英国タータンの中でも群を抜いた汎用性の高さから、ウェルドレッサーたちに愛され続ける「ブラックウォッチ」。とくに今年はメンズ、ウィメンズともに“欲しい”が止まらない、当たり年ともいえるラインナップが出揃いました。トラッドな薫りを楽しみつつ、この冬はあえて白と黒のモノトーンを合わせて、クリーンかつ軽やかに着こなすのが◎。最新のブラックウォッチコレクションとともに、大人にぴったりな洗練をもたらしてくれるグッドアイテムたちをお届け。
01｜大人の街着に、“柄ジャケット”という選択
カジュアルなチェックジャケットも、ブラックウォッチを纏えば一段と大人の佇まいへ。スタイリスト四方章敬さん監修のこちらは、フラップポケットや立襟など狩猟を由来としたデザインが存在感を出しつつ、クラシックな品の良さも薫らせるバランスが秀逸な一着です。シンプルに羽織っても、タイドアップで合わせても、トラッドに艶を添える上品なカジュアルさを演出します。
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02｜冬の足元に、洒脱な遊び心を添えて
〈チーニー〉の名作「ハドソン」が、アッパーに表情豊かなシボ革、ソールにビブラム社の”Vi-Lite”をまとって限定登場。英国靴らしい重厚なムードに、カジュアルなビブラムソールという新解釈が生むギャップが、洒脱な存在感を際立たせます。オールブラックで合わせやすく、冬服にちょうどいいボリューム感も魅力◎ 他にはない個性でデイリーに活躍が見込めます。
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03｜エレガントな風合いを、装いのアクセントに
マフラーよりも軽やかで、ロングシーズン使いやすい〈ジョンストンズ〉のカシミヤストール。カシミヤ100%の贅沢な肌触りと確かなあたたかさは、寒い季節にお値段以上の満足感をもたらしてくれます。普遍的に付き合える美しいカラーと上質なデザインで、ジェンダーレスに使えるのも魅力。紺やグレー、ブラウンといったベーシックカラー以外にも、赤やオレンジなどの鮮やかなカラーのニットや小物に合わせてスタイリングを楽しむのも素敵です。
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04｜静かに語る、大人のこだわりバッグ
英国ブランド〈ビリンガム〉に特別オーダーした〈ブリティッシュメイド〉限定のヘルメットバッグ。厚みのあるツイルボンディング生地にブライドルレザーをあしらった伝統的なデザインは、英国好きなら一目でそれとわかるアイコニックな佇まい。13インチのPCもすっきり収まる大容量ながら、クリーンなデザインで、仕事にプライベートに汎用性高く寄り添います。
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05｜美シルエットを作る、名品スカート再び
スコットランドブランド〈マカラスター〉が手掛けるブラックウォッチスカートは、穿くだけで自然な立体感が生まれ、着こなしにメリハリを添えてくれると評判の人気アイテム。幼く見えない絶妙なフレアシルエットは、きれいめニットにもカレッジスウェットにも好相性で、悩まずに合わせられる万能な一着です。冬のワードローブに少し変化を加えたいとき、まずはこのシルエットから楽しんでみては。
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06｜ガンジー島で愛されてきた、究極のデイリーニット
シンプルな無地のニットを選ぶなら、物語のある一枚を。イギリスとフランスの間に浮かぶガンジー島で、17世紀から作られてきた通称「ガンジーセーター」。直線的でプリミティブなフォルム、ブリティッシュウール100％の丈夫な仕立て、さりげなくあしらわれた伝統的な編柄など、現代のニットでは味わえない魅力が詰まった一枚です。インナーにBDシャツを、足元に革靴を合わせれば、品の良い大人の休日スタイルに。
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07｜単調な冬コーデを格上げする、トラディショナルチェック
シックな色合いのチェックトラウザーズは、単調になりがちな冬のワードローブに自然なアクセントを加えてくれる万能な一手。こちらは毎年生地を変えながらリリースされる人気のウィメンズアイテムですが、癖のないストレートシルエットは男性にも支持されています。今季は、風合い豊かなウール地を採用。伝統的なタータンが冬の装いにさりげない華やぎを添える、トラッド好きなら持っておいて間違いのない一本です。
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Photo by Yuya Kawajiri