チョアジャケット、今着こなすべきアウター| Drake’s 銀座店Nakaより | BRITISH MADE Staff blog

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チョアジャケット、今着こなすべきアウター| Drake’s 銀座店Nakaより

この秋冬からこれまでのスタイルを大きく変えてきたドレイクスですが、特に印象的なジャケットがチョアジャケット(下写真モデル着用)です。ではこれまで定番的に取り扱ってきたオーバーシャツとは何が違うのか、ドレイクスのスタイルではどのように着こなしているかについてご紹介していきたいと思います。

Drake’s – Rust Heavyweight Suede Five-Pocket Chore Jacket ¥182,600-(税込)

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—チョアジャケットとオーバーシャツの違いとは

見た目では同じように見えますが細部のディテールや生地選びを見ていくとその方向性の違いが理解できます。分かりやすい部分で言えばオーバーシャツが4ポケットに対して、チョアジャケットは5ポケットの仕様となっており、5つ目のポケットは左身頃の腰ポケットの裏側に2つ目の内ポケットとして縫われています。ポケットを増やすことでチョアジャケットは機能面においてさらに優れており、イギリス人はこのようなジャケットに手持ちのものをポケットが膨れるくらい入れて作業をしたり、出かけたりするのでしょう。

また、両者を着比べると感じるのですがオーバーシャツの方がシャツに近い雰囲気で、チョアジャケットの方がアウターらしく着崩れせずに立体的な形状をキープしています。その違いは生地選びとステッチワークにあるのではないでしょうか。チョアジャケットの生地はオーバーシャツに比べ重さと硬さのあるものが選ばれています。さらにステッチは部分によってダブルで入っており、そうすることでシームにコシが生まれ実際に着用した際も重力に負けずジャケットの形状を維持します。

この生地の丈夫さとステッチワークによって、チョアジャケットに求められるタフなアウターが出来上がっているのです。あくまでもオーバーシャツはシャツの延長ですが、チョアジャケットはハードな使用にも耐えることのできる堅牢なアウターと言えるでしょう。

 

—ではどのようにして私たちのワードローブに落とし込んでいくか

チョアジャケットは本来労働者の着るものでやはり野暮ったいイメージは必ず付いてまわります。着用写真を見ていただくとわかると思いますがドレイクスのチョアジャケットのスタイルも同様にウエストの絞りのないゆったりとしたラインに仕上がっています。そういった元々が野暮ったいデザインだからこそ、ドレイクスは目を惹く色や生地を選び現代の生活環境でもスタイリッシュに見えるジャケットに仕上げてきています。

それでは実際にこれらのジャケットをどのように私たちの生活に自然に馴染むように着まわしていくか見ていきましょう。ドレイクスの根本には『必要以上に華美ではない、より自然な雰囲気で快適に着用できること』があると思います。それを前提に見ていただけますと理解しやすいのではないでしょうか。

Drake’s – Ochre Cotton Canvas Five-Pocket Chore Jacket ¥85,800-(税込)

Drake’s – Blue Stripe Poplin Button-Down Shirt ¥26,400-(税込)

まずは皆さんが必ず一着はお持ちのジーンズとのコーディネートです。ジーンズ自体ももともとは労働着ですから、インナーはあえてオックスフォードではない、ポプリンの薄手でドレッシーな雰囲気のあるボタンダウンを合わせます。トップス、ボトムスがカジュアルなイメージですからインナーはややドレスアップした雰囲気に持っていくと良いでしょう。ブルーのストライプの印象的で爽やかな雰囲気に見えます。

Drake’s – Navy Spot Print Silk Pocket Square¥11,000-(税込)

ポケットにはシルク100%のポケットチーフを挿し、シャツ同様にドレスアップします。キャンバス地のマットな質感とポケットチーフの艶やかな光沢のミスマッチが印象的です。

Drake’s – Mid-Blue Denim Two Pocket Work Shirt ¥37,400-(税込)

Drake’s – Clifford Desert Boot Sand Suede ¥50,600-(税込)

次はボトムスをホワイトコーデュロイにしてみます。冬の白はとても贅沢で綺麗な印象ですが、足元のスエードのデザートブーツのカジュアルな質感でややドレスダウンさせバランスを取ってみます。ジャケットとパンツの色を繋ぐのはインナーの2ポケットデニムシャツ。こちらも印象的なパンツのホワイトカラーをラギットなデニムシャツで男性らしくまとめ上げます。ジャケットのイエローを引き立てるためのホワイトパンツですが、綺麗になりすぎないようシューズとシャツでバランスを取りました。

Drake’s – Green, Navy and Orange Regimental Stripe Crinkle Scarf ¥23,100-(税込)

グリーンのスカーフを身に纏ってみても新鮮に映ります。必要のない時はポケットにラフに挿しておくだけでポイントになります。

昨年秋冬のルックブックで使用されていた巻き方も試しました。その時はゆったりとしたオーバーコートの襟を立ててその周りにスカーフを巻いていましたが今回はチョアジャケットで試しました。前に垂れるスカーフがAラインに広がるようにすると綺麗に見えます。

Drake’s – Green Lambswool Roll Neck Jumper ¥45,360-(税込)

Drake’s – Charcoal Wool Flannel Trousers ¥57,200-(税込)

最後はウールのフランネルトラウザーズを合わせました。もちろんイエローのチョアにも合うのですがその際はミディアムグレー程度のやや明るめのトラウザーズを合わせると色のトーンが近くなり全体のまとまりが出てきます。今回はチャコールグレーのトラウザーズのため、スエードのミディアムブラウンあたりのジャケットを合わせました。スエードを贅沢に使用しジャケット自体にインパクトがあるため、その他はジャケットを惹き立てるためにシンプルにまとめドレイクスらしくインナーには色物を入れています。

印象的なスエードのジャケットをウールトラウザーズでドレスアップし、バランスを取っています。こういった挿し色の使い方もドレイクスのルックブックを見るととても参考になりますね。

いかがでしたでしょうか。それぞれの着こなし次第で単なる労働着を現代でも快適に着用できるようドレイクスがアップデートしたこのジャケットを皆様もぜひ手に取ってご覧ください。これまでのワークジャケットのイメージが一新されることでしょう。

Drake’s 銀座店 Naka

 

 
 
 
 
 
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Heavyweight Suede Jacket #drakes #drakesginza #ドレイクス #ringjacket

Takahiro Nakagawaさん(@naka1127)がシェアした投稿 – 2019年10月月2日午前5時40分PDT

 

 

 

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