ロンドンを舞台とした、私の好きな映画「アンコール」|大阪店 | BRITISH MADE Staff blog

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ロンドンを舞台とした、私の好きな映画「アンコール」|大阪店

皆様はじめまして。

4月から入社しました、大阪店スタッフの太田と申します。スタッフブログを書くのは今回初めてで、至らぬ点が多いかもしれませんが読んでいただけると幸いです。最後までどうぞよろしくお願いいたします。 

今回のブログは、私の趣味でもある映画についてご紹介いたします。

私は映画の中でも特に洋画が好きで、ジャンルを問わず色々な国の映画を観てきたのですが、今回は、この春から新生活が始まり、新天地で頑張る方々にぜひ観ていただきたい、おすすめの一本を選ばせていただきました。

 

「アンコール!!」(原題:Song for MARION)

ロンドンが舞台の老夫婦のお話です。

映画『アンコール!!』予告編

© 2012 – Entertainment One

 

~あらすじ~

ロンドンで一番頑固な男と呼ばれるアーサーが唯一優しくなれる相手は、明るくて天真爛漫な妻のマリオン。その彼女に頼まれて一緒に合唱団に参加する事に。頑固なアーサーは合唱団の仲間たちとの人間関係に戸惑いながらも、徐々に距離を縮めていき、全員でコンクールに出ることに。しかし、そんな中、妻のマリオンが倒れてしまい、アーサーは歌うことを諦めてしまう、、。アーサーはコンクール出場を諦めてしまうのか。大切な人を想う気持ちは奇跡を起こせるのだろうか。

 

私がこの映画を初めて観た時に感じたことは、年齢に縛られず、自分たちがしたいことにまっすぐに挑戦していくことの素晴らしさです。主人公含め、劇中に登場するキャストさんの大半がおじいちゃんおばあちゃん。年齢を気にせず、したいことや挑戦したいことに前向きに突き進んでいるおじいちゃんたちの姿が微笑ましくて、元気をもらえて、とにかく笑顔になれます!

前向きになれる映画や色々なことに挑戦する映画、そういった映画はたくさん存在します。私自身もたくさん観てきましたが、この映画はそういう頑張りや挑戦を押し付けず、マイペースに、地道に頑張る部分に私はすごく共感しました。

© 2012 – Entertainment One

 

私が特に注目してほしいのが、アーサーの心情の変化です。

最初は慣れない合唱団での活動に試行錯誤し、何度も心が折れそうになって、諦めそうになります。そんなアーサーにずっと寄り添ってくれる妻のマリオン、頑固なアーサーを快く受け入れ、歩み寄る合唱団の仲間たち、周りの人たちの支えに気づき、一人ではないと思える瞬間にどれだけ救われ、勇気をもらえたか。

新しい環境で、自分を受け入れてもらえるのかという不安から合唱団のみんなに壁を作っていたアーサー。しかし、マリオンのサポートや合唱団のやさしさを感じ、その気持ちににこたえていくことで、自分を受け入れてくれる場所や人を見出せていったのではないかなと思います。

 

私自身、4月から新社会人として毎日新しいことに挑戦する日々で、先輩に頼らず頑張らなきゃ、一人でやりきらないと!という気持ちや焦りがあり、不安に感じることもありました。そんなとき、大阪店の皆さんのあたたかさと優しさにたくさん救われ、今は心に余裕を持てるようになりました。サポートいただきながら、少しずつ自分でできることが増えてきていることに喜びや達成感を感じられています。

このブログを見ていただいている方の中にも、この春に新しい場所、新しい環境で働いていらっしゃる方もいるかと思います。一人でいることを不安に感じることもあるかもしれません。でも、焦らずに立ち止まって周りを見てみると、色んな人に支えられている、一人で頑張らなくてもいいんだと気づかされ、そこから一歩を踏み出す勇気につながるのではないかと私は思います。

 

 最後に、私がこの映画で大好きなポイントをご紹介させていただきます!それは「誰かのためを想って歌う」シーンが多く描かれているところです!

「誰かのためを想う」というのは、個人的にはこの映画のポイントだと思うのですが、誰かのために“歌う”ことは、こんなにも素敵で特別なことなんだと感じ、歌の持つ力と表現力に圧倒されます。

特に私が好きなシーンがあって、マリオンが体調を崩して合唱団の練習に行けなくなった時に、家の外で合唱団のみんながスティービーワンダーの「you are the sunshine of my life」を歌うシーン。この歌はこのシーンのためにつくられたのでは?!というくらいに、歌詞とシーンがぴったりで、歌詞一つ一つがマリオンに対するみんなの優しさが溢れています。

耳にしたことがある方が多い曲ですが、この曲を聴いて誰かを思い浮かべたことがありますか?無ければぜひ思い浮かべてみてください。きっとこの歌を届けたくなるし、その人を想う時間がもっと素敵なものになると思います。

この映画を観る機会があれば、ぜひ注目して聴いてみてください!

(マリオンがアーサーのために歌う「true colors/シンディ・ローパー」も素敵なのでぜひ)

 

アーサーがマリオンのためを想うように、マリオンもアーサーのことを想っていて、同じくらい合唱団もアーサーとマリオンのことを想っていて、誰かを想うことの大切さを、観終わった時の心の温かさと充実感を、ぜひ味わってみてください。

 

大阪店 太田

 

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