BRITISH MADE

川合亮平、僕のUK観光道 『ダウントン・アビー』の映画をおススメする5つの理由

2020.06.01

こんにちは、川合亮平です。

映画版『ダウントン・アビー』のDVD発売に乗じて、
記事を再ポストしますね。

おすすめなので未見の方は週末などに是非ご覧ください!


Welcome to 2020!川合亮平です。

皆様におかれましては、新年はいかがお過ごしでしょうか?

新年を清々しい気持ちでスタートするのにピッタリな素敵な映画を先日観てきたので紹介しますね。
(ネタバレなしで!)

『ダウントン・アビー』
(1月10日(金)全国ロードショーです)

ホントにおもしろかった!

ご存知の方も少なくないと思いますが、『ダウントン・アビー』は英国のテレビドラマとして2010年〜2015年に放送され、全世界で爆発的な人気を博しました。

全部で6シーズン製作されたんですね。

日本ではNHKで放送されたと思うんですが、このピリオドドラマ(←“時代物”というとき、英語ではこう表現します)、自国英国での人気は言わずもがな、アメリカでの人気と評価がとにかく高いという特徴を持っています。

物語の舞台、つまり“ダウントン・アビー”という貴族屋敷の主なロケ地となったのは英国に実在する貴族屋敷 Highclere Castle(ハイクレア城)なんですが、ドラマ人気がピークだった数年間は、アメリカ人観光客の方々で埋め尽くされており、とてもじゃないけど中に入れたものじゃなかった、と小耳に挟んでおります。
今はどうなんだろう?

映画をおススメする5つの理由

試写が始まる直前、となりのご婦人方のヒソヒソ話が耳に入ってきました。
(いや、別に、聞き耳を立てていたとかではなく、否が応でも入ってきたんですよ)

「このドラマの撮影に使われたお屋敷の名前、何だっけ?」

「知らないわぁ」

僕としては、“ハイクレア城ですかね”という台詞がここまで出かかってたんですが、いきなり首をつっこむのも気が引けたので、沈黙を守っていました。

「何だったけなぁ・・・・出てこないわ・・・」

「あ!そうそう、ナントカ・クレア城って言うのよね!」

って、“ハイ”が出ぇへんのんかい!

と思わず心のなかでつっこまずにはいられなかったんですが、まあ、そういうことってありますよね。

おそらくあのご婦人は、ダウントンの貴族屋敷=“チョコレートのコーティングが施された柔らかい生地の中にクリームがたっぷり入った甘いお菓子”みたいな名前、という連想が頭にあったのかな。
そんな憶測を1人しています。
答えは一生出ないと思うけど。

おすすめポイントその1:
ドラマを観てなくても大丈夫!

実は、という程のことでもありませんが、僕はドラマの方をちゃんと観てないんです。

そういう意味で映画を観る前は、
物語に入っていけるか?
楽しめるか?
という一抹の懸念があったわけですが、

結果的に、
物語に完全に捕らえられたし、最高に楽しめました。

結論としては、
ドラマを知らなくても1つの単体の映画として100%機能してる作品です!
と、ドラマを観てないあなたへはお伝えします。

おすすめポイントその2:
老でも若でも男でも女でもつながれる!

『ダウントン・アビー』という作品の1つの肝であり、この作品の世界的超ヒットの原因の1つでもあると思うのですが、

様々な境遇(性別・階級・年齢・性格・エトセトラ)の少なくない種類のキャラクター1人1人が実に丁寧に、個性を持って描かれているのです。

つまり、鑑賞者を選ばない。
鑑賞者が誰であれ、共感を持って物語に没入できる可能性が非常に高い、ということです。

誰にでも響く可能性がある、とでも表現しましょうか。

はい、僕にも響きました。
ある場面で、泣きました。

おすすめポイントその3:
ストーリーが秀逸!

