なぜイギリスに惹かれるのか。私がイギリスバッグを選んだ理由。 | BRITISH MADE Staff blog

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なぜイギリスに惹かれるのか。私がイギリスバッグを選んだ理由。

とりわけイギリスのメンズ服には、それらが生まれたルーツがあります。イギリスで多くの服が生まれた理由は、特に貴族階級の人たちが紳士の嗜みとしてさまざまな趣味趣向を持っていたからだと思います。例えば、乗馬や狩猟、釣り、またはゴルフなどを含めたスポーツなど、それぞれに適した衣服が生まれています。私たちがイギリスのファッションに惹かれる理由は、ある意味それらの用途に合わせた機能美に惹かれているのではないでしょうか。


※私の地元の風景

そんなイギリス紳士と私はほど遠い存在でありますが、登山や釣り、キャンプなどのアウトドアが好きです。私の趣向にもルーツがあるようなので少しだけお話しようと思います。石川県金沢市から少し離れた田舎で生まれ育ちました。家の周りには山や川などの自然が豊富にあり、幼いころから父につれられて家の近くの小川でよく釣りを楽しんでいました。川では本当にただただ、まる一日川に糸を垂らしていることもよくありました。釣れるのはフナやアブラハヤ、ときにはオイカワやウグイなど、子供ながらに川魚の美しさに惹かれていたように思います。


※管理釣り場にて

大人になり、上京してからはしばらく釣りとは縁がありませんでした。社会人となり、都心部で働くようになってからはなんとなく自然が恋しくなったような感覚があり、登山や釣りなどのアウトドアを楽しむようになりました。特に釣りに関しては、詳しい友人がいたためよく一緒に釣りに行きました。彼がトラウトの釣りにハマっていたこともあり、北関東の山奥の管理釣り場で早朝から夕方までニジマスやイトウ、イワナなどを狙って釣りをしていたものです。

一度釣りに夢中になり始めるとやはり道具にこだわりはじめます。良い竿やリール、ルアーや糸など次から次へと欲しいものが出てきます。このブログの読者の方の中にはご存じ知の方も多いかと思いますが、釣り具は価格もピンからキリまであり本当にお金がかかります。より感度の良い竿、滑らかな巻き心地のリール、魚にバレないような糸を使い、その日の天候や魚の状況に合わせてルアーを使い分けたくなってしまいます。


ブレディのフィッシングバッグ(私物)

 そういった中で気になり始めたのが、イギリスらしいブレディのフィッシングバッグです。創業1887年、イギリス・バーミンガムで始まりフィッシングバッグやハンティングバッグを中心にスポーツ用革製品を作り続けているメーカーです。上写真は十年以上前に購入し、オンオフ問わず毎日使っていたためもうボロボロです。モデル名は「ARIEL TROUT」と私が当時ターゲットにしていた魚そのものの名前を冠しています。このバッグの中に、リールやルアーなどの道具をぽんぽんと放り込み、何度も釣りに使いました。バッグもそうですが、普段から自分の好きなことに由来するものを身につけているとなんだかわくわくとした気持ちになりますし、何より安心感を感じるものです。自分のアイデンティティをそういったアイテムで表現しているともいえるでしょう。

このようにイギリスのファッションの面白いところは、アイテムそれぞれにルーツがあり、アイテムが生まれた理由や用途が明確にあることだと思います。古くから紳士たちは、その日何を楽しむかによって、それに沿ったファッションを身につけます。狩りをするときも、釣りをするときも、それぞれのための衣服があるのです。彼らのファッションは常に理にかなっており、それらを見て服装からルーツを感じとてもカッコ良いと感じます。


ビリンガム バッグ

さて、私が愛用していたイギリスの伝統的なバッグをご紹介しましたが、私たちの店でも似寄りのバッグを用意しています。それがビリンガム(Billingham)のバッグです。ビリンガムは1973年創業、ブレディと同じくイギリス・バーミンガムで誕生しています。ブレディと似たようなスタイルのバッグですが、実は用途が全く違います。

 
 
 
 
 
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カメラバッグのビリンガム

上の画像のように、写真撮影のための機材を持ち運ぶためのバッグなのです。創業者は写真撮影を趣味にしており、その妻が機材を運ぶためのバッグを手作りしたところからビリンガムの歴史は始まりました。英国伝統のデザインスタイルの中に、ビリンガム独自の機能を備えたバッグはカメラ愛好家たちから愛され、現在では英国を代表するバッグブランドとなっています。長年、ライカとのコラボレーションモデルを発表していることからカメラバッグのロールスロイスとも称されているようです。

