BRITISH MADE

MENS スタッフに聞く ジョセフ チーニー サイズの選び方 Vol.03 (UK9.0-9.5)

2017.02.24

20170209_topics1
自分に合ったピッタリの一足を見つけたい方へのサイズガイドと題し、ブリティッシュメイドのスタッフにジョセフ チーニーを代表する3つのラストを履き比べ、リアルなフィッティングインタビューをお届けするコンテンツ。今回は第3弾。足が大きく、かつ幅広といった特徴的な足の形のスタッフが回答しています。サイズでお悩みの人はぜひどうぞご覧下さい。

目安となる靴のサイズチャートをチェック!

まずはサイズ選びの目安となる靴のサイズチャートを国別で確認しましょう。日本、US(アメリカ)、UK(イギリス)、EU(ヨーロッパ)の各国サイズチャートを掲載しています。フィット感は好みよって個人差が出る場合がございますが、あくまで目安としてサイズ選びの参考にしてください。

ジョセフチーニー & チャーチ メンズ
UK JPN US EU
5 24 6 39.0
5.5 24.5 6.5 39.5
6 25 7 40.0
6.5 25.5 7.5 40.5
7 26 8 41.0
7.5 26.5 8.5 41.5
8 27 9 42.0
8.5 27.5 9.5 42.5
9 28 10 43.0
9.5 28.5 10.5 43.5
10 29 11 44

ジョセフ チーニーの代表的な木型の特徴をチェック

次はジョセフ チーニーの木型3つをご紹介。一見同じように見える革靴でも、木型によって大きく印象が異なります。1つ1つどのようなシルエットで、どのようなコーディネートに合うのか?そんな面に注目してみると、ご希望の1足も見つけやすいはずです。


■ 125 ラスト(Classic Collection)
125周年を迎えたジョセフ チーニーが新たに開発したラスト。細身のFフィットを採用し、ヒール部分を小ぶりのDフィットにすることで、日本人を含めた現代人の足型によりフィットする構造に。モダンでスマートな表情を取り入れつつも、バランスのとれた丸みのあるトゥでクラシックな英国靴らしい雰囲気を残しています。代表モデルはストレートチップの「ALFRED(アルフレッド)」、セミブローグの「WILFRED(ウィルフレッド)」

■ ポイント
・幅は細身のFウィズ、踵は小ぶりなDフィットを採用したコンビネーションラスト
・ドレス、ビジネスシーンに適した内羽根モデルがメインラインアップ
・バランスの取れた王道のルックスで1足目としてオススメ

「125ラスト」の魅力を知る


■ 11028 ラスト(City Collection)
ビジネスシーンで支持が高い11028ラスト。125ラストと比較するとやや幅広、1886ラストに比べるとノーズが長くラウンドトゥのため、よりシャープでドレッシーな印象を持っています。3つの中でも、一般的に幅広甲高の日本人の足型に合いやすく、足のサイズが比較的大きめの人でも着用しやすいラストです。代表モデルは、クォーターブローグの「FENCHURCH(フェンチャーチ)」ストレートチップの「LIME(ライム)」

■ ポイント
・ややロングノーズのトゥバランスが細身のスーツとも好相性
・ドレス、ビジネスに適した内羽根モデルがメインラインアップ
・本格仕様ながらエントリーユーザー向けで英国靴の入門編に最適

ロンドンで愛される11028ラスト


■ 4436 ラスト(Country Collection)
英国軍に提供していたこともある、日本国内展開では最も古い1969年に制作された歴史のある、4436ラスト。本国ではミリタリーラストとも呼ばれ、丸みがありやや無骨なフォルムながらも、どこか愛嬌のある表情のカントリーコレクションを代表するラストです。また、特徴としてヴェルトショーンウェルト製法が採用されたモデルがラインアップ。ヴェルトショーンはアッパーとの隙間を無くし、防水性を高めるディテール。優れた職人技術を有するため1日で生産される数も限られています。代表モデルは、キャップトゥの「CAIRNGORM 2R(ケンゴン ⅱ R)」

■ ポイント
・カジュアルシーンに適した外羽根モデルがメインラインアップ
・ややショートノーズのラウンドトゥで全体的に丸みを帯びたフォルム
・ヴェルトショーンウェルト製法の防水性の高いモデルも展開

今回はやや足のサイズが大きめのスタッフにをそれぞれ履き比べてもらいました。

足が大きなタッフが選ぶ普段のサイズ


PROFILE
通常サイズ:UK9.0-9.5(27.5-28.0cm)
足の特徴:サイズが大きい、幅広
服装:カジュアル

Q.通常の着用サイズは?
普段はUK9.0(27.5cm),UK9.5(28.0cm)を着用しています。 本来のサイズだとUK8.5(26.5cm)でも履けるはずなのですが、親指が小さく人差し指が長い、いわゆるギリシャ型にあたる足の形で、かつ幅広なので、一番に足の幅を考慮しサイズアップしてバランスを取っています。

Q.スニーカーの着用サイズは?
スニーカーだとUK10.5-11.0(29.0-29.5cm) スニーカーは足の幅に合わせる為、10.5~11とサイズをワンサイズ以上アップしています。

Q.チャーチの着用サイズは?
チャーチではUK9.5(Fウィズ)を選んでいます。 スケールを使って計測した際、ウィズがG、サイズがUK9.0でした。

Q.シューズを選ぶ際の基準やコーディネートは?
仕事柄、スーツを着るシーンがないのでオンオフ兼用といった面はあまり考えずシューズを選ぶ際は自分の直感で良いと思ったものを選んでいます。特にスニーカー、シューズを問わずカラーは必ずブラックを選んでいます。人と被るものが苦手で、素材など、そのプロダクトが作り出される背景につい惹かれてしまいます。

