大人のショーツの着こなしとは?|Drake’s銀座店 Naka | BRITISH MADE Staff blog

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大人のショーツの着こなしとは?|Drake’s銀座店 Naka

昨年からずっと欲しいと思いながら機会を逃していたアイテムをようやく手に入れることができました。それはチノショーツです。下の写真のようなベージュのチノショーツはイタリアの某有名ブランドで持っており、どうしてもショーツはそちらで代用してしまっていたからでした。

しかし、紳士服の流行も変化し自分自身の今の気分も変化した為か、手持ちのショーツでは股上が浅く感じ、シルエットも細く、なんとなくドレイクスのスタイルには合わないと常々感じておりました。実際に着用するとドレイクスのショーツのバランスの良さを多く感じた為、皆様にもぜひお試しいただきたいと思います。

本日は今年皆様にぜひお試しいただきたいショーツとその着こなしのポイントをご案内いたしますのでぜひ最後までお付き合いください!

Drake’s –Sand Cotton Chino Shorts ¥46,200-(税込)

こちらがドレイクスのチノショーツです。股上は深く、裾幅も適度にあり、丈は膝上です。まさに大人が着用すべき綺麗なバランスでできているのではないでしょうか。グルカショーツなどもカッコ良いのですが、それらが流行っていたのは数年前です。やや誇張の強いグルカショーツも良いですが、この何気ないバランスのショーツは気軽に気負わず手持ちの洋服に合わせることができるでしょう。

 

Drake’s –Cotton Chino Shorts ¥46,200-(税込)

※左からNavy、Khaki、Sand。サイズ展開は各28、30、32、34、36インチとなります。

色バリエーションは3色となります。どれもベーシックな色合いで、好みに合わせてお選びいただくことができるはずです。このショーツはサイズレンジも広く用意しておりますので幅広い体型の方にお選びいただくことができます。人気の高いベルトループなしのトラウザーズをお持ちの方も多くいらっしゃるかと思いますが、今一度このようなベルト使いを楽しめるパンツをお持ちになってはいかがでしょうか。アジャスター付で、片側を締めると約3㎝、両側で最大約6㎝の調整が可能です。

 

この片側がフラップ付きのポケットもドレイクスらしいと思いませんか。フラップ付きですから機能面はもちろん、ミリタリーのようなワークのようなそれらのテイストを楽しむことができます。このような細かなディテールのおかげで、気負わず普段使いができる丁度良いショーツに感じる理由のように思います。

実際に、このショーツであればミリタリージャケットやワークジャケットどちらも好相性ですし、上にテーラードジャケットを羽織っても様になりますのでぜひお試しいただきたいと思います。サイズレンジも幅広いですから、女性の方にもお楽しみいただけるはずです。

さて問題は、男性のお客様の中には「ショーツはちょっと…。」という方がいらっしゃることです。そこで何点かポイントを絞って、『大人な雰囲気』で着用できるポイントを着用写真を用いてご案内させていただこうと思います。これらのポイントはドレイクスのスタイルでも言えることかと思いますし、さらに皆様がショーツを選ぶときや着用するときの参考にしていただければ幸いです。なおショーツの雰囲気やスタイリングが分かりやすくなるようにショーツ以外のスタイリングはほとんど変えておりません。

 

・タックインすべきかどうか。

 

大人な雰囲気を出すのであれば、個人的にはタックインを推奨します。しかしこれはTPOに合わせてお考えください。街中であればタックインが様になるでしょうし、夏のレジャーにはタックアウトが良いでしょう。タックインすることで、真面目な雰囲気も出すことができますし、ウエスト位置が明瞭になることでスマートな印象を与えることができるでしょう。しかし、タックインには留意すべき点がありますので次のポイントで解説していきます。

 

・ウエスト位置を意識する。

このパンツの最も気に入っているポイントがこの股上の深さです。参考までに30インチのショーツを計測しましたが約27㎝の深さです。数年前に細身のスーツスタイルが流行っていたころは23㎝や24㎝などの股上の浅いパンツが主流となっていましたが、現在はこのくらいの深さのあるものが気分です。

国内でも海外でも紳士服に精通したメーカーは深さのあるパンツの提案を行っており、この股上の深さはスタイリング全体に大きな影響を及ぼします。分かりやすいように同じパンツを使い、ウエストの高さを変えて着用した次の写真をご覧ください。

 

 

どちらのパンツのウエスト位置がお好みですか。私は断然、高い方です。実際に着用した際にウエストの高さを約2.5㎝ほど上下させて写真を撮り比べましたが、スタイリングの違いが明確になったように思います。ウエスト位置の低いスタイリングが悪いというわけではありませんが、なんとなく見慣れていると言いましょうか、少し古臭く感じるような気がします。現在の市場では30インチで股上27㎝のショーツはどれくらい存在しているのでしょうか。左写真のフォルムの作り方は、このパンツの股上の深さだからできる着こなしなのです。

ここで、最近私が個人的にルールとしているパンツのバランスの作り方を紹介します。

 

『パンツはおへその高さで履く。

最近はこの履き方が可能なパンツを購入するようにしています。必然的に股上の深さは26㎝~27㎝程度が必要となってきます。逆におへそよりも高い位置で履くと誇張が過ぎますし、27㎝を越える股上の深さのパンツをおへその高さで履くと腰履きしているように見えます。要は、股上は深ければ良いというわけでもないのです。

さらにジャケットの話をさせていただくと、おへそのすぐ上にジャケットのボタンが来るようにしています。ジャケットのボタンと言うと分かりづらいと思いますので細かくお伝えします。

例えばドレイクスで取り扱っているような段返り3つボタンのジャケットであれば第二ボタンのことです。その第二ボタンを言い換えれば、ジャケットのウエストの一番くびれた場所のことです。その一番くびれた部分であるボタンの位置がパンツのウエスト位置(おへその高さ)に重ならず、そのすぐ真上に位置するようなバランスを意識しています。そのように個人的なルールの元、フォルムを作るようにしています。

また、ドレイクスのパンツはどれもこのバランスを作ることができますのでショーツに限らず、皆様にはまず1本お試しいただきたいと思います。また、おへその高さを基準にすれば、人体のことなので誰が試そうがそこまで個人差はないのではないでしょうか。

 

・トップスにボリュームを。

 

『大人な雰囲気』でショーツを着こなすための最後の仕上げは、トップスにボリュームを持ってくることです。Tシャツだけ、シャツだけだとやや子供っぽく見えませんか。上の2枚の写真のようにスウェットやセーターを重ねたり、薄手のアウターを軽く羽織ることで大人っぽい雰囲気になると思います。ボトムスが軽い分、トップスを重めにするイメージです。シャツ1枚で着用するのであれば、肩や腰にサマーセーターなどを重ね着し少しボリュームを追加してみてください。

以上が、『大人な雰囲気』でショーツを着こなすためのポイントでした。

ここから、実際にこのショーツ3色を使ったスタイリングをご覧いただこうと思いましたが、あまりにも長くなってしまいます…。それはまた時間があれば皆様にご覧いただきたいと思いますので、本日は残念ながらここまでです。よければ実際のスタイリングは銀座店にてご案内をさせていただきますので、お近くをお通りの際はお立ち寄りください。それでは皆様、お身体にお気をつけてお過ごしください。

Drake’s銀座店 Naka

 

Drake’s 銀座店
〒104-0061
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F
TEL:03-6263-9955
Email:ginza@drakes.com
営業時間:5/21(金)現在、短縮営業(11:00~19:00)となっております。

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