TENDER Co. | BRITISH MADE Staff blog

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TENDER Co.

皆さまこんにちは!

花粉症に悩まされている青山本店 中川です。

今シーズンよりデニムの取扱いを始めました。

 

きっとこのブログをご覧いただいている方ならご存知でしょう。

イギリスの『TENDER Co.』というブランドです。

このブランドのデザイナーはイギリスのサヴィル・ローでスーツのテーラーリング技術を学んだり、

日本のデニムの産地である岡山県でデニムの生産を学んだりと面白い経歴を持っているようです。

デザイナーはアイテムひとつひとつの歴史を熟知しており、

ディテールをひとつ取ってみても様々なストーリーを秘めているようです。

まずはそのディテールをひとつひとつご覧ください。

 

トップボタンは『TENDER Co.』のロゴを使用。

 

 

コインポケットはポケットではなく、ベルトの内側に設置。

 

ボタンフライのトップは取り外し可能なチェンジボタン仕様。

股リベも当然のように付いています。

 

 

驚きのポケットです。

通常、スレキを使用するポケットですが、より丈夫にするためにデニム生地を使用しております。

 

 

しかもポケットの裏を返すとミミが使用されていることが分かります。

ミミを使用することで更に丈夫さが増し、型崩れしずらくなります。

たったこれだけのことですが、使わなければいけない生地がより多くなってしまいます。

 

 

生地も肉厚で凹凸感があり、表面が白く毛羽立っていることがわかります。

洗いをかけた時にグッと縮み、より生地の密度が増し丈夫になるのでしょう。

今後の色落ち具合もとても期待できます。

 

脇の縫い目もしっかりミミを使用しております。

デニム好きの方ならひとつひとつのディテールに共感を覚えてくださるのではないでしょうか。

これだけのディテールが詰め込まれているからこそ、

本来デニムに求められる丈夫さが備わっているのだと思います。

次にデニムのシルエットです。

自宅で洗っていない店頭に並んでいる商品になるので

まだ縮んでいない状態です。

着用するまでは気づかなかったですが、

想像よりは奇抜なシルエットではなくどちらかと言うと

クラシックなデニムのフォルムではないでしょうか。

 

 

『TENDER Co.』では写真のようなダブルロールアップも提案しているようです。

 

ぜひ参考までに。

 

また、バックスタイルも綺麗ですね。

男性らしい武骨なシルエットですが、同時に上品さもあるかと思います。

 

 

きっと履きこめば履きこむほどに自分の身体に馴染み、

自分だけのスタイルが出来上がるのではないでしょうか。

『TENDER Co.』のデニム。

一度は試してみたい品になります。

【青山本店 中川】