2017.11.02

ノスタルジックな温もりと共に過ごす冬。マカラスターのハンドフレームニット。

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良いニットを着た瞬間、ウールのなつかしい匂いと共に暖かさが身体を包みこむ。 きっと好みは人それぞれだけど「そうそう、こういうのだよ。」というノスタルジックに触れる機会はめっきり減った。 そこで今回ご紹介しなければならないのがスコットランド発マカラスターのハンドフレームニット。 袖を通せば、懐かしさを感じさせてくれるし、逆に新鮮に映る方もいると思う。 暖かさ、品質、コストパフォーマンス、どれを取っても真冬のインナーとしてこれ以上に強い味方はいない。 スタッフがこぞって毎年買い足す隠れた名品。 本日は惜しみ無くフィーチャーいたします。

リピーターが続出の理由は単純明確。その優しい暖かさにある。

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ニットウェアが好きでヴィンテージ、老舗、メゾンブランド、世代を問わず様々なものを試してきた。 どれも名品だったけれど、マカラスターのニットに出会ってから価値観が変わった。 まず、マカラスターのニットは暖かさが随一である。ずば抜けて暖かい。 手持ちのニットが霞んでしまうくらい、真冬は“暖かグッズ”的なアイテムも必要ないくらいの暖かさが身体を優しく包み込んでくれる。 スコットランドの厳しい環境下を物ともせず育った羊の毛、ブリティッシュウールがこの暖かさの理由だ。

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こちらのブリティッシュウール、世界生産量わずか3%と希少価値もすこぶる高い。 原毛は、弾力性に富んだプリッとした質感に、雨風を跳ね返し吸湿発散性に優れて乾きやすいといった特徴を持っている。 このことから世界中の高級カーペットに使用されることがほとんどで、洋服、とりわけニットに使用される事は少ない。わずかな生産量の中でも更に希少性が高いのだ。 しかもそのウールに使用されている糸は世界文化遺産の工場“NEW LANARK/ニュー・ラナーク”で作られているという。 挙げればキリがないほどの壮大なストーリーはこちらをぜひご一読頂ければと思う。 ただ、ここで確かに伝えたいのは、とんでもなく高い保温、機能性と品質を持っているということ。 天然のアウトドアウェアと称えてもいいくらい暖かさに長けたニットは、今じわじわと火が付いてきている。

ニットならではの風合いを感じさせる伝統のハンドフレーム製法

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マカラスターのニットは全てハンドフレームと呼ばれるイギリスの伝統ある製法で仕上げている。 職人が自らの手で編み機を操作し、テンションや編み目の詰まり方を細かく微調整しながら、時間を掛けて丁寧に編んでいる。 これがオートメーション化された大量生産品では味わえない、柔らかく自然な仕上がりとなっている秘密。 しかも手動ということは電力は不要。環境面も考えたイギリスらしい製法だ。 1点ごとに風合いや個体差が異なるのもハンドフレームならではの愛しさと魅力を感じる。ゆえに1つとしてこの世に同じものがないという意味にもなるだろう。

イギリス製でこの品質、なのにこのプライスなのは何故?

作業場となる建物近くには水車が設置されている。豊富な水源を有効活用しニットを生産している。

このクオリティでありながら気になるのは1万円台半ばというプライス。「本当に良いのだろうか?」と少し疑ってしまうと思う。 約2倍近くのプライスが英国ニットウェアの市場価格としては一般的だ。 でも安心して頂きたい。類まれな企業努力の結晶がこのプライスを実現している。 出来るだけ資源を無駄にしない生産背景、工場のすぐそばにある水源を利用した水力発電、そして密に関わってくるのは工場の人員編成だろう。 工場は職人4名、オフィス2名のわずか6名で運営している。 その中でも職人は編み上げたニットの各パーツを繋ぐリンキングと呼ばれる最終工程を手掛けている。 この工程は専用機器と、それを使用する特に高度な技術を有する為、工場で行っている。 ではニットの各パーツを編む職人はどこにいるのかというと、実は自宅で作業をしている。

20171102_topics5 職人が自宅で専用のニットマシーンを繊細に操作しながら各パーツを編み上げる。

「自宅で編む?しっかりと作られているのか?」と今だと前のり気味で気になってしまうかもしれない。 けれど聞いて頂きたい、本場のニットはマシーンとそれを扱う熟練の職人が揃えばわざわざ工場へ行かずとも作れる。 しかも作っているのは数々の工場で活躍したスコットランド出身のローカルニッター、生まれながらにしてもサラブレッドのクラフトマンなのである。 かつメーカーのお墨付き、何も言うことはない。 工場に勤める人もフルタイム勤務はほとんどなく、必要最低限の人員で工場を回している。 これはすなわち、人件費の大幅なカットに繋がっている。 それに伴う光熱費、交通費も掛からなくなる。 なにより、このような体制を取る理由には、作り手がリラックスして良い製品を生み出せるような環境づくりを配慮しているのもあるだろう。 実際に職人は育児や家事をこなしながら自由に時間を取ってこのニットを編み上げている。 両者の関係を良好に保ちながら、コストを削減し、このプライスというわけである。 ただ安いわけではなく、ポジティブな理由が背景にある。 良き作り手が良い環境にいるから生まれる純朴なニットウェアがマカラスターなのです。

