日本でイギリスを身近に感じられる。第6回 ブリティッシュ コレクターズ マーケットをレポート! | BRITISH MADE Staff blog

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日本でイギリスを身近に感じられる。第6回 ブリティッシュ コレクターズ マーケットをレポート!

6月に入り九州地方では早くも梅雨入りとの発表が。
ここ東京 南青山でも間も無く、雨に見舞われる季節となりそうです。

そんなこれからの季節が嘘かのような晴天に恵まれた先週の第6回目 ブリティッシュ コレクターズ マーケット。日曜日の開催となりましたが今回もたくさんの方々にご来場いただき、無事開催終了いたしました!誠にありがとうございました。

当日は皆さまお楽しみいただけましたでしょうか?ともかく暑かったですね…!

今回のマーケットはテーマを“イギリス 旅の蚤の市”とし、良い意味でイギリス本国らしい雑多なマーケットを演出して、まるで旅立ったかのような感覚を堪能いただければとの思いで名付けました。ご出店者さまも多くが初出店となり、内容も新鮮かつ濃くボリュームアップしたのではないかと。なにせよこれだけイギリスを識るプロの方々が集結する空間は類まれを見ないのではないか、と毎回思います。それこそがブリティッシュ コレクターズ マーケットの唯一無二のアイデンティティなのですが、そんなニッチなイベントが6回も継続して開催できているのも皆さまのお陰です。

そんな大盛況に幕を閉じたブリティッシュ コレクターズ マーケットですがその風景を思い出すため、そして気になっていたけどたまたま都合が合わなかった、他のイベントに行っていた方に向けて、今回のスタッフブログでは開催風景を簡単にレポートいたします!(写真多めですのであらかじめご了承を!)

渡辺産業の本社となる会場ではイギリスにまるわるアンティーク、ヴィンテージといった古着・服飾雑貨屋さんを中心に展開。

先日ご紹介いたしましたヴィンテージ バブアー専門店のBritish wax-jacket marketさんから、RAW TOKYOなど様々なイベントでも出店し活躍するロンドン在住経験のあるオーナーのAngie La La Vintageさん、町田のブリティッシュヴィンテージアンセムのJolly Good Clothingさん、代々木上原・東北沢にてクロスオーバーとオリジナリティ溢れるトラッドスタイルを提案するSwallow Equipmentsさん、昨年まで吉祥寺でモッズ・スキンズの古着や雑貨のお店を展開していたYOUNG SOUL REBELSさんまで。

アンティークや雑貨店カテゴリでは東神田のアンティークボタン専門店のCO-(コー)さん、そして横浜は石川町にてこだわりの陶器などを展開されるMWL STOREさんにご出店いただきました。どちらも初のご出店!ひっそりとマーケット総合案内兼ブリティッシュメイドが展開するブリティッシュメイドツアーズのご案内も。

暑いからこそ盛り上がりそうなビールなどのアルコールドリンクはというと…。

神楽坂の小さなスコットランドと呼ばれるThe Royal Scotsmanさんにご出店いただきました。
今回はボトルアルコールのみでしたが、ぜひ実店舗がある神楽坂へ行ってみてください。徹底した品質管理のビール、熟練のパブ料理、そこにしかない味が楽しめます!

そしてさらに。

TICK TOCKさんのルイボスティーや、イギリス人オーナーであるイアンさんによるSwan & Lionさんのミートパイを展開も。以前よりご出店いただきファンの方も多いのでは?

さらに今回中庭ではロンドンでの修行経験を持つフローリストtsuki+さんが出店。

豪華に中庭をお花で彩ってくれました!ドライフラワーに加え、“lace flower socks”の花モチーフのソックスなどの販売、さらにはブーケ作りのワークショップも大盛況!あまりの盛り上がりように参加していなかったのが悔やまれるほどでした。

そして建物の周りではキッチンカーが立ち並びます。

新鮮な真鯛を使用した絶品フィッシュ&チップスを提供するFISHERMANS KITCHENさんから。

スコットランドの伝統料理であるハギスを挟んだ熱々のトースティ“マクベス”を堪能できるDEENEY’Sさんまで。

さらに今回はレモネード屋さんも初出店。当日の暑さから14時半での完売となりました…。

一方そのころ青山本店はというと…。

ご覧のようこちらも大盛況!

大行列のMornington CrescentさんとWhimsyさんのお菓子!オープンと同時にほぼ完売となるまで人の流れが止まることはありませんでした…!

そして大人気のパディントンベアのグッズ販売、さらにはZathcelsのサッチェルバッグからブリティッシュ コレクターズ マーケットでは初となる写真展!そして西荻窪からは旅の本屋さんであるのまどさんまで豪華ラインアップ。

写真家 KOOMI KIMさんとUNION MAGAZINEの編集長 HIROYUKI KUBOさんとのフリートークライブまで開催。あまりに楽しすぎて帰りがけ写真集を購入してしまいました。本当に良かったです。

恒例のグレンロイヤルの革小物作りのワークショップも。本格ブランドルレザーを用いながら自分で時間を掛けて作ったアイテムは一層愛着が湧きますね。

そしてちょっと時系列が遡りますが当日12時からはジョセフ チーニーのオーナーであるウィリアムさんと渡辺産業代表の渡辺によるフリートークライブを開催。

突然の告知にも関わらずたくさんの方々にご来場いただけ、代表の渡辺も今アニ散歩で話題かつ25年選手の“ケンゴン ⅡR”で山を登ったことがあるなど旅と靴の話を熱く語っていました。
スタッフに聞いたのですが中にはそのまま銀座店のイベントへお越しいただいた方までいたとか…有難いことです。

駆け足でご紹介いたしましたがどうでしょう?正直レポートではお伝え切れないくらいの熱量のあるイベントだと思います。
重ねてしまいますが出店者さまにおいても初となる方々が多く、豪華な面々に囲まれ運営スタッフとしても緊張感がありながら貴重な体験ができました。

この日は約1,000名の方にご来場いただきました。まだまだ小さなイベントですが、毎回開催するたびに沢山の方々にご来場、そしてご協力いただけ感謝の極みです。

今回は個人的にはバタバタとしてしまいゆっくりとできず、もっと色々と出来ることはなかったものか?など振り返りつつ、特に今後気温の高くなるシーズンはお客様への暑さ対策を次回以降より考えていきたいところです。

最後に、印象に残っている話が1つ。

DEENEY’Sさんが出店されると聞いて飲食店の方々が、休憩時に次々とホットサンドをオーダーされたとか!そのことをオーナーの方が光栄だと仰られていました。なにせ同じ食の伝道者、そして同じイギリスにルーツを持つ人たちがDEENEY’Sさん目当てにご来店され「美味しかった。」と口を揃えていたのです。嬉しくないはずがありませんよね。こうやって、お店同士が繋がる場を作り出せたのは私個人としても感無量です。

皆がハッピーになって次のムーブメントに繋がる、そんなイベントでありたいですね。
そしてご来場されたお客様にご満足いただいて「イギリスへ行こう。」、「もっと知ろう、探してみよう。」なんて興味を持ってもらえたらなによりです。

次回は秋開催予定です。
例年通りとなれば10月になりそうですので、ぜひ皆さまチェックしていてください。

それではまた会う日まで。

ありがとうございました!

ブリティッシュ コレクターズ マーケット 運営スタッフ一同