海の上のバッキンガム宮殿に行ってきたよ | BRITISH MADE

2018.01.16

川合亮平、僕のUK観光道 海の上のバッキンガム宮殿に行ってきたよ

こんにちは。川合亮平です。

皆様におかれましては、どのような年末年始をお過ごしになられましたでしょうか?

ぼくはなんとインフルエンザになりまして、インフルエンザになった人が過ごしがちな、メリもハリもない、至極ぼんやりとした年末年始を過ごしました。東京で。

普段から、とかく“自分さえよければいい”、 “なんとか人生の甘い汁とされる部分だけを舐めながら生きていきたい”、と思いながら生きているので、バチが当たったんでしょうか。

インフルエンザは治りましたが、そんな性分は直りません。
でも、せめて、2018年は早寝早起きを心がけて過ごしていきます。
(自分がコントロールできる範囲の行動を確実にこなすのが、とても大切だと最近思っているので)

あなたの抱負は何ですか?

バッキンガム宮殿はパワースポット

さて、僕はこれまで英国(特にロンドン)の様々な場所を訪れる機会に恵まれています。どの場所もそれぞれに印象的なんですが、特にインパクトが大きかった場所を1つ挙げるとすると、バッキンガム宮殿になります。

バッキンガム宮殿には、オリンピック開催中の2012年に行かせてもらったんですが、宮殿内部を歩いていて、尋常ならざるポジティブなパワーをすごく感じたんですよね。
20180115_britaria1 2012年当時のバッキンガム宮殿
「あ、こういう場所をパワースポットというのかな」というのが肌感覚で分かるくらい、すごく良いエネルギーを感じました。あんな感覚は後にも先にも感じたことがありません。

そりゃ、天下のクイーンが住む場所ですからね。まあ、そういうパワー的なものが自然発生している神秘的な場所だとしても全然おかしくはないと思います。

そういう意味で、ロンドンで僕の一押しスポットの一つなんです。
ちなみに、バッキンガム宮殿は、毎年、期間限定で夏の間だけ一般公開されてます。
20180115_britaria2 昨年2017年はこういう洒落た広告をチューブで見かけました。
なかなか素敵な広告だと思いません?
みてお分かりの通り、ダブル・ミーニングになってるんです。

普通に、“Welcome To Buckingham Palace”【バッキンガム宮殿へようこそ】という風にも(もちろん)解釈できるんだけど、白抜きの文字を見ると、別の意味が浮かび上がってくるんです。
Come In【中にお入り】という。
つまり、この期間だけ、(特別に)中に入れるんだよ、という意味を強調しているんですね。

いやぁ、この広告考えた人、なかなかやりおるわい。

海の上のバッキンガム宮殿に行ってきたよ

ロンドンのバッキンガム宮殿、中に入ったことがなくても、その存在はまあ多くの人が知っていますよね。

でも、スコットランドのエディンバラに“海の上のバッキンガム宮殿”があることを知る人は、そんなに多くないんじゃないでしょうか?
20180115_britaria3 その名も、The Royal Yacht Britannia(ザ・ロイヤル・ヨット・ブリタニア)です。
20180115_britaria4 クイーンとロイヤル・ファミリーが海外遠征される際の公式船として、40年以上に渡って世界中を航海した船です。
20180115_britaria5 総移動距離は、100万マイル(160万キロ)以上。
20180115_britaria6 現在は、エディンバラの海岸にて、“人気観光アトラクション”として活躍中です。クイーンやロイヤル・ファミリーの船上での生活を、船の中に実際に入って垣間見ることができる貴重なスポット。
20180115_britaria7 実は僕、訪れる前はあんまり期待してなかったんです。でも、良い意味で期待を裏切られた!かなり面白くて、終始ガイド音声片手に、集中して見入ってしまいました。
20180115_britaria8 なにせ、“ロイヤル・ファミリーのお船”ですからね。彼らの船での生活の様子がありありと感じられる、という意味で貴重です。
20180115_britaria9 王室用ダイニングルーム。一番豪華な部屋で、各国首相・大統領などVIPを招いての食事会はこの部屋でなされました。
20180115_britaria10 イースター島から送られたモアイ像。上記部屋には、コモンウェルスの国々からの贈り物が展示してあり、それらもまた興味深い。
<豆知識>
あ、そうそう、“コモンウェルスの国々”って何のことかご存知ですか?すごく簡単にいうと、“元々イギリス領だった国々”のことです。“コモンウェルス”は、イギリスと日本での知識格差が大きい単語の一つだと思っているんですが、関連する“コモンウェルス・ゲーム”も日本ではあんまり一般的じゃないですよね?これは、いわば、コモンウェルスの国々が参加するオリンピック(みたいなの)。4年に1回開催されてます。今年2018年が開催年で、開催年はオーストラリアのゴールドコーストなんですよ。イギリスにとっては、オリンピックに負けず劣らず重要な国際スポーツ大会ですが、日本では全然知られてないですよね。だって出てないんだもん。
20180115_britaria11 フィリップ殿下とチャールズ皇太子の書斎
20180115_britaria12 ロイヤル・ファミリーの面々がくつろいだ部屋
20180115_britaria13 下士官達がリラックスする場所(さながらパブですね)
20180115_britaria14 軍楽隊(ロイヤル・マリーン)の宿舎。彼らは、警備員や料理スタッフの役割も全部兼ねており、ブリタニア号の縁の下の力持ち的存在だったようです。やりがいのある仕事だったんだろうなぁ、と深く感じ入りました。
20180115_britaria15 兵曹長たちの食堂
20180115_britaria16 ブリタニア号の中のカフェも人気。ロイヤル・ファミリーが楽しんだのと同じアフタヌーン・ティーが楽しめるんです。
20180115_britaria18-19 20180115_britaria19-20 ブリタニア号とロイヤル・ファミリーの貴重な写真の数々
20180115_britaria21 一番人気のお土産はコーギーのぬいぐるみ、だそうです。きゃわいいー。
20180115_britaria22 20180115_britaria23 ロイヤル・ファミリーにちなんだジュエリーやアルコール類も人気があるんだとか。
エディンバラに行かれたなら、ぜひついでに訪れたいおすすめの場所ですよ。中心部からタクシー北へ15分程度。Leith(リース)というエリアにあります。この辺りは、エディンバラ市内に比べて、ホテルもリーズナブルだし、美味しいレストランもたくさんあり、しかも予約が取りやすい。そういう意味でもおすすめの場所です。海沿いで、気候が良ければものすごく爽やかだしね。

