英国靴の定番品 | オールマイティーに活躍するチャーチのプレーントゥ“シャノン” | BRITISH MADE

英国靴の定番品 | オールマイティーに活躍するチャーチのプレーントゥ“シャノン”

2020.06.26

英国靴の定番品 | オールマイティーに活躍するチャーチのプレーントゥ“シャノン”
カジュアルからビジネスまで、シーン問わずオールマイティーに活躍する魅力のプレーントゥ。どんなコーディネートにも溶け込んでくれるシンプルなルックスから、まずは1足目の候補となる定番のデザインです。今回はブリティッシュメイドで展開する英国靴の中から、約150年近くの歴史を誇るChurch’s(チャーチ)のプレーントゥ“シャノン”についてご紹介していきます。

華やかさと重厚な雰囲気が両立するチャーチ定番の1足“シャノン”


プレーントゥモデルの“シャノン”は、チャーチの中でも主要モデルの1つに数えられます。“シャノン”は1970年に誕生し、映画「007/慰めの報酬」でジェームズ・ボンドが着用したモデルとして、今も根強い人気を誇る1足。脱ぎ履きがしやすくカジュアルな印象を引き立てる外羽根式、ボリューム感のあるフォルムが特徴的な木型や、防水性、光沢感を放つアッパー、トリプルソール仕上げなどの屈強なディテールなど相まって、エレガントさと非常にタフな仕上がりとなっています。

英国らしい実用性を添えるポリッシュドバインダーカーフ

チャーチ シャノンのアッパーにはポリッシュドバインダーカーフを採用

アッパーには、チャーチを語る上では欠かせない“ポリッシュドバインダーカーフ”が使用されています。ポリッシュドバインダーカーフはレザーの表面に特殊な樹脂加工を施すことで、通常のカーフよりも光沢感が増し、さらには防水性も高める実用性を備えています。この上品な艶は、コードバンとは異なった独特の味わいがあり、傷や汚れも付きにくくデイリーケアも容易。少し曇ってきたらブラシやクロスで簡単に磨くだけで光沢感も蘇ってくれます。

ポリッシュドバインダーの魅力


シンプルなデザインを昇華する細かな意匠

ハンドメイドの意匠が随所に施されるチャーチのシャノン

“シャノン”にはチャーチの技術力が伺える意匠の数々が張り巡らされています。例えば、ウェルトの出し縫いの糸を目立たなくさせるためのコバ周りの目付けには、大胆な面取り目付けを。また、シューレースを通す穴に沿って施されたスキンステッチや履き口に施されるハーフムーンステッチは、手縫いで仕上げられた非常に手の込んだ“シャノン”の特徴的なディテールの1つです。

また、トゥに張り出したコバにはストームウェルトが採用され、雨やホコリの侵入を程良く防いでくれます。さらに、外観からは見えない足の甲を覆う部分も“ベローズタン”と呼ばれる羽根部分とベロを繋げる仕様によって、同様に防滴防塵性を高めてくれています。職人らしい堅牢なディテールと共に、防塵対策といった英国靴らしい実用さを添えてくれます。

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シンプルかつ洗練されたデザインはウィメンズにも人気


メンズだけでなくチャーチの“シャノン”は、ウィメンズモデル“シャノン 2WR”も同様に人気を博している定番モデルの1つ。ほど良いボリュームバランスで丸みを帯びたトゥフォルムは、コーディネートのアクセントに。シンプルなデザインで高い着回し力が魅力的な1足となっています。アッパーにはお手入れがしやすいポリッシュドバインダーカーフを、外羽根仕様のシューレースは着脱性も比較的簡単なのも魅力的です。

雨の日にも活躍する嬉しいラバーソール仕様

チャーチ シャノンのウィメンズモデルにはダイヤモンドラバーソールを採用

チャーチのウィメンズコレクションには、細かな刻みが入った“ダイヤモンドラバーソール”と呼ばれるゴム素材のソールが多く採用されています。サイドビューのルックスは、レザーソールのようにすっきりと薄く、ドレッシーな印象に。それでいて雨の日にもグリップ性を確保してくれるという嬉しい仕様。革靴らしいキレイ目なルックスをキープしながら、急な雨の日にも活躍してくれる実用的なソールです。また、メンズと比較してダブルソール仕上げに調整されているのもウィメンズならでは。特徴的なデザインや素材はメンズから引き継ぎつつ、女性らしさを引き立てるよう作られています。

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Church’s(チャーチ)
1873年、靴作りの町として有名なノーサンプトンで創業。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、欧米のセレブリティや007のジェームズボンドも愛用することで知られています。チャーチのウェルト・シューズはグッドイヤー・ウェルト製法により、1足あたり250にもおよぶ工程を経て作られています。

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