ニュー・ラナークの糸は色の輝きとなって表れる

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ところでマカラスターのもう1つの魅力は色にあると思う。 「あれ?良いセーター着ているね。」とよく言われるのがその証拠。 なんの変哲も無い、ごくシンプルなデザインのニットであるのにも関わらずだ。 この「あれ?」というのが良いものであると直感的に伝わった瞬間だと思う。 ニュー・ラナーク、ブリティッシュウールの糸ならではの発色の良さ。モヘアのような光沢感を有していて、その品格は隠せない。 妥協して買うインスタントなニットウェアには到底敵わない奥深い輝きがマカラスターにはある。 そんなニットが今回最大で全12色展開。撮影前に既に完売したカラーも出てしまっているほどだ。 使いやすい色からトレンドの色まで漏れなくラインナップし、デザインはブレようのないオーセンティック。ということは着回し力にも優れている。 王道トラッドからトレンドのスタイリングにもいける。これはいよいよ覚悟を決めて数色買わないといけなくなった。

20171102_topics7 ウール90%にシルク10%のカラーネップが柔らかな印象を与えてくれる。左はメンズ、右はレディース。よく見るとレディースは裏地使いとなっている。これはネップ感をより強調する為にあえて採用したマカラスターお勧めの仕様。

20171102_topics8 こちらはウール100%の生地。上品な光沢感に編み目が際立ち、最もニットらしい表情を持っている。ちなみにこちらもレディースは裏地使いとなっている。
NAVY、ECRU、PEBBLEの3カラーに採用。

20171102_topics9 こちらもウール100%だが、実はニュー・ラナークの糸を引き裂いて組み合わせたオリジナルのMIXカラー。ニュー・ラナークと結びつきのあるマカラスターだからこそ出来る一推しのカラーリングだ。
IRIS/SKYといったスラッシュで区切られたカラーネームがこちらを採用している証。

オーセンティック×トレンドのネップ感が愛らしいハイネックニット

20171102_topics10 macalastair – High Neck Pullover Knit ¥16,200(税込)
モデル身長: 154cm 着用サイズ34 カラーLT. LIMESTONE/OCHRE

ムーブメントとはこのことを言うのでは、というくらいの勢いで当店のレディーススタッフの制服化となっているハイネックニット。 タートルネックにはないモックネック独特の絶妙な高さ。 そしてドロップショルダーにサイドスリットといったさり気ないトレンド感は様々なスタイリングと相性が良い。 これが淑女から支持される秘訣だ。なにより暖かい。 あえて裏使いした編み目はクリーンな雰囲気やカラーネップの強調など、より女性らしい見え方となるような拘りが感じられる。 個人的にはメンズでも欲しかったくらいだ。レディースの皆さま、急ぐべしです。

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ブレないデザインに光る素材の良さを堪能できるクルーネック

20171102_topics12 macalastair – Plain Sweater ¥15,120(税込)
モデル身長: 173cm 着用サイズ36 カラーRUSSET

打って変わってこちらはクルーネックニット。メンズ12色、レディースはウール100%のものを3色ご用意。 ご覧通りのシンプルなセットインスリーブのニットだがオーラが違う。 シャツに合わせやすい、ほど良い広がりのネックも好印象。 ニット偏愛主義の自分としては、こんなマフラーを巻いてサラッと1枚で街へ出かけたい。 もちろん冬は最暖のインナーとして大活躍。手持ちを全部マカラスターに取り替えてしまおうかとすら思う。

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ジャケットに負けない存在感のあるインナーとして活躍

20171102_topics14 macalastair – Plain Sweater ¥15,120(税込)
モデル身長: 173cm 着用サイズ36 カラーFOREST

この秋冬のメインとなるであろうツイードジャケットにも負けない主役感。一枚でもインナーでも様になる、とことんハイスペックなニットだ。 さらにこのカラー展開となると、おそろしいほどの振り幅と可能性を秘めていることは確か。重ねてのお勧めとなってしまうが、なにより暖かいのである。

いかがだろう。 迷っても迷わなくてもマカラスター。マカラスターがあればとりあえずこの冬は大丈夫。そんな風に信じられるニットだ。 高そうに見える服はいくらでもあるし、きっと本物は人知れず隠れているもの。 なので我々が愛する本物をお伝えしたく、今回お届けした。 1度騙されたと思って試してみて頂きたい。 きっとまた買い足したくなるくらい、手放せない逸品となるはずだ。 ぜひお見知り置きを。

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