夏のボーナスシーズンを目前に浮き足立ってきた社内の空気。さて、それぞれこだわりのアイテムに日々身を包むスタッフ３名もボーナス後のお買い物で頭がいっぱいのようです。世間のボーナスシーズンに先駆けて、「今、欲しいモノ」をテーマに座談会を開催しました。
座談会メンバー
山田直季（27）
BRITISH MADE 横浜店スタッフ。ドメスティックブランドから英国のヘリテージブランドまで着こなす無類の着道楽。仕事でもプライベートでも足元は革靴がマスト。
鈴木一誠（30）
BRITISH MADE 丸の内店スタッフ。20代の頃は細身のテーラードスタイルを嗜好していたが、三十路を迎えるにあたり徐々にカジュアル化。店舗業務に加え、靴の修理も手がける。
ivy（28）
BRITISH MADE エディター。フリーライター / DJの顔を持ち、音楽やカルチャーの影響が色濃い着こなしが特徴。トレードマークは度なしのメガネ。
いいモノを買って、毎日使おう
ivy：おそらくみんなそれぞれ、服や靴にお金はかけてきた方だと思うんですけど……。そういえば最近10万クラスの買い物ってしていないなぁ、と。
鈴木：いいモノ買ったら、ずっと使っちゃいますからね。そんなに高頻度では買わないかもしれないです。
山田：僕もないなぁ……。特に今は春夏だから、いって7万くらいですかね。
ivy：とはいえみなさん、そろそろボーナスの時期ですよ！僕もちょっと大きめの買い物をしようと思ってましてね。ブリティッシュメイドのWEBコンテンツを作っている身として、店舗スタッフが目をつけてるもの、結構気になっているんです。鈴木さんは、今欲しいものってあります？ 革靴とか。
鈴木：僕はずっと「ケンゴン」、悩んでます。実は、チーニーをまだ持っていなくて、一足目に黒ケンゴンいいな、って狙ってて。
ivy：おお、意外。
山田：鈴木さん、よく店頭でアレ履いてますよね。チャーチの黒いプレーントゥ「シャノン」！
鈴木：そうそう。店頭で接客するとき、革靴を履くことが多いから接客用にしていたんですけど、高頻度で履いていたらそろそろグラスレザーにひびが入りそうで。休ませないとなぁ、と。
ivy：たしかに黒靴のイメージはあるけど、（鈴木さんは）細身のジャケットスタイルだから、割とボリューム感の出る「ケンゴン」とどう合わせるのかなって気になります。
鈴木：今までは休日でもタイドアップして、パンツも細いトラウザーばかり履いてましたからね。実は僕も齢を重ねるにつれて、カジュアルな服が好きになってきたんですよ。Tシャツとかデニムとか、コットンパンツとか。ワイドとまではいかないまでも、ストレートシルエットのパンツが穿きたいな、って。
ivy：なるほど。特に黒だと、印象は引き締まって見えるから、バランスがよさそう。
山田：そういえば、この前悩んでいたトートバッグ、どっち買いました？
鈴木：エンボスの黒、買いました。そうそう、トートバッグを買おうと思っていて、普通のスムースなブライドルレザーにするか、エンボス加工入りにするか悩んでいたんですよ。山田さんに相談して。
ivy：WEBの商品画像だとわかりにくいけれど、キメ細かいシボが上品さを出してくれますよね。ちょっとマットな質感になるというか。
山田：そうそう。鈴木さんと「スムースレザーだとちょっと、軽さが出るね」って話になって。トートバッグはデザイン的にやっぱりカジュアルなものだから。鈴木さんのきれいめなスタイルには、エンボスの方がバランスが取れるかな、って思って。仕事とか普段使いはもちろん、ちょっといいとこにご飯とかで持って行ってもサマになりそう。
鈴木：やっぱり、奮発したものってなるべく毎日使いたいんですよね。そうなってくると、傷が目立たない方が気兼ねなくて。その意味でもいいんです。エンボス加工って、傷が目立たないから。
ivy：毎日使えるっていう視点で言うと、元消費財メーカー総合職の僕としては「2ハンドルジップトート」とか、オフィスワーカーにはおすすめしたいですね。僕も前職時代だったら欲しかったかも。
鈴木：と、言うと？
