2018.03.20

川合亮平、僕のUK観光道 ぼくの好きなイギリス・チェーンカフェ

こんにちは。川合亮平です。

今回は、英国で僕がよく利用するメジャーなチェーン・カフェのお店を取り上げて、僕の個人的目線での比較検討を書いてみます。完全な個人目線なので、普遍性にも一般性にも乏しい可能性が極めて高く、それゆえ何の役にも立たない可能性があります。そこんとこ、よろちくね。

インディペンデントの個性的なカフェ、そちらももちろん良いんですが、チェーンカフェはチェーンカフェで、何となく気軽さ、入りやすさがあって好きなのです。
そして、僕はカフェ仕事をすることが多いので、そうすると気兼ねなく仕事に集中できるのはチェーンカフェのような気がしてるんです。
20180320_cafe_1 ロンドンの一コマ。トラファルガー広場。

英国の街角でよくあるチェーンカフェあれこれ

□ スタバ

イギリスでも(日本と同じく)スタバは街中であればどこにでもある印象。WiFi+コンセントという、ノマドワーカー必須条件を満たしている店が多く、そういう意味で、どこにいても安心して利用できるし、どこにいてもついスタバを探してしまう。僕の妻は「スタバのコーヒーはロンドンよりも東京の方が断然美味しい」と何かにつけて主張するのですが、僕としてはまあそう言われればそうかな、という程度。たいていの場合、WiFi+コンセントが主目的ですから、僕の場合。
20180320_cafe_2 ロンドンのとあるスタバにて

□ Café Nero

調べると、本社はロンドンの会社のようです。カフェネロ。イタリアン・コーヒーをセールスポイントにしてるんだと思います。確かに、ネロはコーヒーが美味しい、というのが僕の印象。今はそんなに飲まないようにしてるんだけど、数年前、コーヒーアディクト気味だった頃は、ネロでエスプレッソをよく注文していて、とっても美味しかったと記憶してます。「やっぱ、エスプレッソはネロだぜ」と思ってました。あと、あくまで僕の個人的な印象ですが、店員さんはイタリア系の人が多いよう。それが関係しているのかしていないのか、僕の偏見かもしれませんが、ネロの接客は結構だらだらしてる。というか、いや、良い意味でですよ、なんかチェーンカフェにありがちな、お客をどんどんさばいていこうぜ!みたいな、あくせく感が一切ない(イギリスは日本に比べてそういう雰囲気そもそも少ないけど、ネロはさらにない)。でも僕は逆にそこが好きなんです。コンセントはないところが多い、けど、WiFiは確か「クラウドWiFi」という無料サービスがあったはず。
20180320_cafe_3 ネロで読書す、の図。

□ EAT.

こちらも本社がロンドンにある会社。EAT.は、他のカフェに比べて、僕は利用回数がこれまで少ない。なぜかと考えると、やっぱり僕がカフェに行く場合って、圧倒的に仕事をしに行くことが多く、その次はコーヒーを飲みに行く。だから、お店の名前がまんま“EAT.”だと、「いや、食べがメインじゃないんですよね」と無意識的に避けてるのかな?と考えたりして。そう考えると、なるほど、この前家族+親戚の子等を連れてサウスバンクに遊びに行った際、「お昼何食べよかぁ?」となって、サウスバンクセンターの下、テムズ川沿いのEAT.に“食べに”入りましたわ。ところで、サウスバンクのお店はWiFi+コンセント、両方なかったんじゃないかなぁ。まあ、食べがメインだから別にいいんだけど。
20180320_cafe_4 サウスバンクのEAT.のお店(左側)

□ COSTA Coffee

イギリスのお店。僕の印象だと、イギリスでスタバと並ぶか、もしくはそれ以上に遭遇率が高いのがコスタです(駅に入っている場合も多いし)。コスタは専用WiFiはあるけど、店によっては通じにくい場合があり、コンセントは基本的にない場合が多い印象。ぼくにとって、店員さんも結構ビジネスライクなお店で、可もなく不可もなくというのがコスタです。でも、これまでイギリスで一番利用してるカフェはコスタだと思います。なぜなら、イギリスの僕の常宿であるmother in lawのお家の近くには長らくコスタしかなかったから。家から徒歩(15分くらい)で仕事しに行けるカフェっていうとそこしかチョイスがなかった。でも昨年渡英した時、ついに(コスタと同じエリアに)WiFi+コンセント完備のスタバができてて小躍りしたんですよね。ああ、これでオレのノマドワーク安泰だぜ、と。そう思いながらそのスタバの営業時間を見ると、あろうことか、僕がよく利用する早朝と夜はフルにカヴァーされていないという現実が。僕が普段利用するコスタよりも営業時間がなぜか短い。なんてコスタ。
20180320_cafe_5 営業時間伸ばして!と思いながら撮る、の図。

