IGTV公開中!ブリティッシュメイド オリジナルシャツの一推しポイントを解説 | BRITISH MADE Staff blog

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IGTV公開中!ブリティッシュメイド オリジナルシャツの一推しポイントを解説

こんにちは。ジメっとはしていますが朝晩は涼しく、都内でもちょっとした軽井沢みたいな気候が続いてましたね。なんとなく肌寒い予感がする時は、シャツ一枚袖まくりで過ごすのがもっぱら好きです。というわけで早速ですが、ブリティッシュメイド オリジナルアイテムの新プロジェクトがスタートしています。

第1弾リリースのオフィサーシャツ「プリマス」、怒涛の快進撃に次いで第2弾のカジュアルシャツ「ブライトン」も飛ぶ鳥を落とす勢いで、次々と店頭から姿を消し、旅立っていきます。この調子で行くとリリースを控えているドレスシャツ「ロンドン」は泣く子も黙るほどになるのではと勝手に予想しています。どれが適切な表現かは分かりませんが、とにかく前例がほとんど無いほどの目まぐるしい流れです。

つまるところ、ぜひお見逃しの無いようチェックいただければ幸いでございます。

つきましては販売を記念して、ブリティッシュメイド 公式インスタグラムにてIGTVを公開しております。

 

 

約40分のIGTV、トークテーマはもちろんオリジナルシャツ。

出演者は今回のプロジェクトでデザイン監修いただいた人気スタイリストの四方 章敬氏と、ブリティッシュメイドからは企画に携わったPR 坂本のお二人。

内容は、オフィサーシャツ「プリマス」を中心に、ちょうど発売日だったカジュアルシャツ「ブライトン」のお披露目、さらにはサンプルであるドレスシャツ「ロンドン」の制作秘話や、事前にいただいたご質問の回答などをお届けしています。(時間の都合上、ほんの少しだけのご紹介となってしまいましたが沢山のご質問ありがとうございました。)

数多の洋服を見てきたスタイリストならではの視点と、英国の達人としてイギリス製品を熟知しているプレスの砕けながらも濃いトーク内容となっていますので、ラジオ感覚でも良いですし、ぜひお時間のある際にご覧ください。

とはいっても(動画長いよ!)という方に向けて、今回のブログで、私的要点かいつまんでみました。

 

オフィサーシャツ「プリマス」の一推しポイント

オフィサーシャツ「プリマス」 ¥15,400(税込)

注目すべきは前立てのアレンジ。ぜひとも、ヴィンテージのオフィサーシャツをお持ちの方は比べてみて欲しいポイントです。剣先を短めにすることで、プルオーバーのオフィサーシャツらしいルックスをキープしながら、タックインした際に自然な空気感のあるシルエットになるよう考慮しています。

そして、カフスのボタン位置。スタイリスト 四方氏ならではのアイデアになります!

ボタンを外して、スイッと腕にスライドすることで袖がちょうど良い位置で止まってくれます。もっぱらシャツ党、袖まくり派の自分はひたすら頷きました。どちらもブリティッシュメイド オリジナルシャツだからこそのディテールとなります。

また、ブルーの刷毛目は、実際に1960年代の英国海軍のヴィンテージオフィサーシャツでも採用されていた生地とのこと。ブリティッシュメイド的推しは、実はこちらなんです。

 

カジュアルシャツ「ブライトン」の一推しポイント

カジュアルシャツ「ブライトン」 ¥15,400(税込)

パッと見ると、どちらもシンプルなドレスシャツのようですが、よく見るとやはりカジュアルシャツ。特筆すべきは逸脱なサイズバランスと生地選び。絶妙です。

「ドレスシャツをカジュアルに着る」と言葉にすると簡単ですが、ただ大きなサイズを着ただけではだらし無くなってしまいますし、もともとタックイン想定の着丈だと違和感が出てしまいます。