<ロイヤル・ヨット・ブリタニア 関連リンク>
The Royal Yacht Britannia(http://www.royalyachtbritannia.co.uk/
Twitter: @britanniayacht
Instagram: royalyachtbritannia
Facebook: @TheRoyalYachtBRITANNIA

では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。 川合亮平でした!

♦ 使える英会話!

『つながる会話のコツ』

リズムのよい会話リアクションは、適切な質問から生まれるといっても過言ではありません。
そして、「適切な質問」とは、「相手が答えやすい質問」と言い換えることもできます。
では、「相手が答えやすい質問」とは、具体的にどのような質問でしょうか?

それは、範囲が広すぎず、狭すぎず、WH クエスチョンと、Yes / No クエスチョンの、ちょうど間のような意味合いになるクエスチョン、です。

そんなクエスチョン、あったっけ?

あるんです!

それがこちら:

■ Yes/No クエスチョン+ or …?「〜にしますか、それとも……」

例:
Do all the tour guides have the same plot to talk about or….?
(ツアーガイド全員が、同じ台本で話しているのですか、それとも‥‥)

例えばこの文を、Do all the tour guides have the same plot to talk about? で止めてしまうと、得られる答えは、基本的には、YesかNoの2択になってしまいます。

ではなく、あえて、or… とぼやかした感じで終わることで、Yes / No でも答えられるし、オープン・クエスチョンとしても答えられる、質問された相手にとって、とても答えやすい質問になるのです。

<その他の例>

Would you like some tea or …?
「紅茶にしますか、それとも……」
*紅茶以外にも選択肢がありますよ、という意味を含んでいます。

A: Do you want to eat Sushi for dinner or …?
B: Yes, Sushi sounds good but what other options we’ve got?
「夕食は寿司にする? それとも……」
「寿司いいね。でも、ほかにどんな選択肢があるの?」

実際に使ってみてね!

Text&Photo by R.Kawai

英国ファン全員集合のスペシャル・イベントを開催します。
1月27日のお昼過ぎ、ブリティッシュ・メイド青山店が日本で一番イギリスに近い場所になります。とっておきの英国情報と、英国おもしろエピソードを楽しみに、是非お越しください。
ペアでもグループでも、もちろんお一人のご参加も大歓迎。
後援:英国政府観光庁
<詳細とお申し込み>
http://everevo.com/event/42120

plofile
川合 亮平

川合 亮平

(かわいりょうへい)

通訳/翻訳者

“英語”と“英国”をキーワードに執筆・講演、取材活動を行うほか、ベネディクト・カンバーバッチ、エド・シーランなど著名人のインタビューも多い。

イギリス英語と大阪弁を話すのが特徴。

出版物
著書 「なんでやねんを英語で言えますか?」「本場のイギリス英語を聞く」「つながる英会話」

翻訳書「世界名作”ひとこと”劇場」
監修「自分つっこみクマの のんびりシンプル英会話」など

共著 「イギリス英語を聞くThe Red Book」「イギリス英語を聞くThe Blue Book」

関連リンク
公式ホームページ
AllAboutページ
ツイッター
Facebook
Youtubeチャンネル
Amazon著者ページ

川合 亮平さんの
記事一覧はこちら

RECOMMEND