2015.07.15

BRAND STORY – ドレイクス「ハンドメイド・イン・ロンドン」

軽やかに変化を続けるドレイクスのストーリー



ドレイクス(Drake’s)の設立は1977年。設立者のマイケル・ドレイク氏は1946年に生まれ、まだレインコートのみを取り扱っていたアクアスキュータム社に入社します。アクセサリーと小物のデザイナーとして企画・製作に携わっていた彼は、その道の専門家として高い評価を得て、その後自身のブランドを立ち上げます。最初のコレクションでは高品質のウール、シルク、カシミアのみを使用したメンズ用のスカーフを発表、その後すぐにハンドメイドのネクタイとハンカチーフを発表して、高い評価を得ました。

2010年にドレイク氏は引退し、現在はリードデザイナーとして長年氏のもとでその哲学を学んだマイケル・ヒル氏と、香港のセレクトショップThe Armouryの設立者マーク・チョー氏によって経営されています。ドレイクスの哲学、品質、ブランドの方向性は変わることなく受け継がれ、ドレイクスは新たな発展を迎えています。










2011年に、ドレイクスは初めての小売店をロンドンの一等地メイフェアにあるクリフォード・ストリート3番地にオープンしました。かつて有名なアンティーク・アートギャラリーだったこの場所は、ボンド・ストリートやサヴィル・ロウにも近い紳士のエリアです。このショップでは、’イギリスらしさ’を大切にしながらオーセンティックになりすぎない、モダン・ブリティッシュな「ドレイクス・ルック」の世界感がそのまま表現されています。






2013年4月には、ハーバーダッシャー・ストリート3番地に本社となる新社屋を設立。奇しくもハーバーダッシャー(紳士洋品店)と名付けられたこの通りは、300年前にネクタイの生地に使われる絹織物で栄えた場所でした。土地・職人のストーリーも含めてブランドが確立されると考えるドレイクスは、今もネクタイ作りの職人が住むこの場所で「ハンドメイド・イン・ロンドン」にこだわった物づくりをしています。新社屋はオフィス、デザインスタジオ、生産工場、ショールーム、倉庫、ファクトリーショップが1つとなり、変化に柔軟に対応できる環境が整いました。










三つ巻 ハンドロール仕立て
ドレイクスのネクタイには、大剣・小剣がハンドロールで作られたものがあります。1枚1枚職人の手によって縫わるこの製法は、生地の素材感を最大限生かすために用いられます



レナディン
世界に6台しかないイタリアの1923年製の織機で作られる、「からみ織り」の生地。ネクタイ等の薄手の絹織物に用いられ、この製法ならではの独特の風合いがあります。


インバーテッド・プリーツ

ドレイクスのシャツは、2014年に傘下に加わったクリーブ・オブ・ロンドンとレイナー&スタージスという伝統的なシャツメーカーによって作られています。一部のシャツには背中に余裕を持たせる「インバーテッド・プリーツ」が用いられ、機能的な工夫がされています。









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