
スタッフが実際に愛用している品をご紹介する連載「スタッフの偏愛品」。Vol. 11は、ひとつの愛用品と、そのまわりにある偏愛ストーリーにフォーカスします。今回は、エリアマネージャーとして奔走する、“誠実の化身”こと川島が登場。長く使い続けている〈グレンロイヤル〉のマネークリップについて語ってもらいました。
スタッフ 川島
いつかは持ちたかった、ブランドの顔

イギリスに住んでいたこともあって、普段から〈オリバー ゴールドスミス〉の眼鏡や〈モルトンブラウン〉の香水、〈ヤード・オ・レッド〉のボールペンなど、英国のクラフトマンシップを感じるものを選ぶことが多いんですよね。
中でも〈グレンロイヤル〉のマネークリップは、ブランドを代表するアイテムでもありますし、以前からいつか所有してみたいと思っていました。それに“小銭入れ付き”のマネークリップって、実はけっこう珍しいですよね。
—– どれくらい使ってますか
今で、4年くらいですね。
運動会がきたら磨く。4年目の艶
—– この艶は、最初からじゃないですよね?
はい、黒なので色の変化はありませんが、艶はいい感じに深まってきました。手入れは、クリーム&ブラッシングを年4回しています。
—– 年4回?
春夏秋冬、ですね(笑)
桜が咲いたらとか、子どもの運動会がきたらとか、なんとなく季節ごとに手入れする感じです。もともと黒のエンボスレザーなので、傷はそこまで目立ちにくいんですよね。そのぶん、艶感をきれいに保ちたいなと思っていて。大事な日や、少しドレッシーな雰囲気で持ちたい時は、アニリンクリームで艶を出したりもします。
この日の中身を、全部見せてもらいました

そうですね。カードは1ポケットに2枚入れて使っています。レシートもすぐ捨てるので、普段からだいたいこんな感じですね。あと、鍵とお守りは小銭入れの中に入れています。
—– キャッシュレス派ですか?
両方ですね。ひとりで外食となると、もうほぼ蕎麦なんですよ(笑)。昔ながらのお店はまだ「現金のみです」が結構あるので……蕎麦を推し続ける限り、現金は必要だなと思っています。
あと、長男がサッカーをやっているんですが、試合の日になると「1000円ちょうだい」が突然発生するので。そういう時のために、千円札はちゃんと入れています。
お気に入りの偏愛ポイント
その1|実は、クリップを開かなくても……

お客様から「お札が落ちませんか?」と聞かれることも多いんですが、試しに14枚挟んで振ってみても全く落ちませんでした。ちなみに、1枚でも大丈夫です。それに、もしクリップがダメになっても、1650円で交換できるんです。長く使うものだからこそ、こういう修理サポートは大切だなと感じます。
その2|“小銭入れ” の域を超えた収納力

その3|40代に馴染む、シックな佇まい

いい意味で主張しすぎないというか、ジャケットの内ポケットから出した時の雰囲気も自然なんですよね。

休日は、これとスマホだけ

長財布から替えたので、休日はこれとスマホだけでバッグを持たずに出かけられるようになりましたね。サッカーを観に行ったり、公園に行ったり。休みの日はほぼ短パンなんですけど(笑)、そんなラフな格好に、こういう渋めの財布を合わせる感じもなんとなくしっくりきています。
—– ジャケットのイメージが強いので意外でした。
今応援しているのはFC東京なんですが、もともとイギリスのカジュアルズ(サッカーから派生した70〜80年代のユースカルチャー)がすごく好きで。休みの日はわりとそんな雰囲気ですね。
あ、だから自分の中では、英国の服や小物って “かっちり合わせるもの” というより、普段着にしれっと持つのがかっこ良い、みたいなイメージがあるのかもしれません。
シンプルな使い勝手が好ましい

うーん、そうですね。使い勝手が独特でとてもシンプルなので、身の回りのものをすっきりと持ち歩きたい方にはすごく使いやすいと思います。お札も、小銭も、カードも、ワンアクションで出せるので、実はせっかちな人にもおすすめです(笑)。
逆に、現金をたくさん持ち歩きたい方や、レシートをひとまず全部入れておきたいという方には、容量的に少し向いていないかもしれません。でも、だからこそ必然的に不要なものを整理しながら使うようにもなるので、その身軽さにハマる可能性もありますよね。
ぜひ一度手にとって、自分のスタイルにピンと来るかどうか、確かめてみてほしいです。
マネークリップ(小銭入れ付)を見る
Photo by Yuya Kawajiri
