最高級のカシミヤと、英国王室にも愛されてきた由緒あるタータンで彩られたストール＆マフラーが絶大な人気を誇る、スコットランドの老舗「Johnstons of Elgin（ジョンストンズ オブ エルガン）」。本記事では、ジョンストンズ オブ エルガンの2024年秋冬コレクションから、注目の新作カラーやタータンに焦点を当て、その魅力を詳しくご紹介します。
01｜ちょうどいい遊び心を叶える「イエロー」タータン
肌馴染みのよいイエローをベースにした新作のタータンチェックは、今季らしい力みのない遊び心を感じさせる配色がポイント。イエローの中でも落ち着いたトーンなので難易度も高くなく、暗色へと偏りがちな秋冬スタイリングのバランサーとなってくれそうです。タータンチェックのスタイリングでは、柄の中で使われている色を取り入れると”間違いない”と言われており、ネイビーやグレー、カーキ、白など冬のアウター定番色を考えてみても、ワードローブに鮮度をもたらす使い勝手の良さは間違いなし。大人っぽく都会的な抜け感もある柄なので、冬ならではのボリュームを生かした着こなしも好バランスで楽しめそうです。こちらの柄は大判でぜひ。
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02｜ハンサムスタイルを格上げする注目色「オリーブ」
プレーン（無地）のラインナップも毎年更新されるジョンストンズ オブ エルガン。定番のように見えても翌年には展開されず「あの時買っておけば……」となることもあるので、後悔なきようぜひご留意を。ブリティッシュメイドが今シーズン特に注目しているのが「オリーブ」。カシミヤの上質さを感じられる艶やかな発色は、冬の大人の装いを格上げしてくれる確かな存在感を放ちます。深みのあるシックなオリーブは、どんなスタイルに合わせても、カジュアルになり過ぎることなくオンオフ兼用で使えるのが魅力。特に、トレンチコートやバブアー、ツイードジャケットなど、英国トラッドな装いには合わないことの方が少なく、万能に活躍しそうです。2024AWのトレンドとしても注目される「オリーブ」は、メンズライクな辛口を選ぶのが正解。こちらは3サイズで展開があるので、お好みのスタイルをどうぞ。
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03｜メロウな新色「ロッホブルー」で大人の余裕を
「Loch Blue（ロッホブルー）」のロッホとは“スコットランドの湖”を表した言葉で、まさにスコットランドの大自然を背景に物作りを続けている同ブランドらしい新色です。まるで静かな湖面を思わせるような柔和なブルーは“ありそうでない”絶妙な着地で、シンプルでいてその存在感は抜群。肌寒い日の出勤時や、休日のカジュアルスタイルまで、さらりと巻くことで気負わない洒脱なムードをもたらしてくれます。グレイッシュな淡さのあるトーンで、日本人の肌色にも相性がよい発色なので、すでに定番ータンチェックやベーシックカラーをお持ちの方にとっても、コーディネートの幅を広げる新投入カラーとして最適な選択肢ではないでしょうか。カシミヤの上質な風合いと相まって、大人の余裕を感じさせる知的なスタイリングを叶えてくれる一枚です。
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04｜こなれ感あふれる「ブラウン×ブルー」の洒脱な色合わせ
マイルドなブラウンをベースに、凛としたブルーとネイビーを配した新作タータンチェックは、今シーズン特に男性へおすすめしたい一枚です。同ブランドが得意とする伝統的なタータンに、モダンなエッセンスを取り入れたこちらの柄は、カジュアルなムードの中にも奥ゆかしい品と愛嬌を両立させた他にはない魅力があり、コーデュロイやデニム、ニットなどの冬らしい素材にも相性抜群。特に、日照時間が短くなり寒さが本格化する時期には、明るい色を取り入れることで視覚的に冬ファッションを楽しむことも賢明な一手です。ジョンストンズ オブ エルガンのカシミヤ素材なら、何気ないカジュアルな着こなしも周囲と一歩差をつける大人の装いへと昇華させてくれます。
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■ Johnstons of Elgin（ジョンストンズ オブ エルガン）
1797年、スコットランド北東に位置するエルガンで創業したブランド「ジョンストンズ オブ エルガン」。200年以上にわたってジョンストン家とハリソン家が経営に携わり、カシミヤやビキューナ、ラムウールなど高級素材のパイオニアとして、原毛の状態から仕上げ工程までを一貫して自社工場で作り続けてきた老舗メーカーです。1840年代より続くタータンチェックは、モダンブリティッシュのスタイルアイコンとして世界中で愛され続けています。
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