イギリス生まれのビリンガムもやはり用途が明確にあるようです。もし私がカメラを本格的に始めていたのなら、おそらくブレディではなくビリンガムを選んでいたでしょう。このようにそのブランドやアイテムがどこにルーツを持っているかは、私にとってそれを選ぶ重要なポイントとなってきます。

ザッチェルズ サッチェルバッグ

イギリスには他にも伝統的なスタイルのバッグがあります。それがこのサッチェルバッグです。上の画像も弊社で取り扱いのあるザッチェルズ(ZATCHELS)のものです。このバッグはイギリスの学生が通学時に使用するバッグで、こちらもビリンガム同様に伝統的なスタイルのものとなります。このサッチェルバッグのスタイルは映画ハリーポッターでも使用されたことで注目されたようです。

ザッチェルズはイギリスで2011年に創業と、意外にもまだ若いメーカーとなります。受け継がれた伝統に革新的なデザインを加えた個性的なバッグのコレクションは、全てイギリス・レスターの自社ファクトリーにて、職人が一つずつハンドメイドで製造しています。全て牛革で作られており、厚手で丈夫なレザーは学生カバンとして必要な丈夫さも兼ね備えています。

バッグのブランドを用途に合わせて3つ紹介させていただきました。私が愛用していたブレディもそうですが、ビリンガムやザッチェルズにもそれぞれに用途が明確にあります。イギリスのスタイルはそれぞれのTPOに合わせたアイテム選びがとても重要なのかもしれません。

ちょうど先週からイギリスのバッグブランド2社を集めたイベントを銀座店で行っております。ブリティッシュメイドではビリンガムとザッチェルズを展開しておりますが、今回のイベントでは通常展開のないアイテムを一挙にご覧いただける機会となります。よろしければこちらのイベントの概要をご覧ください。

BillinghamとZatchelsのポップアップイベントを銀座店と丸の内店で開催

今回のポップアップイベントでは、通常店頭ではご覧になることのできないモデルやカラーなど豊富なラインアップをご覧いただけます。

開催期間
4月21日(木)~5月8日(日) 銀座店
5月12日(木)~5月31日(火) 丸の内店

ビリンガムUK公式インスタグラムアカウント:@billinghambags
ザッチェルズJP公式インスタグラムアカウント:@zatchels_japan

※イベントの取り扱い商品等の詳細については下記URLのリンクよりご覧ください。
https://www.british-made.jp/event/51422

 

また、4月29日(金)には2か月ぶりとなる「いとの靴磨き屋さん」伊藤さんによるシューシャインイベントも予定しております。今回は新メニューも追加いたしました。こちらも概要をご覧ください。

「いとの靴磨き屋さん」× BRITISH MADE 銀座店  シューシャインイベント

※伊藤由里絵さんのインスタグラムアカウント @itto_shoes

開催日時:4月29日(金・祝)10:30〜17:30(最終受付:17:00)

詳しくはこちらのpeatixをご確認ください。

銀座店のイベントも第三回目となり、今回より新メニュー「レザージャケットケアサービス」が追加となります。白バイ乗りの経歴を持ち、プライベートでも頻繁にバイクに乗り、レザージャケットを愛用している伊藤さんがケアをするサービスです。革に栄養を与え、保湿をすることでレザージャケットを更に体へ馴染ませる新メニューです。ご自身でケアするのが難しいレザージャケットのケア方法をこの機会に学んでみてはいかがでしょうか。

 

2つのイベントを紹介させていただきました。また、イギリスのファッションにおけるルーツを考えながら、私がバッグを選んだ経緯についても触れさせていただきました。このように考えていくとお洒落とはTPOに合った服選びなのかと思えてきます。出かけるときに、どこへ行くのか、何をするのか、誰と会うのかなどを考えながら、適切な服を選んでいくことがイギリス的な粋なファッションとも言えるかもしれません。

銀座店 中川

 

BRITISH MADE 銀座店
〒104-0061
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F
TEL:03-6263-9955
Email:ginza-six@british-made.jp
営業時間:10:30~20:30

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