ブリティッシュメイド渾身の別注「CAIRNGORM 3 RW」は、なぜリッジウェイソールを採用したのか | BRITISH MADE Staff blog

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ブリティッシュメイド渾身の別注「CAIRNGORM 3 RW」は、なぜリッジウェイソールを採用したのか

今日はスタッフ人気NO.1といっても過言ではない、ケンゴンについてのお話。

まだまだ知らない人もいるかと思いますが、ブリティッシュメイドが5周年を迎えるにあたり、ケンゴンにも別注をかけ特別仕様モデルを用意しました。

 

CHEANEY – CAIRNGORM 3 RW ¥76,680(税込)

別注のポイントはまず素材。アッパーにはポリッシュカーフを採用。このポリッシュカーフですが、表面を覆う樹脂のコーティングが薄く、通常のガラスレザーと比べると柔らかでしなやかな質感が特徴。

履きジワの入り方も穏やかなため、ガラスレザーともカーフとも一味違ったエイジングをしてくれます。足へのあたりも柔らかく、最初から履き易いというのも大きなメリットです。あまり磨かずとも光沢感が失われず、雨を弾くという点もまた魅力的。天候に恵まれないイギリスが生んだ、高機能なレザー。デイリーかつイージーに履きこむことができる、忙しく働く男性にとって強い味方になってくれること間違いなしです。

そしてぜひとも、おすすめしたい最大のポイント。それはソールにあります。今回、採用したリッジウェイソールはイギリスから端を発しており、1930年代ほどから登場したと言われています。畦道を意味した名を冠しており、ハードな路面状況でも対応できる高いグリップ力が特徴。レギュラーのケンゴンに採用されている、コマンドに比べると重量が軽く、横から見た際のシルエットもややドレッシーに感じられます。カントリー系のシューズに用いられることも多いですが、オンオフ兼用のシューズには非常に相性がいいソールではないでしょうか。そしてあくまで個人の感覚ですが、裏からの見た目もほどよくごつくてカッコいい。見えない部分も、気分を高めるためにはとても重要な要素です。

中央に記載されている94%の表記は、このソールが登場した際に含有されていたラバーの比率。そしてその周りにはMADE IN ENGLANDと控えめに刻まれています。英国軍に採用された、名作4436ラスト。ラスト、アッパーからソールに至るまで徹頭徹尾、全てがイギリス。マニアックさもありつつ、実用性に富んだ今回の別注モデル。スタッフの想いも詰まったこの一足をぜひ店頭でご覧になってみてください。皆さまのご来店をお待ちしております。

青山本店 栃堀

 

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