
寒い冬の日に降る突然の雪やにわか雨、夏のゲリラ豪雨に、秋の長雨……。一年を通してなにかと不便なことが多い雨ですが、ことファッションにおいて特に頭を悩ませるのが、濡れてしまった革靴のケアです。東京・青山の骨董通りにて靴磨き専門店「Brift H」を主宰し、革靴の諸問題を解決するプロとして靴好きに信頼されている長谷川裕也さんに正しいケアの方法をお聞きしました。

濡れた革靴メンテナンスに欠かせない、3つのアイテム

ケア1/パーツ全体を濡らす

ケア2/新聞紙を詰める

ケア3/風通しのいい場所で、1日乾かす

乾いた後は、雨に強くなるケアを

ケア4/クリームで革に潤いを与える

ケア5/ワックスを塗るとシミの予防策にもなる

雨に負けない靴を用意しておくのが賢い選択

まずは正しい靴選び、もしもの時には正しいケア
「履き古した革靴を雨用に使っている人も多いかと思いますが、そうではなくて、雨でも履ける格好いい革靴を用意しておくと安心です。それでもゲリラ豪雨など、突然の雨にやられてしまうことがあります。そんな時には適切なケアをすることが必要。ここで解説した5段階のケアをすることで、靴の寿命は変わります。いい革靴を履くのであれば、正しい知識を身につけておいていただきたいですね」Brift H AOYAMA
東京都港区南青山6-3-11 PAN南青山204
☎︎03-3797-0373
営業時間
平日:11:00~19:00(カウンターでの靴磨きLO.18:00)
土日祝:11:00~19:00(カウンターでの靴磨きLO.18:00)
定休日:火曜日
http://brift-h.com
Text by K.Kuniryo / 國領磨人
Photo by K.Suzuki / 鈴木克典
