新作スカーフコレクション!ドレイクスが実践するスカーフの楽しみ方とは?|Drake’s銀座店 Naka | BRITISH MADE Staff blog

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新作スカーフコレクション!ドレイクスが実践するスカーフの楽しみ方とは?|Drake’s銀座店 Naka

初夏から初秋にかけて提案していたドレイクスの最新ルックはスウェット生地やジャージー素材を使ったものが多く、古くからのドレイクスのファンの皆様にとってやや戸惑いを感じた方もいたのではないでしょうか。それらの提案はドレイクスにとっても大きな挑戦的な意味合いを持っていたのでしょう。私自身は十二分に楽しむことができ、今後のドレイクスの新たな未来を感じることができました。

それらの新しい提案もひと段落し、これまでのドレイクスらしい提案が戻ってまいりました。秋冬こそドレイクスの、イギリスブランドの楽しさが最大限に発揮される季節です。これらのルックを楽しみながら、新しいスカーフやバンダナの提案を見ていきましょう。

Drake’s – Patchwork Denim Cotton Two-Pocket Work Shirt¥45,320-(税込)

こちらは私が特に印象深かったイメージです。ドレイクスらしいコーデュロイの上下に、新作のパッチワークシャツを合わせパンツのポケットにはスーツと同色のスカーフを合わせています。いつものコーデュロイスーツではありますが、インナーのシャツとスカーフ使いの工夫によってとても新鮮な雰囲気に感じます。さらにモデルの雰囲気や臨場感溢れるカメラワークによってそれらのスタイリングは非常に際立っています。ちなみにこのスカーフは今年の春夏のスクエアタイプのものでややボリュームも抑えられスマートな印象ですので、お持ちのお客様はぜひこのスカーフ使いを真似してみてください!

 

今季のスカーフやバンダナの傾向

先シーズン頃からでしょうか、提案するスカーフの傾向が変化してきているように思います。大きな点で言えば、メインとして提案をするスカーフのサイズが段々と小さくなっていることです。商品リストを見てみても、これまでは下の写真の右端のような長方形のボリュームのあるスカーフが多かったのですが、チューブラータイプやバンダナタイプのデザインが増えてきたことで、これまでよりは少しすっきりとスマートなシルエットでスカーフを楽しむことができるようになったと思うのです。

上写真の他にも一部商品をご用意しておりますが、他にも数点ご用意しております。

それでは、ここから商品1点1点を紹介していきたいと思います。大きく分けてスカーフ、バンダナの括りとしてご案内していきますので良ければご覧ください。

 

新作スカーフ、バンダナのご紹介

ここでは新作のスカーフ、バンダナをご紹介いたします。すべては紹介しきれませんが、オススメの品をご覧いただきたいと思います。

Drake’s – Stripe Viscose-Silk Scarf 各色¥31,240-(税込)

ドレイクスでは定番となっているシルクとビスコースのストライプスカーフ。ややハリがありシワ感も楽しむことができるシリーズです。シルク100%の生地よりは丈夫で頻度の高い着用にも耐えることができるでしょう。グレンチェックやハウンドトゥース、ガンクラブチェックなど柄物の生地を使ったジャケットやコートにも相性が良く、気付くと手に取ってしまうようなアイテムです。

 

(右から)
Drake’s – Green Flora and Fauna Print Wool-Silk Scarf¥45,320-(税込)
Drake’s – Blue Jumbo Polka Dot Wool Scarf¥45,320-(税込)

こちらはいつものサイズ感の長方形のスタイルで、ウール特有の柔らかなハリとドレープを楽しむことのできるスカーフです。向かって右側はどうやら1970年代後半に初めてデザインした柄のようで、『Flora and Fauna』はある特定の地域の動植物のことを指します。手書きの可愛らしい動植物の柄は初めてデザインされたときからおよそ40年経った今も新鮮な感動を私たちに与えてくれます。また、向かって左のポルカドット柄はウール100%のスカーフは薄手で滑らかな質感となっており、大胆なドット柄は私たちのスタイルに自然と馴染んでくれるでしょう。

 

(右から)
Drake’s – Red Print Wool-Silk Scarf¥39,270-(税込)
Drake’s – Blue Egyptian Print Wool-Silk Scarf¥39,270-(税込)

ここ数シーズン、個人的に好みのスタイルであるチューブラータイプのものです。平面の生地一枚ではなく筒状に縫われているタイプで、実際に首に巻いてみるとややコンパクトにまとめることができるのが特徴です。左右共に1970年代後半のアーカイブのデザインで、右はガーデンプリントということで動物や植物がモチーフとなっており、左はエジプシャンプリントでやや民族調の雰囲気となっています。

