2016.10.11

Food For Thought vol.4 朝から夜まで、安定感のあるフードとお酒が楽しめる新社交場 『SPIRITLAND LONDON』

20161011_inside 最高峰のLiving Voice社によりビススポークで作られたサウンドシステムを搭載した内装

イギリス人は個性が強いというよりは 、自分の個を宝に掘り下げる職人肌の人が多いと思う。今回紹介する場所は、まさしくそれを体現化し、今年9月にオープンしたスペース。ミュージックを主役にした社交場という表現が最も適しているだろう。コマーシャルラジオが台頭をする中、世界中の様々なジャンルのミュージックを、最高峰のビスポークで作られたサウンドシステムで聴きながら、日中はカフェとして夜はバーとして大人の遊び場を提供する新感覚なジョイント。

『SPIRITLAND SOUND STUDIO』というスタジオを構内にかまえ、音楽をラジオストリーミングし世界へ配信する。そんな楽しい空間とコンセプトを考えたのは、ポールノーブル氏(元Monocle Radio/BBC Radio)、パトリッククレイトンマローン氏とドミニックレイク氏(レストランCanteen, Merchant Tavern)の3人組。DJやプロデューサーにスロットを提供し、定期的にDJセットや、トークセッションを行い、近々には音楽書籍、オーディオシステム、オーディオ機材、レコードなどプロの眼で選んだ£30〜£3000と幅広いスペックの商品をセレクトし、販売していく予定。

このスペースのレストランは、CANTEENのチームが裏方をしている。CANTEENと言えば、ブリティッシュに焦点を当てた『昔のお婆ちゃんの味』をモダンにサーブする安定感のあるブリティッシュジョイント。スピタフィールドとロイヤルフェスティバルホールに拠をかまえ、幅広い年齢層の顧客に愛されているカンティーンである。自費出版の『GREAT BRITISH FOOD』もイギリスの伝統的な食べ物をよりモダンにアップデートしたレシピブックである。食材のクオリティを重視したカフェスタイルのメニューと豊富なウィスキー/オーガニックワインのセレクションも特徴の一つである。

20161011_outside 名門セントラルセントマーチンズ大学校舎裏でオープン
20161011_orner オーナーの一人ポール氏。KUZUA社のハイスペックターンテーベル
20161011_food1 強い珈琲とシーズンを大事にした食材が売り
20161011_food2 フレッシュフルーツサラダ、ヨーグルトと蜂蜜添え
20161011_food3 1923年設立したノルウェー人魚屋により長年変わらない手法とレシピで、燻製されるスモークサーモンとスクランブルエッグ。今4代目がノースロンドンで燻製所を運営し、ミシュラン星付きのレストランも提供しているサーモン燻製所のサーモン。凄く美味しいです。
20161011_food5 ベーコンバティーとHPブラウンソース、イギリスのクラシック。
20161011_sign 店のコンセプト
20161011_wine 夜は、音楽を楽しめるワイン/ウィスキーバー
フードブログで紹介するには、あまりにもシンプルなメニューだが、空間を楽しみながら食事と会話ができる場所というだけでも、行く価値ありです。昔の陰気な雰囲気が漂うイメージを払拭しながら今急ピッチで進んでいる一大ディベロップメント地域のキングスクロスに新しい魅力的なスペースを是非体感してください。

SPIRIT LAND WHAT’S ON PAGE
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SPIRITLAND LONDON
住所: 9-10 STABLE STREET, LONDON, N1C 4AB, UK
https://www.spiritland.com
Instagram: @spiritland
Twitter: @spiritland
Text&Photo by Tatsuo Hino

plofile
日野 達雄

日野達雄

英国在住歴16年のメディア/ファッションコンサルタント。
英スタイル雑誌の出身で英/日の雑誌にも寄稿をするライターでありながら、音楽、ファッション、フード、写真と様々なジャンルでのコンサルティング業務に携わる。

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