
いよいよ秋冬シーズンが本格化。ブリティッシュメイドで取り扱うアウターのスタッフによる着こなしをお届けします。ぜひともお買い物の参考に、ご自宅のワードローブを思い浮かべながらお楽しみください。
01|ハンティングジャケットを大人の街着に落とし込む
「チェック柄のハンティングジャケットは、古着でもよく見かけますね。今回は、私物のベイカーパンツと合わせました。所謂王道の組み合わせですが、無骨になり過ぎないようにできたらなあと」

「厚手のウールでチェック柄ということでインナーには、クリーンな無地の白シャツを。重さが中和されて本格的に冬入りする前は、他のジャケットやブレザーと同じように着るイメージです」

「ボリューム感とタフさが魅力の『エイボン』は、英国製のブローグシューズでありながらワークブーツに近い気分で履けます。悪天候や悪路でも気にせず履けるので、旅先でも重宝する一足です。私のファッションの入り口はアメリカンスタイルなので、シューレースを平紐に変えて、少しアメリカの空気感を出しています」
永田寿
BRITISH MADE 銀座店スタッフ身長:171cm
02|高発色アウターにニットとスエード靴で柔らかなニュアンスを
アウター:ヘリンボーンダッフルコート ¥110,000(GLENMORE)トップス:クルーネックニット ¥29,700(macalastair × Caledoor)
パンツ:オフィサーパンツ/ポーツマス(コットンドリル) ¥29,700(BRITISH MADE)
シューズ:デザートブーツ ¥25,300(CLARKS)
「グリーンは、知的な印象ながらも、スタイリングで目を惹く実に英国らしいムードを出してくれる色です。アウターに持ってくるときは、他の色を落ち着いたトーンでまとめれば自然に馴染んでくれます。」

「インナーに使ったローゲージニットとスエード靴の起毛感が、発色のいいアウターを中和してくれています。グリーンとブラウンは落ち着いた雰囲気にまとまるので、齢を重ねても躊躇せずにトライできる色合わせかと」

「英国製のロングダッフルというと、がっしりと硬くてタフ、重たいイメージが強い方もいらっしゃると思います。ただ、〈グレンモア〉に関して言えばそういうものとは一線を画していて、軽やかで柔らかい仕上がりです。着脱や肩回りの動きやすさもストレスフリーでリラクシングな着心地です」
川口弘樹
BRITISH MADE 本社スタッフ身長:180cm
03|別注バブアーを軽快なデニムスタイルでカジュアルに
「オーバーサイズのビデイルは、通常モデルよりもゆとりがある作りなのでこれからの季節は厚手のニットを着ると丁度よく着られます。ブリティッシュスタイルと言えば、ジャケットやスラックスと合わせたドレッシーな着こなしが王道ですが、僕はデニムと合わせたカジュアルな着こなしも好みです」
マフラー:中判プレーンストール ¥58,300(Johnstons of Elgin)
「袖口を折り返してチェック柄を見せてアクセントにできるのも、別注モデルならでは。冬場は寒くなるほどインナーのレイヤードを魅せるのが”我慢”になってしまんですけど、本モデルはアウター単体でアレンジを効かせられるので、着こなしの幅が広がります」
古内 海斗
BRITISH MADE 銀座店スタッフ身長:169cm
Photo by Yuya Kawajiri
アウター:
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