 

Drake’s – Abstract Tiger Printed Wool-Silk Bandana¥25,190-(税込)

次にバンダナサイズ(約70㎝×約70㎝)です。お客様にとって初見では何の柄なのか分からないことが多いのですが、ドレイクスではよくつかわれる虎をモチーフにしたものです。おそらくモチーフは世界4大絨毯のひとつ、チベット絨毯なのだと思います。その中でも虎のモチーフは、位の高い僧侶のために作られていたようでとても伝統的な柄のひとつです。このようにドレイクスでは度々、世界の伝統的な柄をモチーフに美しい色使いでスカーフを作っているのです。

 

Drake’s – Navy ‘1977’ Archer Print Cotton Square Scarf¥19,140-(税込)

ドレイクス定番のムガール柄には馬に乗ったアーチャーが描かれています。そのアーチャーの上半身がドレイクスでは最近の新しいロゴとしてよく用いられるようになりました。弓の中に書かれた『19』、『77』はドレイクスの創業年です。淡いブルーとオレンジの配色が美しいシンプルなバンダナに仕上がっています。

 

Drake’s – Paisley Printed Wool-Silk Bandana 各色¥25,190-(税込)

こちらも細かなペイズリーが美しく、贅沢な多色使いのプリントスカーフです。柄自体もラグに用いられるペイズリーをそのままプリントしたような味わい深い雰囲気となっています。エレガントな雰囲気のあるバンダナです。

 

ドレイクスの巻き方をご紹介

スカーフの巻き方は様々ありますが、ドレイクスでは基本的に2つの巻き方を提案しています。スカーフに挑戦したいが巻き方が分からないという方もぜひこちらをご覧ください。ドレイクスらしく巻くのであれば、やはりなるべく自然体の巻き方であり、巻き方自体でスタイルを誇張をさせない方がベターでしょう。もともとドレイクスのスカーフは色使いや柄に充分個性がありますので、極力巻き方はシンプルにし脱力した雰囲気で巻いていただけるとドレイクスらしい雰囲気となります。

一つ目は、ドレイクスで最もよく使われる巻き方です。首にかけ優しく一度結び目を作るだけのシンプルな巻き方で、スカーフの先が腰辺りまで来るため縦のラインでドレイクスの柄を楽しむことができます。上の写真のように丈の長いアウターとの相性も良く、ジャケット等にもよく使われる巻き方です。どれくらいの強さで巻くかを調整するとリラックスした表情にもキチっとした表情にもどちらにも変化させることができます。

 

二つ目は、先ほどの巻き方に対してもう一周多く首に巻くことでボリュームを出す巻き方です。上写真のようにジャケットに使うことも多く、丈の短いアウターなどに合わせると好相性です。

一つ目の巻き方は縦のラインを強調しエレガントなムードを演出しやすいのに対して、二つ目の巻き方は保温性も高いためより実用的な巻き方とも言えるでしょう。どちらにしても、ドレイクスのスタイルはあまり凝った巻き方はせずに、スカーフの生地感や柄の出方を重視しながら気軽にリラックスして巻くことが重要です。

上の二つの巻き方がドレイクスでは定番的な巻き方でしたが、ここからは少し垢抜けたスカーフの使い方をご紹介いたします。

上の写真はとても無造作にスカーフを巻いており、彼女の雰囲気にもとても合っています。結び目だけを敢えて緩く巻いていますが、おそらく巻いている本人はそういったことを狙っているわけではないのでしょう。手元にあったからスカーフを首に巻いてみたというようななんとも自然体なスタイルです。どのように巻くかを計算せずに、とにかく巻いて身体が動くことで自然に結び目が緩んだような無造作で自然な表情がとても惹かれる着こなしでした。

 

ドレイクスではよく使われるスカーフの着こなしです。以前はドレイクスのスタッフもよく日本に来ていましたが、彼らは室内に入ると自然にスカーフを丸めてポケットへ無造作に入れ込んでいました。屋外ではスカーフを巻き、屋内ではスカーフをポケットにしまう。そのようなオケージョンに合わせた他人への気遣いを自然に行っている彼らの身のこなしが魅力的に感じたものです。

 

スカーフは首に巻くものという固定観念は捨て楽しんでみましょう。好みの色柄を選ぶことであなた自身の個性も表現できますし、いつものスタイルにスカーフでさり気ない味付けをすることで、一日を充実して過ごすことができるはずです。

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