2018.06.04

川合亮平、僕のUK観光道 質問「イギリス英語アクセントを勉強したいのですが・・・」に川合がやんわり答えました。

こんにちは、川合亮平です。

先日の記事『僕がイギリス英語を話すためにやった3つのことと、やらなかった3つのこと』を読んで、ご質問をいくつかいただきました。
今回の記事では、その中から1つのご質問に、やんわり回答してみます。

まああくまで個人的人間が書く、個人的考えにのっとった、個人的文章なので、「ふうぅん。まあそういうもんかな。知らんけど」くらいで読み流していただけると幸いです。

Q:どうしてもイギリス英語

日本では英会話カフェや、ランゲージエクスチェンジなどありますが、イギリス英語を話す方には出会いにくく感じます。どうしてもイギリス英語のアクセントを勉強したい場合、おすすめのコミュニティーやイベントなどはありますか?

A:川合の回答

イギリス英語のアクセントを勉強できるおすすめのコミュニティーやイベントは特にありません、すみません。そもそもそういう知識にとても乏しいのです、相済みません。
あくまで自論なんですが、それがイギリス英語であれ、インド英語であれ、南アフリカ英語であれ、アイルランド英語であれ、ある種のアクセントをある程度身につけるというのは、相当な時間を必要とすると考えています。それは例えるなら、1つの数式さえ知っていれば、そこに数字を放り込みさえすれば応用が効く、といったような知識的・数学的なものではなく、どちらかというと、上の方にある境内に辿り着くには、目の前にある数え切れないほどの階段を1つ1つ登るしか方法はない、といったような、より身体的・肉体的なものだと思います。
言い換えれば、それはある意味“知識”的なものではなく、“習慣と練習”があってはじめて身につくものだとも言えると思います。
もちろん、「ちょっと、ちょっと、川合さん。自分はアクセントを別に話したいと思っていないんだ、その仕組みを頭で理解したいだけなんだよ」ということであれば、イギリス英語を学術的に解説した本を読めば、コミュニティやイベントに足を運ばなくても、十分ことは足りると思いますが。
ですから、あるコミュニティーに属して週1回の会合に参加していればそのうち身につくようになるものでも、あるイベントに数回参加してそれでアクセントが身につくものでもないような気がしています(きっかけや気づきは得られるかもしれませんが)。

じゃあ、僕自身はどのようにして現状のイギリス英語アクセントを話すに至ったかというと、過去20年の遍歴があり、その過程は数段階に分けられることができ、ちゃんと書くと原稿用紙が何枚あっても足りないので(本当は足りるけど)、ごくごく簡単に書かせていただくと、最初の頃は精聴とシャドーイングを徹底的にやりました。
徹底的ってどれくらいかというと、“集中して”1日1時間、それを数年、という感じです。
「へぇ、本当?毎日厳密に1時間集中して数年?絶対に毎日?5万円賭けても絶対に毎日?」と言われれば、いや、もちろんやってない日も少なからずありますよ、と答えますが。生きていればいろんな(予期せぬ)イベントがあるものですからね。そして、5万円は大金なので。
精聴とシャドーイングをじっくり、長時間こなすことで、ある程度イギリス英語がしゃべれるという感覚を自覚できるようになってからは、兎にも角にも多聴です。平たく書けば、“聴きまくる”、ということですね。それは今も続いています。
なぜ多聴が有効かといえば、聴く量に比例して、自分の頭(身体)の中で、イギリス英語のデータベースが蓄積されていくんです。そのデータベースが多ければ多いほど、そして、濃ければ濃いほど、自分の口から出てくる英語とそのデータベースを比べることができるようになるんです。つまり、自分の英語を、データベース(リアルなイギリス英語)に“寄せる”ことが意識的にも無意識的にもできるようになるんですよ。
まあ、そんなところです。
あ、そうそう、お分りだと思いますが一応念のために。前述の精聴やシャドーイング、そして多聴で使う素材は、もちろんイギリス英語の素材ですよ(もっと言うと、自分がアウトプットしたい類のイギリス英語ね)。だから、南アフリカ水泳オリンピック・ゴールドメダリストのチャド・レクロー選手のことがいくら好きだからって彼の英語をシャドーイングしてもイギリス英語は身につかないです、南アフリカ英語は身につくけどね。
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Text&Photo by R.Kawai

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川合 亮平

川合 亮平

(かわいりょうへい)

大阪市出身・東京在住のフリーランサー。

SNSを中心に大きな話題となった『なんでやねんを英語で言えますか?』
(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は現在9冊。

通訳者・翻訳者、トラベルジャーナリストとしての活動の他、ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンをはじめ、歌手のエド・シーランなど、イギリス出身の俳優・ミュージシャンへの英語インタビューも多数手がけている。

イギリス英語と大阪弁を話すのが特徴。

出版物
著書 「なんでやねんを英語で言えますか?」「本場のイギリス英語を聞く」「つながる英会話」

翻訳書「世界名作”ひとこと”劇場」
監修「自分つっこみクマの のんびりシンプル英会話」など

共著 「イギリス英語を聞くThe Red Book」「イギリス英語を聞くThe Blue Book」

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