そんな高難易度の着こなしを、最初からサイジング、生地、ディテールにこだわったお陰で、パッと着るだけで取り入れられるようになったのがこちらの「ブライトン」という訳です。色味と生地は、濃いブルーのタイプライター、白のシャンブレーを採用することで、程よくカジュアルダウンしつつも、ドレッシーで綺麗な印象をキープしているのが、みそです。

そしてカフスの3ボタンディテールも一際目を引きます。

こちらのディテールは、イギリス伝統的なドレスシャツを踏襲しています。このデザインを取り入れる過程でmm単位の修正を鎌倉シャツさんにご対応いただいて、ようやく実現したとか。プロジェクト BM的な物語がありますね。

また、カフのギャザーも特徴的。通常のシャツではタックで織り込んで仕上げるところを、同様にイギリス伝統ディテールとして取り入れています。この仕様は現代のシャツには中々ないもので、古き良きエレガンスに拍車をかけます。

こちらは白シャンブレーの生地が一推し!通常シャンブレーは、経糸横糸で異なる色の糸を使用することが多いですが、「ブライトン」は同じ色の糸を用いた珍しい生地を採用しています。

これこそが「ドレスシャツをカジュアルに着こなす」の妙に一役買っていまして、ドレスシャツのようなブロード生地でもなくて、かといってカジュアル定番のオックスフォードでもない。
シャンブレーというありそうでなかった選択肢。この良いバランスの生地を取り入れつつ、ドレスシャツをベースにしたカジュアルシャツが出来上がるのです。
シャンブレーは個人的にも好きな生地で、適度に清潔感もあり、肌に馴染む、まさにオールラウンダー。「ブライトン」持ち前のボックスシルエットで、タックインした際の空気感も抜群ですね。

 

またオフィサーシャツについて「アイロンがけはどうするの?」といったご質問をいただきましたが、それには四方さんから納得のいく回答が!

ずばり、スチームがベターだそうです。

生地の風合いとしてアイロンでパリッと仕上げるよりも、カジュアルな生地なのでスチームをあててシワは取りつつ、柔らかなニュアンスは残してあげるのがおすすめなんだそう。

なるほど!これってドレイクスのオックスフォードボタンダウンシャツの襟の部分にも同じことを感じました。全体的にアイロンはかけるのですが、襟だけちょいちょいっとスチームあててあげて、外側にカーブするニュアンスがコーディネートに少し柔らかさを添えてくれるんですよね。勝手な余談でした。

 

これだけのこだわりを詰め込ませていただきましたが、プライスは現状¥15,400(税込)になります。

余すことなく拘られたオリジナルシャツはなにより、鎌倉シャツさんだったからこそのクオリティー。つまるところ「鎌倉シャツさん、ありがとうございます。」これに尽きるとお二人。元々洋服に幅広い知識のある二人の、さらに上を行く鎌倉シャツさんの知識には思わず脱帽です。

 

また、一瞬で完売してしまったベージュ(ブリティッシュカーキ)ですが

オフィサーシャツ「プリマス」 ¥15,400(税込)

この度ご好評にお応えしてブリティッシュメイド オンラインショップにて絶賛予約販売中です。お届けは8月と、季節的には夏となりますが、やっぱりこの時期から新作は気になってしまいますよね。私もついつい長袖を買ってしまいがちです。

また、こちらのオリジナルシャツは、いずれもオールシーズン着用想定で制作しておりますので、オーセンティックなデザインと相まって長く活躍してくれますよ。

 

細部に魂が宿ると言いますが、魂がありすぎて、もはや八百万の神感さえあるので、今回はかいつまんでご紹介いたしました。詳細が気になる方は、ぜひブリティッシュメイドの公式インスタグラムにアップされたIGTVをチェックの上、ぜひ1着、いや3着。場合によっては6着。ぜひお手元に。自信を持っておすすめさせていただきます。

繰り返しとなりますが、ドレスシャツ「ロンドン」も7月上旬に販売予定となります。ますます見逃せません。ぜひ一層のチェックを何卒よろしくお願いいたします。

 

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