2017.03.11

BRITISH NOTE 23 LAVENHAM/ラベンハムの最新コレクションで、いつもとは違う春へ

ラベンハムジャケット
ラベンハムはキルティングジャケットで知られるブランドだけに秋冬シーズンのイメージが濃厚ですが、素材を春夏仕様に変更したモデルも充実していて、これからの季節においても大活躍します。今季は、メンズ・ウィメンズともにニューモデルも登場。ジャケットのみならず、バッグにも新型が生まれていて見逃せないのです。

春夏シーズンならではの素材使いに注目

中綿

ラベンハムの春夏コレクションには、秋冬シーズンとは異なる素材が使われています。表地の名称は、プレーンTC。もともとはシャツ用の生地で、混率はポリエステル65%×コットン35%。肌触りはさらっとしていて、わずかにムラ感のある色みが特徴。見た目にも清涼感を漂わせています。シワになりにくく、濡れても乾くのが速いところも魅力です。この生地にキルティングステッチで仕込まれる中綿は、秋冬シーズンの定番素材であるラブンスターに使われる中綿の量と比べて1/4に調整。春先に着るのにちょうどいい保温力を備えています。また、各所にあしらわれるコーデュロイ素材は、秋冬に使われるものよりも畝を細くしています。

女性に人気の「クランレイ」にメンズモデルが誕生


ウィメンズの秋冬の定番モデルに「クレイドン」がありますが、これを春夏仕様にアップデイトしているのが「クランレイ」。今作(写真右)では表地がプレーンTCに変わり、フロントの合わせの裾部分がラウンドカットからスクエアカットになり、中綿の量が1/4に減って、各所のコーデュロイが細い畝のものに。今季は、この「クランレイ」に待望のメンズモデル(写真左)も登場しています。ブリティッシュメイドでは、メンズ、ウィメンズのどちらにもカーキとベージュの2色をご用意。フーデッドアイテムの抜け感は欲しいけど、スウェットパーカではカジュアルすぎる。そんな時に活躍してくれて、上品なボトムスからジーンズやイージーパンツといったカジュアルボトムスまで、幅広く合わせることができます。

ブランドの代表作である「レイドン」を春夏仕様に


メンズモデルの「レイドン SS」は、秋冬シーズンのラベンハムを象徴するモデル「レイドン」の春夏バージョン。ショート丈のボックスシルエット、コーデュロイの襟、フロントのスナップボタンといった特徴を引き継ぎながら、今作では秋冬のラブンスターから春夏のプレーンTCへと素材をスイッチして、中綿の量も春夏仕様に調整し、フロントの裾部分のカッティングをラウンドからスクエアに変えて、コーデュロイの畝を細くしています。シャツジャケット感覚で薄手のニットやシャツにさらりと羽織ることができるので、春先に重宝すること間違いなしです。

ウィメンズの新型「シェランド」はトレンド感がたっぷり


ウィメンズモデルの「シェランド」はリブとジップ使いでスポーティに見せながら、身幅がゆったりとしたショート丈。ふわっと優しい雰囲気のAラインシルエットを描いています。トレンドを意識しつつ、春らしく軽快に仕上げた今季の新型です。ネックと袖口はリブ仕様で、フロントはダブルジップ。少し袖をたくし上げたり、フロントの合わせの表情に変化を付けたりして、着こなしのアレンジを楽しむことができます。裾にはコーデュロイでトリミングしたフラップ付きのポケットを配置。カーキまたはベージュのプレーンTCに対し、リブはより明るい配色に。トレンドのワイドパンツと合わせると、より今季らしい装いが完成します。

バッグは新型の2モデルに注目


この春夏シーズンに展開されるバッグもご紹介。写真左の「クルック MIP」は、ワンショルダー&トートの2WAYタイプ。開口部にはスナップボタンをあしらっています。「クルック EXL」をコンパクトにサイズ変更して、A4ファイルがすっぽりと収まる設計にした新型です。内部には、ふたつのオープンポケットを配しています。
写真左中、右中、右の3つは「ケルセール」。こちらも今季の新型です。スーパーなどで見られるプラスチックバッグがモチーフ。ボトム部のマチをなくし、サイドのマチは折りたためる仕様になっているので、使わない時は平面になります。「クルック MIP」はデニム、「ケルセール」にはラブンスターとデニムをご用意。ラブンスターは秋冬シーズンのウエアに使われるものと比較して中綿の量は少なくしています。ミリタリーキルトをあしらったデニムの場合、「クルック MIP」には中綿が入り、「ケルセール」は中綿なし。

乗馬

古くから乗馬文化が栄えてきた英国にて、馬の防寒用ブランケットから歴史をスタートさせたラベンハム。その評判が現在のブランドのアイコンであるキルティングジャケットの誕生につながりました。日本では、お花見のシーズンがもうすぐそこまで来ています。ホースライディングの伝統を背景にしたラベンハムの1着で、いつもの春とは違う大人のスタイリングを組み立てて出かけてみませんか。

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Photo by Katsunori Suzuki / 鈴木克典
Text by Kiyoto Kuniryo / 國領磨人


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