伝統的な製法、技術により靴をつくり続けるジョセフ チーニーのタッセルローファーHARRY(ハリー)。
木型にはラスト214を採用しスマートなルックス。細身のトゥで、定番のローファー「ハドソン」や「ハワード」よりも甲の高さが抑えられています。甲革のエッジ部分(足首に一番近いところ)は華麗なる曲線を描き、履き口に沿って通された革紐は見る者を惹きつけるデザイン。また、甲と同じモカシン縫いが踵の両サイドにおいても施され、ジョセフ チーニーの確かな職人技が感じられます。ソールにはレザーソールを採用してとことんシックに。
どの角度から注目されたとしても隙がない万全なローファーは、カジュアルシーンだけでなく、ビジネスシーンにおいても積極的に取り入れることができる一足です。
↓このアイテムを使った関連記事はこちら↓
・「ジョセフ チーニー」のタイムレスなローファーで、「いつもの服装」を格上げ
・ブリティッシュメイド スタッフに聞く、長く付き合うローファー選びのポイント
・「PURELY MADE IN ENGLAND」なローファーたちに注目
◆この商品の特徴
・タッセルローファー
・軽快で上品な足元を演出できるデザイン
・グッドイヤーウェルト製法
・F FITTING
・214 LAST
※モニター環境等により実際の色と異なって見えることがあります。何卒ご了承下さい。
◆ミリタリーシーンで重宝されてきたグッドイヤーウェルト製法の “ヴェルトショーン“仕様
アッパー(表革)のグレインレザーがそのままウェルトに重なっているのが分かるでしょうか。 これこそが“ヴェルトショーン”仕様です。

一般的なグッドイヤーウェルトだとアッパーがウェルトの内側に来るのに対し、このようにアッパーをウェルトの上側に縫い付ける仕様がそう呼ばれています。
ヴェルトショーンはアッパーとの隙間がなくなるため、雨水の侵入や染み込みを防ぎ、独特の存在感を放つように仕上がります。 小石や土埃、そして雨水が入りにくいミリタリーシーンで重宝されてきた仕様です。

(上画像:ライニングを釣り込み、そしてアッパーを釣り込む前の状態。この状態からウェルトにアッパーを被せてスライスしていく)
アッパーを全体に適切なテンションを掛ける為の意匠など熟練の職人技、そして専用のマシーンを必要とするため生産できる数も非常に限られる手の込んだ仕様は、まさに質実剛健さを体現した英国的ディテールの代表格。その中でもチーニーは今も尚ヴェルトショーンで作り上げることが出来る数少ないノーザンプトンのシューメーカーの1つだと言われています。
◆75年以上前に制作された歴史のある木型「LAST4436」

英国軍に提供していたこともあり、本国ではミリタリーラストとも呼ばれているラスト(木型)。日本国内展開では最も古い75年以上前に制作された歴史のあるラストです。丸くて無骨なフォルムながらもどこか愛嬌のある表情。短いノーズのラウンドトゥに広めのウィズ、やや小ぶりのヒールカップがフィット感を高めます。
◆より長くご愛用いただくために

BRITISH MADEオリジナル メンズシューツリー ¥13,200(税込)
シューツリーは、靴を大切に長くご愛用いただくための必須アイテム。愛用の靴をムレや型崩れから守ってくれる他、靴磨きの際にも入れておくと形が維持されるので磨きやすくなります。
◆プロの靴磨き職人による靴磨きの全工程を伝授

“How to 靴磨き”をテーマに、プロの靴磨き職人による靴磨きの全工程一発撮りを有料配信。シューレースを解く工程から、鏡面磨きまでノーカットでご覧いただけます。
*詳細はこちらから。
JOSEPH CHEANEY / ジョセフ チーニー
1886年、英国の高品質な靴作りの地域として有名なノーザンプトン州にて、「B.Riley社」の工場長として働いていたジョセフ・チーニーが創業したシューメーカー。
レザーカッティングから最終仕上げのポリッシングまで、靴の生産における全ての工程をノーザンプトン州の自社工場で行い、多くのシューメーカーが生産の一部を外注工場に移行している中、頑なに”Purely Made in England”を継承し続けています。
ジョセフ チーニーの靴は、創業当初より伝統的なグッドイヤーウェルト製法を採用しています。靴のアッパーとソールの間に長いベルト状のウェルト(細革)を縫い込ませるこの製法は、耐久性を高め、長く履き続ける上で欠かせないソールの交換を可能としています。
「いいものを長く大切に使い続ける」という英国のライフスタイルを体現しているブランドです。