀の救貧院の一つだったところで、現在室内を公開しています。1600年から現代に至るまでのイギリス家庭のインテリアがどのように変遷してきたかを見ることができる大変素晴らしいミュージアムです。特にクリスマスの時期は、至るところでオレンジの香りを楽しむこともできます。
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— 5:モノづくりで難しいのはどんな点になるのでしょうか?

私達のような小規模なブランドの場合、ブランドが発展していくまで、自分達の仕事に真摯に取り組み、なおかつ情熱を持って依頼したデザインの通りに製作してくれる、信頼できる工場を見つけることでしょう。


— 6:最後にブランドのコンセプトを一言でいうと?

Pared-down(削ぎ落とした)


M.Hulotのアイテムはこちらからご覧いただけます。

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VOL.1 AM Faulkner Millinery
VOL.2 The Apron Company
VOL.3 Kate Sheridan
VOL.4 Charlie Borrow
VOL.5 M.Hulot

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