2016.02.19

映画・ドラマのロケ地で感動!『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の巻

こんにちは!
ベネディクト・カ・・・、いや、
マーティン・フリ・・・、いや、
川合亮平です!(間違い方が不自然すぎ)。
20160219_main1『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』
© 2015 HartswoodFilms Ltd. A HartswoodFilms production for BBC Wales co-produced by Masterpiece. Distributed by BBC Worldwide Ltd.

本日、待望の『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』 が劇場で公開開始されました!
う〜ん。How exciting…!!!
シリーズをご覧になった方はもちろん、
まだ観てない方も、ここから入るのにはとっても良い機会だと思います。

現実を忘れて、シャーロックのミステリアスでファンタスティックな世界観に浸れますよ。

■ロケ地巡りは、観光の王道!

実は、TVドラマ・映画と英国観光は、切っても切れない仲なのです。
英国風に例えていうなら、
ベッドとブレックファストの仲、
ハムとチーズの仲、
月とスッポンの仲、(それは全然違う)

こんなデータがあります。

「英国を訪れる観光客の40%は、映画・TVのロケ地を観光プランに組み込んでいる」

40%とうのはすごいですよね!
100人いたら、40人ですよ!
10人いたら、4人ですよ!

そんなわけで、今回は『シャーロック(ホームズ)』にちなんだ、
観光のヒントをお届けします!

■とりあえずパブで一杯

20160219_main1-1外観
ロンドン中心地にある、
シャーロック・ホームズをテーマとしたパブ&レストラン、
その名も・・・、
Sherlock Holmes」!
いや〜、なかなかヒネリが聞いているネーミングですよね〜。
こんな斬新なネーミング、中々思いつかないと思います(英国風のサーカズム)
20160219_main2店内には所狭しとシャーロック・ホームズに関するグッズや写真が並べられています。
20160219_main3飲食に関しては普通のパブ&レストランなんで、一杯やるのもよし、ガッツリ食べるのもよし、です。
では、一杯ひっかけて勢いがついたところで、
次に、ホークス・ファン(だれが、福岡ヤフオクドームや)、
いや、
ホームズ・ファンの聖地に足を運んでみましょう。

チューブのベイカー・ストリート駅を降りて向かうのは、
そう、ホームズの下宿先として超有名な住所、
“ベーカーストリート221b”です。
20160219_main4現地にあるホームズのブルー・プラーク(blue plaque)
ブルー・プラーク(blue plaque)と呼ばれる、記念プレートは、
英国に点在しており、普通は、実在した有名人に捧げられるものなんです。

・・・ということは、シャーロック・ホームズって実在したんですね!!
知らなかった!

・・・・じゃなくて、関係機関の粋な計らいです。
しゃれてますよね。

日本的に例えるなら、明智小五郎の石碑か何かが、
彼の住んでいたとされる場所に置いてあるようなものです。

“ベーカーストリート221b”のこの場所は
シャーロック・ホームズ・ミュージアム」。
20160219_main5世界中からファンが押し寄せています。
僕がこの場所を最初に訪れたのは、
カンバーバッチの「シャーロック」の放送が始まる以前だったので、
人気観光地とはいえ、まだ普通に訪問できました。

しかし!
BBCの『SHERLOCK/シャーロック』の放送開始以降、
世界中からこれでもかというくらいファンが訪れるようになり、
今では“超”のつく人気観光地になっています。

行かれる方は、長蛇の列覚悟で!

※ちなみに、このミュージアムについて詳しく知りたいあなたは、僕のAllAboutの記事をご参照ください。
大人気!シャーロック・ホームズファンの聖地を体験

■ BBC『SHERLOCK/シャーロック』のロケ地へ!

20160219_main6カンバーバッチのシャーロックが住む“ベーカーストリート221b”
BBC『SHERLOCK/シャーロック』ロケ地の定番中の定番スポットといえば、
カフェSpeedy’s。

本来のベーカーストリート221bは前述の通り、ミュージアムがあり、
人通りが多く、撮影には適さないということで、
この場所が“仮のベーカーストリート221b”として、ロケ地に選ばれたという訳です。
20160219_main7店内に飾られた撮影時の写真。
実は、こちらのカフェに先日潜入して、美味しいアップルパイを食べてきました。

このアップルパイがどれだけ美味しかったか詳しく知りたいあなたは、
以下の記事をご参照ください!
オーナーに、主演2人の撮影時の様子なんかもインタビューしました。
『ドラマ『シャーロック』で人気沸騰!世界で噂のカフェ

さて、BBC『SHERLOCK/シャーロック』シリーズは主に、
ロンドンとウェールズで撮影されているということです。

でも、最新作の『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は、
舞台がヴィクトリア時代ということで、

ロンドンだけではなく、
歴史のある景観が撮れる都市、Bath(バース)やBristol(ブリストル)でも
多くのシーンが撮影されたそうです。

※そうそう、僕の連載記事でも以前、Bath(バース)の見所は紹介しましたね、
美味しいBathについて知りたいあなたは、こちらの記事をご参照ください。
20160219_main8 バースの街の景観 以前の記事 『とろけるアーモンドクロワッサンを
さて、最新作の『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の中で
重要なポイントとなるお屋敷が登場するんです。

その撮影場所となったのは、Bristol(ブリストル)近郊にある、
ゴシック建築の屋敷「Tyntesfield(ティンテスフィールド)」です。
こちらは、英国内の歴史的建築物を保護する団体“ナショナル・トラスト”の施設です。

『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』観たら絶対行きたくなる!
僕まだ行った事ないんですが、観てから、ずっーと行きたいもん。

