
1868年、ヴィクトリア朝時代のロンドンで創業した老舗高級傘メーカー「FOX UMBRELLAS(フォックスアンブレラ)」。美しさと実用性を兼ね備えた堅実な物作りが長く支持を受け、英国王室や名だたるセレブリティたちにファンを持つ世界的ブランドです。さて、今回はそんな英国の老舗が手掛けた名品の魅力を解説します。
高級傘は何が違う? 160年以上愛される理由
産業革命期に生まれた、現代傘の原型

〈フォックスアンブレラ〉が創業した19世紀後半は、英国の黄金期として知られるヴィクトリア朝時代であり、産業革命の真っ只中にありました。工業生産化により、実用性と再現性のあるプロダクトが数多く生まれ、現代のライフスタイルに多大な影響を与えた時代と言えるでしょう。
そんな時代に生まれた〈フォックスアンブレラ〉は、それまで貴婦人の装身具であった傘を、持ち運びできる、実用のデザインへと進化させました。世界初のスチールフレームを採用し、軽量で丈夫、そして細身の美しいシルエットの傘がまたたく間に評判となります。ここに現代における傘の原型が誕生しました。
普遍的なデザインとハンドクラフト

現在では、安価な傘が大量生産され市場に出回っていますが、160年以上にわたり〈フォックスアンブレラ〉の傘が愛されているのはなぜでしょうか。それは、現代的な工業製品の魅力と、英国に根付く職人の美学が融合していることにあります。
計算された美しいシルエットと確かな実用性は、まさにプロダクトデザインが生み出した傑作です。そして、その普遍的なデザインは職人によるハンドクラフト製造を前提としており、現在でも120以上の工程を熟練した職人たちがすべて手作業で行っています。創業当初から変わらない丁寧なモノづくりを続けているからこそ、たとえ壊れたとしても、何十年も前に買ったモデルであっても、修理して使い続けることが可能です。
「永く使う」ということを考える、一生モノの価値

テクノロジーを駆使することで生まれた、「壊れにくい傘」「軽い傘」は多数あります。その一方で、飽きないデザインと繰り返し修理できる恒久性は、老舗ならではの魅力と言えるでしょう。一生モノとしての価値を、守り続ける物作り。老舗に脈々と受け継がれる美学を是非一度、あなたの手元に置いてみては、いかがでしょう。
美しい折り畳み傘、名品「テレスコピック」

昔ながらの長傘がよく知られていますが、折り畳みタイプの「テレスコピックアンブレラ」もブランドの魅力を味わえる代表モデルです。一般的に長傘に比べ、強度が劣ること、小さくて肩やバッグが濡れてしまうことがネックとなることが多い折り畳み傘。本モデルは、そんな“弱点”を克服するため、頑丈な8本フレーム構造(10本構造のモデルも)です。広げた際の大きさも、長傘ほどではありませんが、日本の一般的な折り畳み傘(55cm前後)よりひと回り大きい58cmとゆったりしています。
取り扱いモデル一覧を見る
〈グレンロイヤル〉とのコラボレーションモデルが登場
2026年、新たに登場したのが、同じく英国生まれのレザーグッズブランド〈グレンロイヤル〉とのコラボレーションモデルです。上述の「テレスコピックアンブレラ」をベースに、〈グレンロイヤル〉を象徴するブライドルレザー製のタグが付属。英国らしいシックな大人の遊び心を感じさせる配色のバイカラーで3種展開しています。
さらに、本モデルはUV加工を施した晴雨兼用タイプです。男性でも紫外線対策として日傘利用が増加している昨今。一本持っておけば、毎日の鞄に入れておける日常使いの名品として活躍します。

限定モデルを見る
フォックスアンブレラ商品一覧へ