小細工なく、1本の映画としての完成度が非常に高い、と感じました。

オープニングからエンディングまで、全然飽きさせない、ということです。

恋愛、アクション、コメディ、人情、歴史、ミステリー、友情、家族愛、政治、これだけの要素を詰め込んで2時間にまとめるのは、ほぼ不可能、至難の技だと想像するんですが、

見事にまとまっているところに脱帽しました。

“完成度の高さ”についてその理由を1つ1つ挙げるつもりはここではないのですが、1つは、(ドラマシリーズの脚本も担当された)ジュリアン・フェロウズ氏が手がける脚本が超一級品、ということだと思います。

ジュリアン・フェロウズ氏のストーリーテリングは、天才の技、と僕は認識しております。

あと、今回の映画の特徴として基本的に“悪い人が誰1人として出てこない”という部分が個人的にはとても好感が持てました。
後味最高!本当に清々しい気持ちで劇場を後にすることができました。

何度でも観たい、多くの人に勧めたい、と思う作品です。

おすすめポイントその4:
ローラ・カーマイケルさん!

イーディス役として出演している役者さん、ローラー・カーマイケルさん。

婉曲的な表現で申し訳ないんですが、僕、彼女の事が大好きなんですよ。

間接的な書き方で分かりにくいとは思うんですが、ド直球のタイプなんです。

そういう意味でも大満足の映画体験でした。

ダウントンアビー 写真中央左がイーディス・グローリー役のローラー・カーマイケルさん。

おすすめポイントその5:
英国屋敷、英国ライフ!

1927年の英国貴族屋敷という世界観にどっぷり浸かって、とても気持ちの良い非日常感を味わうことができました。

イギリスが好きな人は楽しめない訳がない映画なんじゃないかな。

僕自身、ハイクレア城はまだ訪れたことはないんですが、これまでいくつかの英国貴族屋敷を訪れる機会に恵まれて、そのどれもが心に残るポジティブな体験となってるんですね。
そういった体験が映画を見ながら蘇ってきました。

ハイクレア城 美しいバース・ストーンで建てられたハイクレア城(ダウントン・アビーのロケ地めぐりPart.1より)
例えば、チャッツワース・ハウスは英国を代表する貴族屋敷の1つと言われている場所なんですが、広大な敷地に豪華絢爛な内装が魅力です。
以下の記事に見所や周辺のおすすめグルメなどをまとめていますので、よろしければチェックしてみてください。

『知られざる人気観光地 ピーク地方の魅力とは?』

あと個人的に、“行きたいリスト”に入っている英国貴族屋敷はアニック城(Alnwick Castle)。

ドラマの『ダウントン・アビー』シーズン5クリスマス・スペシャルのロケ地になった場所で、あと、ハリーポッターのロケ地としても有名な貴族屋敷。イングランドの最北東に位置します。

このお城だけでも見所満載だと思うんですが、その隣にある“The Alnwick Garden”もかなり愉快な感じのする場所なんで、付近に宿泊して、時間をかけて堪能したいなぁと妄想してます。

さて、いかがでしたでしょうか。

今回は映画『ダウントン・アビー』のおすすめポイントを紹介しつつ、英国貴族屋敷を観光してみようぜ、という誘惑も少し織り交ぜてみました。

映画に関しては、屋敷の主人役であるヒュー・ボネヴィル氏の最近のインタビューを聞いたところによると、

「映画のパート2?十分ありえるね。今回の映画の成績しだいだけど、スタッフやキャストはやる気満々だよ」という趣旨のことを話されていました。

今回の映画をがっつり楽しんだ僕としてはこの発言にワクワクせずにはいられません。

では、次回もブリテッシュなストーリーであなたのご機嫌を伺います。

川合亮平でした。

Amazon: 『ダウントン・アビー』ブルーレイ&DVD

Photo&Text by R.Kawai


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川合 亮平

川合 亮平

(かわいりょうへい)

通訳者・翻訳者。
東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、
著書・翻訳書・関連書は現在10冊。

ファンタビ・シリーズのエディ・レッドメイン、
BBCドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、
歌手のエド・シーラン、
英大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」の主要キャストなど、
UK出身のミュージシャン、俳優への通訳・インタビューを多数手がけている。

ロンドン五輪では、五輪公認ジャーナリストとして活動 。

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