2017.03.21

川合亮平、僕のUK観光道 【保存版】イギリス旅行を計画されている方へ 〜英国最大の観光イベント2017速報レポート〜

こんにちは!川合亮平です。

3月上旬、ブライトンに行っていました。
ブラッと、ブライトンへ。
そう、イギリス南東海岸の街、ブライトン。
20170321_travel_1 イベントが開催されたブライトン海岸沿いのカンファレンス・センター『Brighton Centre』
目的は、ビーチを眺め、街をブラブラしてボーッとするため。
いや、
Explore GB(エクスプロアージービー)というイベントを取材するためです。

Explore GBは、年に1回、英国の都市で開催される、
英国政府観光庁が主催の、英国最大の観光商談イベント。

今年の開催地がブライトンだったわけです!
20170321_travel_2 ブライトンの街はExplore GB一色でした。
テーマは、“Value(価値)”と“Welcome(歓迎)”。

英国の価値と魅力を発信して、海外からの訪問を歓迎する、というのが主旨のイベント。

40カ国から400名以上のバイヤー(旅行業関係者)が参加。

参加者へのメッセージは、“Nothing beats the first hand experience”。

つまり、「直の経験に勝るもの無し!」ということで、
世界中からこれほど多くの旅行業者を招待するのは、商談もさることながら、
実際に英国の良さを感じてもらうのが目的なんですね。
(商談の後には、各国に別れて旅行ツアーが組まれているのだ)
20170321_travel_3 会場にて。絶賛商談中!この場所で、回数にして41,000回以上(!)の商談が開催されました。
—英国観光を全世界に向けて推進する国際的イベント(今年は3月2日と3日の2日間)

—昨年の開催地はリバプール、来年の開催地はニューカッスル
20170321_travel_4 会場には取り放題の“Pick N Mix” が!映画館とかである甘いお菓子の量り売りのやつです。シュガーラッシュでバンバン商談決めてください、という罠ではないでしょうか。
—現地イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランドから、430の観光関係のサプライヤーが参加。

—16カ国から、26人のメディア・ジャーナリストが参加(その1人が僕なのです)
20170321_travel_5 メディア・ルームからはブライトンの海が見渡せて何とも爽快でした

英国観光の基本データ・ニュース

以下、箇条書きでファクトをシェア!

—2016年度、英国への訪問者数が過去最高記録(訪問者数3千7百30万人)を更新。消費額は222億ポンド(約3000億円)*77%の訪問者がリピーター

—訪問者数は、2010年から25%増加

—ポンドが安い今が、イギリスへの行き時!

—英国にとって観光業は、最も成長している産業で経済効果は1270億ポンド(約17.7兆円)*観光業へのBrexitの影響は今の所特になし
20170321_travel_6 会場にはなんと、プリンス・ハリーも!(マダム・タッソーから駆けつけられたそうです)
—英国政府観光庁はSNSで“#OMGB”というキャンペーンを実施中。ハッシュタグをつけて、訪問者それぞれの英国での“グレイト”な体験を投稿してもらう、という主旨。

—2016年日本から英国への訪問者は約20万人(目的地はロンドンが70%以上、全体的な訪問目的は観光が50%弱、ビジネスが約30%、留学が約5%)

2017〜2018イギリス行く人必見!英国観光のキーポイント

さて、ここからは、2017〜2018イギリス行く予定の方へ、
現地で仕入れたとりたてネタをシェアします。

各エリアごとに、要注目トピックを挙げていきますので、
訪英の参考にしてみてください!
20170321_travel_7 開会式では有名シェフKim Woodward(キム・ウッドワード)さんが登場。ライブ・クッキングのパフォーマンス。

<ロンドン>

◯ 街をあげてのテクノロジーの祭典 London Tech Week 今年の開催は6月12〜16日
◯ Tate Modernにて過去最高の充実度の『ピカソ展』開催 2018年3月8日〜9月9日

◯ National Portrait Galleryにて過去最大級の『セザンヌ・ポートレイト展』開催 2017年10月25日〜2018年2月11日

◯ British Libraryが、史上最大規模の『ハリーポッター展』を開催 2017年10月20日〜(チケット発売は2017年4月3日〜)

ワールド・パラ・アスレチック大会 2017年7月14〜23日、世界陸上競技選手権大会 2017年8月4〜13日
「ハミルトン」「An American In Paris」「42nd Street」などなど、トニー賞などを席巻し、NYのブロードウェイで大人気を博している作品群がロンドン・ウェストエンドに続々上陸!知ってました?同じミュージカルでも、ブロードウェイに比べて、ウェストエンドでは約30%もお安くチケットを入手できるんですよ。

<イギリス全般>

◯ 北東の海岸に位置する街、Hull(ハル)が、2017年の“英国文化都市”に決定。1年を通して様々なイベントが開催。詳細ホームページ

<スコットランド>

エディンバラ・フェスティバル70周

<ウェールズ>

◯ 2017年のテーマはYear of Legends!なんと641個もあるお城訪問が熱いです。

<北アイルランド>

◯ ブリティッシュ・ツーリズム・アワードを受賞した『Causeway Coastal Route』(北部海岸沿いルートを辿る旅)が注目!