□ Pret a manger

“プレタ・マンジェ”と読むそうです。僕はいつも“プレット”と言ってるけど。イギリスのチェーンカフェの中で1番の僕のお気に入りがこのプレットなのです。なぜか?それは、一つの出来事が理由になっています。
ある日、プレットに入店した時、店員さんが後ろ向いてずっと仕事をしていて、ヘルシー系の炭酸ジュースを手に持ってレジの前にいる僕の存在に全然気づいてなかったんです。まあ、普通ならExcuse meとか何とか声をかけるんだろうけど、その時はなぜか、特に急いでもなかったし、他にお客さんもいなかったから、ずっと、ぼーっと待ってたんです。そしたらそのうちにその店員さん(笑顔がキュートな女性だった)が僕が待っているのに気づいて、「あ!ごめんなさーい!」、「お詫びにそのジュースタダでいいよ」という思わぬ展開になったんです。僕は全くそういう雰囲気(待ってんからちょっとはおまけしてや〜、という雰囲気)は出していなかったし、彼女もそんな客をなだめるための方法としてプレゼントしてくれたんじゃないと思うけど(多分、もともと人がよく気前のいい性質の女性だったんだと想像します)、結果的にジュース一本得した結果となったのです。
もともと、お店のあり方がヘルシー志向のプレットは僕のお気に入りだったんだけど、その一件があってますますプレットのファンになりました。
でも、その一件があったお店にはその後もちょくちょく行くんだけど、あれ以来、彼女に会ったことはありません。もしかしたら、何か(ちょっとしたことが)あるたびにお客さんに商品をプレゼントしていて、それが店長にバレてクビになったのかも、と想像したりします。実は彼女は、“あげ魔”の女の子だったのかも。
それにしても、ジュース1本で、僕はロイヤルカスタマーになったわけだし、こういう風にいま、好意的な記事も書いているわけで、これを読んだのがきっかけでプレットにヘルシー系炭酸ジュースを飲みに行く人もいないとは限らない(ですよね?)。そう考えると、「店長さん、まあ、ええやん、ちょっとくらいさぁ。もう一回彼女のこと雇ってあげてよ、ほんまほんま。」と僕は思うわけです。
20180320_cafe_6 プレットでノマドワーク中だぜ、の図。
20180320_cafe_7 プレットの姉妹店、ヴェジタリアン専門のヴェジ・プレットもかなり良いです。
では、またアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした。

♦ 使える英会話!

『僕が好きなイギリス映画』
Nanny McPhee『ナニー・マックフィー』です。

英国でポピュラナー児童文学の映画化作品。

原作に惚れ込んだ女優エマ・トンプソンさんが主演で、確かプロデュースにも関わっていらっしゃる作品だと記憶してます。

イギリスでは良質なファミリー映画の定番ともいえる名作なんですが、
日本では意外に知られていないんじゃないかな?

映画はこれまで2本製作されていて、日本でもレンタルやストリーミングサイトで見られますよ。

1本目はコリン・ファースも主役として登場しており、素晴らしいエンタテイメント作品になってます。基本的に児童文学作品だけど、大人が見ても十分楽しめるし、ぼくなんか、もう数え切れないほど見てるけど、ラストシーンは絶対ぐっときてしまいますからね。

一般的評価としては、1作目の方が2作目に比べて随分高いです。
なるほど、確かに1作目の方が全体的にソリッドな作りの印象なんだけど、でも、僕としては3作目もとっても好きです。両方おもしろいよ。

エマ・トンプソンさんとしては続編を製作する意思も希望もあるようで、僕もそれを切に望みますが、3作目が2010年に公開になってから、今のところ続編製作のニュースは出ていません。

気になった人は是非観てみて〜。(英語もシンプルだから、字幕なしで観るのにも良いですよ)

Text&Photo by R.Kawai

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川合 亮平

川合 亮平

(かわいりょうへい)
通訳・翻訳者、などとしてフリーランスで活動中。

BBCドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンをはじめ、歌手のエド・シーラン、英大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」の主要キャスト17名など、UK出身のミュージシャン、俳優への英語インタビュー・通訳を多数手がけている。
ロンドン五輪では、五輪公認ジャーナリストとして活動

東京を拠点として、イギリスに頻繁に滞在し、現地の観光・文化・エンタメ情報を様々なメディアで発信

イギリス英語と大阪弁を話すのが特徴。

出版物
著書 「なんでやねんを英語で言えますか?」「本場のイギリス英語を聞く」「つながる英会話」
共著 「イギリス英語を聞くThe Red Book」「イギリス英語を聞くThe Blue Book」 
監修「自分つっこみクマの のんびりシンプル英会話」など

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