とっても雰囲気のある場所なんだろうな。
訪れて、作品を追体験してみたいわ。

■ カンバーバッチのロンドン

20160219_main9LAMDA(London Academy Of Music & Dramatic Art)の卒業生であるカンバーバッチ
『SHERLOCK/シャーロック』でカンバーバッチさんのファンになった方も、少なくないはず。
きっと。たぶん。

ファンを代表して、彼の原点を訪れてみました。

彼は、ロンドンにある英国で一番歴史のあるドラマ・スクール(演劇学校)、
LAMDA(London Academy Of Music & Dramatic Art)の出身。
先日取材で訪れて、先生方にカンバーバッチの当時の様子を伺ってきました。
20160219_main10校内で佇むリード校長。壁にはカンバーバッチ卒業パフォーマンスの写真が。
リード校長曰く、
「当時彼を教えた先生によると、彼は非常に有能な生徒だったそうです。
才能がある人は分かるものですが、彼もそういった1人だったと思います。」
とのこと。

そして、こちらは、ベネディクト氏に“ステージコンバット(武術)”を教えていたという先生。
20160219_main11非常ににこやかな方でした。
川合:彼はどんな生徒でしたか?
A:経験がすでにありましたね。でも、この学校で色々矯正した部分もありますよ。

川合:「シャーロック」はご覧になっていますか?
A:TVを持っていないんですよ(笑)でも、毎年生徒オーディションでアメリカで行きますけど、
その時に、明らかに、シャーロックがアメリカでも大人気なのは分かりますよ。

川合:「シャーロック」では格闘シーンがありましたね。そのシーンはあなたの授業が活きているんですね?
A: だといいなあ(笑)

ちなみに、LAMDAでのぼくの取材、もっとじっくり堪能したいあなたへ、
音声付きの記事は、こちらの雑誌に掲載されています!

いかがでしたでしょうか、
今回の記事は、シャーロック満載でお送りしました。

観光という切り口で観ると、『SHERLOCK/シャーロック 』は、
ロンドン(英国)をとってもスタイリッシュにアーティスティックに映像表現しているので、
そこも大きな見所だと思います。

ロンドンに行かれる前に観ると、
現地に着いて、滞在した時の感動がより高まると思いますよ。

今回は1つの作品をフィーチャーしましたが、
他のドラマ、映画でも、ロケ地に注目して観る事で、
新たな発見があり、面白いと思います。

あ、そうそう(わざとらしっ!)、

「シャーロック」の原作を忠実に漫画化した本が日本で発売されているのですが、
それのバイリンガル版(英語版)というのも大人気発売中です。

バイリンガル版には、僕が、巻末の英語解説とコラムを書かせてもらっているので、
シャーロックも楽しみながら、英語力も身につけたいあなたは、
是非チェックしてみてください!

【バイリンガル版 SHERLOCK 死を呼ぶ暗号】

では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした!


♦ 使える英会話!

★ロンドンの英語あれこれ その2 〜付加疑問文の発音〜
ロンドンの英語、特に僕自身が好きで自らも話す、
“コックニー”について紹介しています。

前回の記事では、「Tの音を発音しない」(前回の記事)
を取り上げました。

今回のテーマは、「グチャッとなる付加疑問文」

なんやそれ!?という感じだと思いますので、
ちゃんと説明いたしますと、

「付加疑問文はグチャッと省略して発話される」

ということ。
(説明が最初とあんまり変わってないような・・・)

具体的には、

This chocolate is nice, isn’t it? (このチョコ美味しいね〜)
という付加疑問文。

普通に読むと、
ディス・チョコレート・イズ・ナイス・イズン・イットゥ?
となります。

それが、庶民的なロンドン英語(コックニー)では、

最後の“イズントゥ・イットゥ”の部分が、

「イニッ」になります。

えっ!?

そう、
Isn’t itは、「イニッ」。
になるのです。

この音は、
庶民の口語表現として、めちゃくちゃよく使います。

一方、ニュースの英語や、フォーマルな場面なんかでは絶対出てきません。

そもそも、普通の会話で付加疑問文ってよく使うので、
僕の場合、「isn’t it /イニッ」は、
“I” と “Chocolate”の次くらいによく発話する英語かも。
(チョコレートの順位、どんだけ高いの)

我が家の家族間のコミュニケーション言語は英語なんですが、
子どもが小さい時、一言、二言、言葉を発しだした頃、
急に、It’s nice, isn’t it?(イッツ・ナイス・イニッ)
とか言い出して、超微笑ましかったです。

まあ、「isn’t it /イニッ」はあんまりお上品な言葉ではないので、
親としては子どもの前では、ちゃんと、「イズントゥ・イットゥ」
と発話すべきなんですけどね。常識的にはね。。。

では次回は、もし熱烈なリクエストがあれば、その3を書いてみます。
See you later!(シィー・ユー・レイア!)


Text&Photo by R.Kawai

plofile
川合 亮平

川合 亮平

東京、ときどきロンドン在住のイギリス英語通訳者・翻訳者、メディア・ジャーナリスト
AllAboutイギリスガイド
『英語』『イギリス』『コメディ』『ファミリー』をテーマに1つの枠にとらわれない活動を展開中。
BBCドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンをはじめ、歌手のエド・シーラン、英大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」の主要キャスト17名など、UK出身のミュージシャン、俳優への英語インタビュー・通訳を多数手がけている。ロンドン五輪では、五輪公認ジャーナリストとして活動
(詳しいプロフィールはコチラ

出版物
著書 「なんでやねんを英語で言えますか?」「つながる英会話」
共著 「イギリス英語を聞くThe Red Book」「イギリス英語を聞くThe Blue Book」など

関連リンク
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