ガラ・ディナーで羽目を外して

さてさて、何か気になるアトラクションはありましたか?
あったら、是非行ってみてください!
£が安い今がホント行き時なんですから。
あなたの“行きたい気分”が盛り上がっているなら嬉しい限りです。

盛り上がる、といえば、ExploreGBのGala Dinner(祝賀ディナー)は、大いに盛り上がりました。
何せ、1000人弱の人々が一同に会する晩餐会でございます。
20170321_travel_8 テーマは「ハリーポッター」!
20170321_travel_9 まさかの歓喜サプライズとして、司会ウォリック・デイヴィス氏の登場!ハリポタ映画のフリットウィック先生をはじめ、スターウォーズシリーズにも出演しているイギリスを代表する役者さん。また、最近では、僕の敬愛するリッキー・ジャヴェイス氏とのコラボも多くて、リッキー監督・演出・脚本で、ウォリック主演のコメディードラマ『Life is too short』は最高だったな〜。
20170321_travel_10 大いに盛り上がる会場
20170321_travel_11 ハリポタ映画シリーズで、ワンド・コリオグラファー(杖の演技指導)だった方が登場して、デモンストレーション。僕は写真撮るふりして参加しなかったけどね。こういうのちょっと恥ずかしがりなタイプ(やかましい)。
20170321_travel_12 映画「ハリーポッターと秘密の部屋」で実際に登場した大蜘蛛“アラゴグ”も展示されてました。ロンドンの『ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター』から借りてきた品らしいです。
20170321_travel_17 映画でワンド(杖)製作を担当した職人さんが製作実演をされてました。レプリカは『ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター』にて購入できます(あと、ヒースロー空港のターミナル5のショップでも)。登場人物ごとにワンドのデザインが違うから、種類はどんどん増えていて、コレクターズアイテムになっているとのこと。これ、持ったら思わず叫んでしまうでしょ、「Expelliarmus(エクスペリアーマーース)!」ってね。
20170321_travel_13 恥ずかしがりと言っときながら我慢できずはしゃぐの図
20170321_travel_14 恥ずかしがりと言っときながら我慢できずはしゃぐの図 その2
20170321_travel_15 そしてブライトンの夜はふけていくのでした。エクストラ・パトローナーム!!
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。 川合亮平でした!

♦ 使える英会話!

『マイブーム・イズ・ペーパーバックVol.4』

僕のマイブームである“ペーパーバックを読む事”に乗じて、
読んで良かった本のレビューを随時掲載していきます!

英語力アップの確実的方法は“読む事”でもありますのでね。
僕は、これはシャケ弁でした。

いや、違う、

ジャケ買いでした。

だって、見てくださいよ、この表紙。

ビッグなベンをバックに、ロンドン・アイをポップにあしらった素敵な表紙デザイン。

そして内容が、ロンドンを舞台にしたヤングアダルト向け、ライト・ミステリーときたら、もう鼻息荒く手に持ってレジに並ぶしかないでしょ。

僕自身は、ロンドンアイから徒歩5分のサウスバンク・センターに入っているFoylesという、品揃え豊富で数時間ウロウロすることも全く厭わない本屋さんで買い求めました。

本の内容は、
強気なティーンエイジャーの姉と、ユニークな弟の姉弟が、ロンドンアイで起こったある失踪事件解決にのぞむ、というもの。

テンポよく軽快に読み進められます。とっても良く出来た作品。

作者のSiobhan Dowdさんは将来を有望視されていたイギリスのヤングアダルト向け作家。残念なことに彼女はすでに亡くなっているんですが、この作品は彼女の代表作でもあります。

ロンドンアイに搭乗したついでに是非読んでほしい1冊!
おすすめですよ。
表紙は部屋のインテリアとしても抜群だし。

*ご参考まで:ロンドンアイについて書いた僕の過去記事です〜。
『ロンドン観光 下から観るか?上から観るか?』

Text&Photo by R.Kawai

plofile
川合 亮平

川合 亮平

東京、ときどきロンドン在住のイギリス英語通訳者・翻訳者、メディア・ジャーナリスト
AllAboutイギリスガイド
『英語』『イギリス』『コメディ』『ファミリー』をテーマに1つの枠にとらわれない活動を展開中。
BBCドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンをはじめ、歌手のエド・シーラン、英大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」の主要キャスト17名など、UK出身のミュージシャン、俳優への英語インタビュー・通訳を多数手がけている。ロンドン五輪では、五輪公認ジャーナリストとして活動
(詳しいプロフィールはコチラ

出版物
著書 「なんでやねんを英語で言えますか?」「つながる英会話」
共著 「イギリス英語を聞くThe Red Book」「イギリス英語を聞くThe Blue Book」など

関連リンク
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