ブリティッシュメイド 10周年を記念して、真摯な服作りで世の服好きから人気を呼ぶ日本の新鋭ブランド:colon(コロン)とスタイリスト 四方章敬さんのトリプルコラボレーションアイテムが新登場いたします。10周年を記念した取り組みを四方さんに相談したところ、普段から親交のある:colon(コロン)とのコラボが実現。今回はその背景と商品をご紹介します。
*9月15日(金)よりブリティッシュメイド 全店で発売
*9月15日(金)よりブリティッシュメイド 全店で発売
「1度着ると、もう1着欲しくなる服」がコンセプトのブランド
:colon(コロン)
2022年にデビューした日本の新鋭ブランド「:colon(コロン)」。快適な着心地やシルエットに、ドレスクロージングゆずりの高技術やこだわりのディテールを備えた、大人の上質なデイリーウェアとして注目されています。ブランドのメインアイテムは、パンツとシャツ。
どちらもドレスアイテムを得意とする工場と打ち合わせを繰り返し、「ドレス工場にてカジュアルなアイテムを作る面白さ」をキーワードにモノ作りを行なっています。元々、コロンのデザイナーである小峰明彦さんは数々の英国ブランドをディレクションしてきた経歴があり、以前より四方さんとも親交が深く、今回は四方さんが橋渡し役となり、トリプルコラボレショーンが実現しました。
コロンを代表する2型に英国エッセンスを加えたコラボモデル
英国的な胸元の大きなフラップポケットが特徴のブランド定番シャツ
:colon ー CSH-4
ダブルポケットシャツ(ウールギャバジン)
ブランドスタートから毎シーズン継続している定番モデル「CSH-4 ダブルポケットシャツ(ウールギャバジン)」。フラップのついた大きめのダブルポケットに、ゆとりのある身幅で、どことなくブルゾンのようなイメージに仕上げられたシャツです。
フラップ部分は、あえて脇を縫い合わせることでモノを入れても落ちづらい仕様にし、実用面を担保しました。裾のスリット脇に配された大きめのガゼットは、元々のガゼットが意図する補強(裂け防止)としての機能はもちろんのこと、他のシャツにはないアイコン的なディテールとなっています。
背面のヨーク(肩の丸みにフィットするよう、肩から背中にかけて切り替えてある部分)は真ん中で分割し、生地をバイアスに配置する「スプリットヨーク」というディテールを用いることにより、可動域を広く、着心地を良くするとともに、ビスポークシャツのようなルックスに仕上がっています。
裾の縫い代は日本屈指の技術だからこそ可能な非常に細い巻縫いという贅沢な仕様を採用しています。
プリーツにポケットが重なる仕様がアイコニックなスラックス
:colon ー CPT-1
2アウトプリーツスラックス(ウールギャバジン)
存在感のある2本のプリーツ、その外側のプリーツにポケットが重なるという仕様が特徴のスラックス(トラウザーズ)。ゆとりのあるワタリからテーパードしたシルエットは、体型を隠しつつスッキリとしたシルエットに見せてくれます。ベルト裏にはブランドロゴ入りのマーベルトを使用し、ヒップポケットは両玉縁仕様と、本格的なスラックスとしての機能を踏襲しながらも、デイリーな穿きやすさにこだわりました。
スーツなどを得意とする工場による本格的なディテールを用いながらも、デイリーに着用しやすいようカジュアルな雰囲気に仕上げています。裾はすっきりとした丈感のダブル仕上げにしており、丈詰め不要でお召しいただくことが可能です。 センタークリース入りで大人な面構えなので、カジュアルな着こなしでも品よくまとまるのが魅力です。
素材はイギリスのミリタリーで欠かせないギャバジンを四方さんがチョイス
コロンの代表モデルに四方さんが選んだ素材は「ウールギャバジン」。ウールのため、コットンよりも上質感があり、ユニフォームのような綾織のかっちりした雰囲気は残しながらも、細番手の糸を使うことで、しなやかでドレープ感のある柔らかさが特徴。ほどよい厚みなので、夏以外の3シーズン使えそうな点も魅力です。ウールの名産地、尾州で織られた生地です。
ネイビーのギャバジン素材はロイヤルネイビー(イギリス海軍)やロイヤルエアフォース(イギリス空軍)で今まで多くのアイテムで採用されてきた色、素材であり、英国ムードをプラスする上でぴったりなチョイスです。
単品でもセットアップでも使える万能性
今回は素材をどちらもネイビーのウールギャバジンに載せ替えたため、単品だけでなく、セットアップでも使えるようになっています。シャツ単体であれば上品なドレープや表情を活かしてグレースラックスやローファーと合わせたり、前を開けてジャケット代わりに活用したり、パンツ単体なら持ち前の綺麗なシルエットでオフスタイルを昇華してくれます。単品でもセットアップでも使い勝手の良い万能性を備えたアイテムです。