2016.08.09

Food For Thought vol.2 パブと肉屋が運営するレストラン 『HILLS & SZROK』

近年ロンドンではステーキハウスが増えた。その中でもイーストロンドン地区ブロードウェイマーケットにある肉屋『HILLS & SZROK』が新オープンしたパブが併設した肉料理屋は、イギリス独特の伝統的なパブの無骨さがありながらも社交的で気軽なダイニングが楽しめる。
20160809_IMG_4535 パブを改装した風情の残る外観
20160809_IMG_4538 併設したパブ側の内装
15世紀には、普通に存在したと言われるクックショップ。食材を販売し、顧客が好めばその場で調理し、大きな卓で相席しながら召し上がる。自家製のソーセージ、ベーコンも自家薫製。丸ごと買いで全ての部位を使用し(その為に価格もリーズナブル)、最長90日間熟成させ、英国産の品種とシーズン毎の野菜を全面に推している。内装は、まさしく伝統的な英国パブとオールドスクールなチョップハウスが合体した感じ。ビールはロンドン地ビール、エールとジャーマン/チェコ発のピルスナーにショートリストされた短めなワインリストとシンプル。
20160809_IMG_4543 クックショップレストラン側の内装
20160809_IMG_4542 其々英国国内産地別に紹介される肉の種類とステーキハウスならでは塊グラム売り
20160809_IMG_4544 安定感と安心感が共存するラガーに相性抜群のブライトン産の豚チポラータ
20160809_IMG_4545 同様にブライトン産の豚リエットと紫キャベツの酢漬け
ここの主役は、あまり手を加えずに切り売りするのでは無く部位毎にシェア出来るサイズで出される『肉』。その日によりどの肉の部位がメニューにのるか?変わるらしいが、お勧めはサーロインとフィレが両方ついている『T-BONE』と骨付きリブの『COTE DE BOEUF』。それによく味付けされたミーティーなチポラータもスターターとしてはビールとの相性が抜群だ。ステーキに欠かせないチップスも中はホクホクで外はクリスピー。グリーンもフレッシュで素材の味がしっかりしていて良く味付けされている。
20160809_IMG_4553 900グラムの骨付きリブ『COTE DE BOEUF』£51
20160809_IMG_4552 圧巻900グラムの『T-BONE』£52
20160809_IMG_4548 色彩豊かな空豆、エンドウ豆、トマトと山羊のカード(凝乳)
素材の美味しさをそのままを、モットーにしているだけあり、温かみのある料理が特徴である。
素材の産地を見ながら、思いを駆け巡らせながら友人と和気藹々と食べるお勧めの場所です。

HILLS & SZROK PUBLIC HOUSE
住所:8 EAST ROAD, LONDON, N1 6AD, UK
TEL:+44 (0)207 324 7799
最寄り駅:地下鉄OLD STREET駅から徒歩5分以内
URL:http://www.hillandszrok.co.uk/
Text&Photo by Tatsuo Hino

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日野 達雄

日野達雄

英国在住歴16年のメディア/ファッションコンサルタント。
英スタイル雑誌の出身で英/日の雑誌にも寄稿をするライターでありながら、音楽、ファッション、フード、写真と様々なジャンルでのコンサルティング業務に携わる。

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