チーニーが送る自信作!タフに実用的に履ける”シティコレクション”の良さとは? | BRITISH MADE Staff blog

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チーニーが送る自信作!タフに実用的に履ける”シティコレクション”の良さとは?

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。新元号の令和を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。世間はゴールデンウィークの真最中ですが、羽を伸ばせていますでしょうか。

もし伸ばせていないという方がいれば、ちょっとした気分転換に神社巡りをするのはいかがでしょう。青山店は渋谷、原宿からアクセスがいいので明治神宮に立ち寄ってからお店に来るのもおすすめです。パワースポットとして有名な明治神宮。そこで運気を高めてから買い物、なんていうのも良いのではないでしょうか。

その足で立ち寄って下さったお客様に是非ともおすすめしたいのは、ジョセフ チーニーのシティコレクション。(強引ですいません)

ブログでもたびたび紹介しているので知っている方も多いかと思いますが、「5万円台で買うことの出来る本格英国靴」といえばこのコレクション。(シティコレクションのTOPICSはコチラよりご覧いただけます)コストパフォーマンスが最高なだけでなく、今期に入って新モデルも登場。既存モデルのカラーバリエーションも増え、モカがラインナップに加わりました。

JOSEPH CHEANEY – LOMBARD ¥59,400(税込)

まずは新モデル、セミブローグの”LOMBARD(ロンバルド)”から。

ぱっと見た感じから伝わるのは、ブローギングが細かく繊細であるということ。自分が思うチーニーの魅力の一つは、ブローギングのバランスが良いということ。このロンバルドはまさにそれに当てはまります。

キャップトゥが好きというお客様からすると、飾りは無いほうがいいという意見も多いかと思います。ただ、そんなお客様でも手にし易い上品な雰囲気というのがこの靴の大きな魅力。目立たない控えめさ、そこもまた英国靴らしいのではないでしょうか。

マニアックな部分ですが、かんぬき止め(シャコ止め)の部分がレザーパーツによって隠されているのもポイント。紐切れを防ぐ為についているのでしょう。これがあるとクラシック感が高まる気がして、個人的にグッときています。

左から

JOSEPH CHEANEY – LIME ¥59,400(税込)

JOSEPH CHEANEY – LOMBARD ¥59,400(税込)

次はシティコレクション初の茶靴、モカについて触れていこうと思います。

英国でオンビジネスに用いられるのは基本黒とされており、茶靴はオフの靴として履くケースが圧倒的に多いそうです。それもあり、英国靴=黒のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

しかし、日本では茶靴もオンビジネスのスタイリングに合わせることができます。理由として、ジャケットパンツスタイルなどドレスカジュアルで仕事をする方も多く、黒靴ではかしこまりすぎてしまうこともあるから。グレースラックスやチノパンに黒靴ももちろんいいですが、茶靴を合わせることで良い意味でくだけた雰囲気を作ることができます。

 

モカの色味は深く、明るすぎないのでそうしたパンツとの相性が良いです。磨きを繰り返していくと透明感が出てきて、色気のある茶に育っていきます。この時に、将来的にどんな茶にしたいかイメージを持っておくと良いような気がします。茶の色を薄く、艶っぽくしたい場合はニュートラルのクリーム、茶を濃く残し無骨な雰囲気にしたい場合はやや濃いブラウンのクリームや少し黒の色を乗せてもいいかもしれません。その育てる方向性を考える楽しみも茶靴の良さ。根気良く向き合って、自分の理想へと近づければ楽しみも増します。

最後にラストについて触れていこうと思います。使用されているラストは11028となっており(写真右)、ロングノーズでラウンドしたトゥが特徴。足を入れてみると、やや甲が高く幅にも余裕を持たせていることがわかります。これは自分の主観ですが、チーニーの代表作125に比べると、土踏まずあたりのホールド感は弱めですがタイト感が無く楽に履ける印象です。普段UK8を履くことが多いのですが、11028の場合はUK7.5でちょうど良く感じます。参考になれば幸いです。

いかがでしたでしょうか。今まで英国靴に触れたことがない方も、この靴を通して革靴の良さや味わいに興味を持っていただければうれしく思います。気になった方は、ぜひ店頭で試着してみてください。皆様のご来店をお待ちしております。

 

青山本店 栃堀

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