別注で実現!スタイリスト四方さんが考える 「一番着こなしやすいバブアー」って? | BRITISH MADE

別注で実現!スタイリスト四方さんが考える 「一番着こなしやすいバブアー」って?

2025.10.31

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬
スタイリスト四方さんとブリティッシュメイドが別注したバブアーが今季も入荷! 実は今まで完売→リストックを繰り返してきた大ヒット作で、今回で3度目の登場となります。さらにこの度は、新たに「オーバーサイズ ビデイル」も別注。再登場の「トランスポート」とあわせて2モデルで展開します。その魅力を改めて四方さんが語りつつ、今季のコーディネート例もご紹介。一足飛びに冬へと季節が進んだ今、まさに買い時です!

「合わせやすさのカギは、意外や襟元にあるんです」(四方さん)

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬

コーディネートのプロであるスタイリストの目線を活かし、“着こなしやすさ”をテーマにアレンジしているのが当別注バブアーの特徴。そのカギとなるのが、ブラウンのワックスコットンにブラックのコーデュロイ襟をセットした2トーンです。

「実はワックスコットンのジャケットって、靴の合わせが結構難しいんです。レザージャケットのように、ジャケットと靴の色みを統一しないと全体がチグハグに見えてしまう恐れがあるんですね。ですので、本来ブラウンのバブアーには茶靴を合わせるのがセオリー。とはいえ、足元が限定されるとコーディネートの幅もなかなか広がりません。そこで考えたのが、襟をブラックに切り替えるという別注。これが想像以上にうまくいきました」

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬

「襟元がブラックになるだけで、黒靴を合わせたときにも唐突感がありません。これで、足元の合わせやすさが2倍に広がったというわけです。ちょっとしたアレンジのようですが、ありそうでなかったポイントを衝けたのかなと。ありがたいことにデビューシーズンは即完売、その後の再入荷分も完売し、今季はモデルを追加してリストックすることになりました」

今季は新型の別注「オーバーサイズ ビデイル」が登場

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬

四方章敬 ブリティッシュメイド britishmade2025春夏
四方章敬 ブリティッシュメイド britishmade2025春夏
新たに別注を行なった「オーバーサイズ ビデイル」その原型は1980年に誕生しました。乗馬用ジャケットとして考案された一着で、背中に2本のスリットが入るサイドベンツ仕様と、ブルゾンとコートの中間といえるミディアムレングスが特徴。時代に合わせてシルエットを進化させ、スリムフィットが主流の時代にはコンパクトな「ビデイル SL」が人気に。こちらの「オーバーサイズ ビデイル」は今、主流のリラックスフィットにアップデートしたもので、着丈・身幅・袖幅などをゆったりめに設計しています。

そんな新定番モデルを、ブラウン×ブラックの2トーンにアレンジしたのが本作。もともとスーツからジーンズまで幅広いコーディネートにマッチするアイテムですが、その汎用性がさらに広がっています。その実例を四方さんに実演していただきましょう。

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬 アウター:【別注】オーバーサイズビデイル ¥68,200(BRITISH MADE)
ジャケット:シングルブレザー / テムズ ¥73,700(BRITISH MADE)
トップス:ドレスシャツ / ロンドン ¥19,800(BRITISH MADE)
パンツ:オフィサーパンツ / ポーツマス(フランネル) ¥36,300(BRITISH MADE)
シューズ:HUDSON/ハドソン ¥94,600(JOSEPH CHEANEY)

「王道のブレザースタイルにもマッチします」

「ネイビーブレザーにミディアムグレーのパンツ、コインローファーというベーシックスタイルに合わせてみました。もともと『オーバーサイズ ビデイル』はジャケットの裾が隠れる着丈なので、テーラードアイテムにも合わせやすいですね。この合わせなら足元は黒靴が定石ですが、通常のブラウンバブアーだと靴が浮いてしまう印象。でも、こちらの別注モデルなら襟元と足元がリンクして統一感ある着こなしに見えるんです」

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬 アウター:【別注】オーバーサイズビデイル ¥68,200(BRITISH MADE)
トップス:プルオーバーシャツ / ワイト ¥36,300(BRITISH MADE)
パンツ:オフィサーパンツ / ポーツマス(コットンドリル) ¥29,700(BRITISH MADE)

「主張あるチェック柄も、ベーシックアイテムと合わせれば馴染みます」

「大柄のチェックはコーディートが難しそうに感じるかもしれませんが、実際に着てみると意外とすんなり馴染みます。ポイントはベーシックなアイテムと合わせることで、色数を絞ってジャケットを引き立てるとまとまりやすいですね。今回はグレーウールのオフィサーパンツ『ポーツマス』を合わせて、ドレスミックスなテイストでスタイリングしました」

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大好評の別注「トランスポート」もリストック

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬

バブアーのなかでも人気No.1を誇る「トランスポート」。1990年代に誕生したモデルで、マウンテンバイクに乗る人々からインスピレーションを得て誕生しました。最大の特徴は、ブルゾン感覚で羽織れるショート丈とワイドな身幅の組み合わせ。ゆったりとした雰囲気ながらダボついて見えず、スタイルアップ効果も高いところが人気です。本来はカジュアルスタイル用ですが、近年はツイードジャケットなどを合わせ、裾をあえてチラリと覗かせるレイヤードスタイルも浸透。

ブリティッシュメイド colony clothing 四方章敬 britishmade 2025秋冬 ジャケット:【別注】トランスポート ¥59,400(BRITISH MADE)
トップス:スウェットシャツ/レスター  ¥20,900(BRITISH MADE)
パンツ:オフィサーパンツ / ポーツマス(ベルトループ付) ¥26,400(BRITISH MADE)

「ニュアンスカラーを活用してスタイリングをアップデート」

「今季的なムードで別注『トランスポート』を着るならこんな感じでしょうか。ポイントはニュアンスカラーを取り入れること。ナチュラルなオフ白のスウェットに、カーキっぽいトーンが混じったグレーパンツを合わせています。こうした微妙なトーンが馴染むのもブラウンバブアーならではの魅力といえますね。トラッドのムードを守りつつ、アップデートされたスタイリングを築けます」

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■ 四方章敬さん

「LEON」「MEN’S EX」「Men’s Precious」「THE RAKE JAPAN」など、ラグジュアリーメンズファッション誌で活躍中の四方章敬さん。イギリスの洋服に詳しいだけでなく、洋服が持つディテールとその背景を熟知、現代のファッションにまで精通するスタイリストです。

■ BRITISH MADE ORIGINAL WEAR COLLECTION

[キーワードはモダンブリティッシュ]
「イギリスにルーツを持つアイテムを現代のライフスタイルに合うよう再構築する」をテーマに、オリジナルウェアを展開。クラシックの良さを生かしつつ時代に合わせてモディファイすることで、モダンブリティッシュなアイテムを提案していきます。メンズアイテムはスタイリスト四方章敬が監修。

Instagram:@bm_britishmade_clothing

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Text by Hiromitsu Kosone / 小曽根広光

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