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イギリスの物作りへの精神性を体現。ヴィンテージバブアー専門店がブリティッシュマーケットに出店

本日より令和ということで、どことなく落ち着かない気持ちでGWの5/1を過ごされている方もいらっしゃると思いますが、こちらのTOPICSはご覧いただけておりますでしょうか。そう、今回も発表されましたブリティッシュ コレクターズ マーケット Vol.6でございます。

今回のテーマは「イギリス 旅の蚤の市」。ヴィンテージクロージング、アンティーク、さらには写真、本屋、お花屋さん、フード、ドリングまで、専門店のジャンルも多岐にわたり、イギリス本国のマーケットさながらの気分を日本で味わえる今回第6回目となり、過去最大規模のラインアップとなりました。

さて、今回は初めて出店いただくお店を回れるだけ回ってみようという試みで、まずはこちらのお店からご紹介。

鎌倉から“British wax-jacket market”さん。ヴィンテージ バブアーのみを扱う専門店です。

アポイントメント制のみの営業で、店舗というよりは倉庫として活用している場所にて数々のヴィンテージ バブアーをご案内いただけます。最近では幡ヶ谷のPADDLERS COFFEEさんでポップアップストアを開催されていたり、目黒のKENT STOREさんではバブアー愛好家の方に向けたBabour Partyを開催したとか!(あのアニ散歩のアニキもいらっしゃったらしいです。)

驚くべきはそのヴィンテージ バブアーのストック数です。その数およそ目視150着は超えていたかと…。これらを単身で北西ヨーロッパ中心に買い付けを巡り、正真正銘個人でやられているのですから驚きを隠せません。単焦点レンズしか持ってこなかったのが悔やまれますが実際に目にすると凄いボリューム感です…。

そんな興奮冷めやらぬ中、オーナーである山岸さんにお話を伺ってみました。

ーこれだけのヴィンテージ バブアーを集めようと思ったキッカケはどういったものでしょう?

山岸さん「純粋にバブアーが好きだからですね。自分の精神性とマッチしていて、ただただ魅力的でした。」

ー精神性とはどのような部分でしょう?

「着れば着るほど格好良くなる。どんなに破れた傷も継ぎ接ぎして修繕し、愛おしく感じる。そういった長く使えるモノの側面や価値観ですね。自分はもともと物をあまり捨てたくないんですよ。大量生産の製品は確かにトレンド性はありますがそこでは決して得られない、一生付き合っていけるような強靭な耐久性を持つバブアーは、イギリスらしい物作りを体現したかのような誇りが現れています。」

ー今回のブリティッシュマーケットでおすすめのモデルはありますか?

「旅がテーマなら…個人的にはゲームフェアですね。例えばフロントの丸みを帯びた2つのフラップポケットなど皆さんが思い浮かべる今のバブアーを象徴するディテールが見受けられるモデルです。内側に配された大きなポケットも実用的です。旅は荷物が多いのも魅力ですが持っていく量は制限されますので、実用的なディテールを搭載したジャケットを選ぶことで感覚が研ぎ澄まるんじゃないかなと思います。好きなモデルというのもありますが、自分が旅に行くならゲームフェアを着ていきます。」

「同じように見えて年代によって細かく全然違います。アロー型のレザーパッチがピッグスキンかと思えば違ったり、YKKジップの形状といった付属やシルエットまで異なります。中でもこの1983,84年代が好きですね。カラーリング、グリーンというか深みどり色というか…そして襟の大きさ、気持ち長めの着丈といったシルエットなど、2つ目のロイヤルワラントを授かったエレガントさがデザインとしてそれらに現れたこの年代のものに惹かれます。」

ーちなみにどれもコンディションが良いのは何か理由が?

「デッドストックや使用感の少ないものを揃えるようにしています。バイイング目線というよりも、やっぱり自分で着て完成させて行きたいなと思って。例えば人が着ているうちに空いた穴はただのダメージですが、自分が登山中に引っ掛けて空いた穴は思い出です。一緒に時を重ねてこそ、真のヴィンテージバブアーになるのではと考えています。だからこそ、これからの生活を共にできるよう綺麗な状態のものを揃えています。」

ーありがとうございました!最後に今回のブリティッシュマーケットで何か一言あれば。

「思いの丈はプロフィール文に掲載しました。モデルは旅ならゲームフェア!おすすめです!ヴィンテージバブアーをお探しの際はぜひ。」

訪れた時間はそこそこあったはずなのですがヴィンテージ バブアーにまつわるあれやこれやの話が尽きず、あっという間でした。見たことのないモデルに出会えることはもちろん、予約を取ってまで行く価値のある“出会い”がそこにはあります。個人的にも試着させてもらったネイビーのゲームフェアが未だに気になります…。

すでにワードローブの整理としてアウターウェアをしまう方も多いと思われますが、一期一会の出会いがブリティッシュマーケットの会場でも待っているのではないでしょうか。余談ながら新年号がスタートしたわけですが平成をもジャンプしたスタンダードな一着を纏って、いつも通り行きたいところです。

第6回 ブリティッシュマーケット イギリス 旅の蚤の市

5月26日(日)

乞うご期待!

British wax-jacket market
要予約制
https://britishwaxjacketmarket.jp