ivy：社用PC入れて、お弁当入れて、タンブラー入れて、通勤で読む本入れて、折り畳み傘入れて、退勤後DJするときのヘッドフォン入れて……（笑）。なんやかんやいっぱい入る方がいいんですけど、それならブリーフケースよりトートバッグがいいじゃないですか。オフィスカジュアルの日にガチガチのビジネスバッグはフォーマル過ぎるし。かといって普通のトートバッグはたまにスーツを着る時、カジュアル過ぎる。それに、重要書類とか個人情報を持ち歩くようなバッグの蓋が閉まらないと怖い日もあるから。
山田：なるほど、「２ハンドルジップトート」なら全部解決しますね！きれいめカジュアルからスーツまで違和感がないし。
ivy：そうそう。靴と違って、バッグは本当に毎日使うこともあると思うから、使い勝手を妥協したくないですよね。今となっては特別なシーン以外でスーツを着ることはほとんどないけど、場合によってはそういうシーンでも使えるのは、間違いないかと。
着こなしに馴染む色×目を惹くデザイン
ivy：山田さんは、結構値が張る革靴もたくさん持っているイメージなんですよね。
山田：まぁ、僕の場合プライベートでも仕事でも、基本は毎日革靴ですからね。もっと持っている人はいくらでもいるとは思うけど。
鈴木：敢えて、夏のボーナスでもう一足買うとしたら？
山田：チーニーのラインナップから選ぶなら、『ハワード』ですかね。色はバーガンディで。
ivy：履いてそう（笑）
山田：履きたいのは、生地に立体感があるシャツとかジャケットを持ってくる時。あとは、ぺールトーンというか、淡めなカラーリングの時。足元に差し色代わり、インパクトを出したいなって時とかに持ってきたいなと思っています。
鈴木：これからの時期、明るめの色調が増えるから春夏活躍しそうですよね
山田：そうですね。春夏はやっぱり、スリッポンを履きたくなるから。秋冬メインというよりは春夏メインで履きたいかな。あとは、カントリーシューズはダイナイトソールで雨の日も履けるから、天気が読めない季節にも丁度いいですね。そういえば、ivyさん去年の冬ボーナスでカントリー系の靴買っていませんでしたっけ？
ivy：僕は、「エイボン」買いました。同じく雨でも履けるダイナイトソールで。今履くとしたらグルカショーツで裾幅にボリュームを持たせて合わせるスタイルが好きですね。それこそ、アイビールックっぽくラインソックス見せちゃったり、ブレザー羽織っちゃったり。ボリューム感がある靴って、よく考えたらこれ以外にはあまり持っていないけど。
鈴木：何色でしたっけ？
ivy：アーモンドですね。ネイビーのブレザーに蛍光オレンジのワークパンツを合わせたり、グリーンのストライプシャツにピンクのシルクタイを締めたり、色合わせでスタイリングを遊ぶことが多いから。アーモンドって本当に馴染みやすいというか。結構エグい色と合わせてもあまり違和感ないんですよ。本当に絶妙。
山田：確かに。ちょっと変化球的なものを選ぶときって色は馴染みやすいものを選びたくなりますよね。僕も今季のグレンロイヤルで出ていた『フラップトート』が気になっていて。色はシガーかな、と。
ivy：形が珍しいですよね
山田：バックルがついていたり、フラップにハンドルがついているデザインが面白いなって思いました。実はレザーバッグを持っていなくて、きれいめな印象のものが欲しいなとは思っていたんですけど……。こういうちょっと面白い形だから、普段の服に馴染む色で選ぼうと思って、シガーにしました。イメージカラーがブラウンって、よく言われるんで（笑）
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それぞれのこだわりやライフスタイルが垣間見える物欲トークを繰り広げた３名。もしかしたら近々スタッフスナップや店頭で、今回登場したアイテムを着こなすスタッフの姿が見られるかもしれません。ぜひ、ボーナスの使い道の参考にしてみてはいかがでしょう。
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