この時期の靴選び | BRITISH MADE Staff blog

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この時期の靴選び

 

ここ数年、日帰り出張から一週間程度の長期出張まで、

なにかと自店舗勤務以外の外部に足を運ぶ機会が多くなり、

出張時の問題が一つ生まれてきました。

 

それは「出張先の天気」

おそらく出張する方たちが同じように抱えている問題だと思います。

 

さすがに店頭でスニーカーを履いているわけにもいかず・・

だからといって、雨の中濡れるのがわかっていながら、

水シミや濡れた後の手入れを考えてまで、長年愛用している

ドレスシューズを履いていく勇気は私にはありません。

 

GRAFTON

 

この時期、いつ雨が降っても大丈夫なように活躍している出張靴が

「GRAFTON(グラフトン)」です。

 

チャーチの中でも、コンサルやディプロマットと同じ173ラストを使用し、

アッパーは、チャーチを代表する素材ポリッシュドバインダーカーフ。

そしてソールは厚さが1センチ程あるダブルソール。

張り出したコバが360°靴全体を1周し、無骨で重厚な風格のある1足です。

 

そしてポリッシュドバインダーカーフの最大のメリットは

「雨に負けない素材の強さと、簡単なお手入れで戻す事のできる光沢感」

 

GRAFTON

GRAFTON

 

また日頃から「ジャケパンにネクタイ」が私のスタイルですが、

「ウール素材のグレースラックス、細身のデニムパンツ、コットン素材のチノパン」等

使い回しを考えると何かと相性の良い1足です。

 

同じ173ラストのチェットウィンドと違い、羽根革の切り替えがヒールまである

デザインは、アメリカントラッドなにおいがしますが、愛用本数の多いアトキンソン

レジメンタルタイや、ドレイクスのブラックウォッチ柄などとの組み合わせは

個人的には非常に気に入っています。

 

GRAFTON

GRAFTON

 

靴のお手入れが好きな人にとっては、もしかしたら簡単に光沢感が出る為

磨き甲斐が少ない素材かもしれませんが、着用する場面を変えるとこれほど

頼もしい素材はありません。

 

長年愛用しているカーフ素材の、艶のある深い光沢感が私自身はとても好きです。

ただ愛用してみると、カーフとは違う経年変化と、カーフとは違う皺の入り方。

着用年数4年ですが、これからどう変化していくのかが楽しみな1足です。

 

大阪店 藤井