125 ラスト:ALFRED


ALFRED
LAST: 125
SIZE: UK9.0 (JPN 27.5cm)
COLOR: BLACK

UK9.0(27.5cm)で着用してみましたが、かなりタイトです。 FウィズということでハーフサイズアップしたUK9.5が丁度良さそう。 コルクが沈むことを考慮しつつも、チャーチ名作の173と比較してサイズ感も似ているのでそちらと同じで間違いないと思います。


ヒールカップが小さく、シェイプされたデザインからは考えられないくらいフィット感がありとても履きやすい木型です。 また、捨て寸を気持ち長くとっている点や、土踏まずのアーチも利いているので、甲の高さも程よい高さで日本人には合いやすいラストだと思います。 個人的にはチャーチと比べてみてもフィット感はこちらの方がある印象でした。 アルフレッドはチーニーの中でも冠婚葬祭にも使える最もベーシックなモデル。 チャーチで言うコンサルの位置付けの定番モデルです。 一足は持っておくとここぞという場面で必ず使えます。

1886 ラスト:ALDERTON


ALDERTON
LAST: 1886
SIZE: UK9.0 (JPN 27.5cm)
COLOR: BLACK

UK9.0(27.5cm)で着用してみましたが、こちらもタイトでした。 特にコバが隠れてしまうくらいでしたので、ハーフサイズアップのUK9.5(27.5cm)がピッタリです。フィッティングとしては4436ラストも近い印象なので参考にしても良いでしょう。


ヒールカップが小さく、幅広ですが捨て寸が短めなのでラスト125やシティコレクションよりも更に細くスマートに感じます。 幅が広く、ショートノーズといった2点の特性により、トゥに向かう距離が短く、急にタイトになるといったこの木型独特のバランスを生んでいます。 3モデルを比べると甲は低めなのですが、程よい高さです。サイズさえ合えば快適なフィット感を得られます。 丸みを帯びたラウンドトゥ、捨て寸が短く、外羽根仕様でオンオフ兼用でスタイルを選ばないモデルが多く、例えばチャーチのバーウッドのようなデザインが好きな方にも馴染む印象です。

11028 ラスト:LIME


LIME
LAST: 11028
SIZE: UK9.5 (JPN 28.0cm)
COLOR: BLACK

通常サイズのUK9.5(28.0cm)を着用。足幅がピッタリ。選ぶならこのサイズです。 ウェストのくびれ具合、土踏まずの突き上げはラスト125と同じ感覚ですが、捨て寸を長めに取ったこのラストは、踵はハーフサイズ上げているためUK9.0よりも締め付けがなく快適です。


厳密に言えば足幅が広いというよりは足回りが全体的に余裕がある印象で、それが功を奏して適度なゆとりを生み、自分のような特徴のある足の形でも快適に着用できます。 木型の特性上、ロングノーズかつトゥのバランスにより縦の長さが強調されたシャープな印象を持っているので、幅広いデザインのスーツなどにも合いやすく、比較的若い世代の方にも取り入れやすいと思います。 コストパフォーマンスに優れつつも、クラシックなイギリスらしさ、風格は残しつつも華美になりすぎない現代的なニュアンスを持ち合わせた一足です。

Q.3つのラストを捨て寸が長い順に並べると?


(左から)11028, 125, 1886

最も捨て寸が長いラストは11028、短いラストは1886になります。前述の通りラスト11028はロングノーズなのでルックスが現代的で、比較的若い世代の方のスーツスタイルに相性抜群です。ラスト1886は特に際立ってショートノーズとなっているのでサイズはハーフアップ推奨です。

Q.3つのラストを幅広い順に並べると?


(左から)1886, 11028, 125

最も幅が広いのはラスト1886。ポールジョイントの幅が広いですが捨て寸が短いので見た目としてそこまで幅の広さを感じさせないのが特徴です。次点では11028に軍配があがりました。甲も高いので足回り全体にゆとりがあり、個人的には一番履きやすかったラストです。125はウェストがシェイプされているので、フィット感などを含めたトータル的なバランスが取れた日本人に合いやすいラストです。

Q.チーニーの中で最も思い入れのあるモデルは?


NAME: CAIRNGORM 2R (COMMANDO SOLE)
LAST: 4436
SIZE: UK9.5 (JPN 28.0cm)
COLOR: BLACK

ケンゴン ⅱRですね。実は本国のみの展開でしたが「自分が昔にずっとやりたい!」と個人オーダーをしてから店で取扱うことが決まった思い入れのあるモデルの1つ。それだけに「スタッフ皆でケンゴン ⅱRを履こう!」と店頭で、お揃いのシューズを履いたりしたことも…。そんな自分たちが履きたいといった思いから取扱いが実現したシューズなので、とても思い入れがあります。


トラディショナルな外羽根キャップトゥ、グレインカーフを採用した絶妙なシボ感、頑強なグッドイヤーウェルト製法、厚さ約1cmのダブルソール、悪路をものともしないコマンドソール、などなどジョセフ チーニーを代表する1足。特にラスト4436は90年もの歴史が続く現行品番で最も歴史があるラスト。元々イギリス軍に卸していたこともあり、本国ではミリタリーラストとも呼ばれています。

更にこのラストを採用したインラインモデルは全てヴェルトショーン製法を採用しています。この製法は熟練の職人と専用機器を必要とするため1週間に限られた数量しか生産できません。それを今でも継続して生産しているのはョセフ チーニーくらいで、そういった背景にプロダクトへの強い思い入れ、そして職人の魂を感じるような心に響くモデルです。

Q.足のサイズが大きいならではの選び方はありますか?


自分はスケールで測るとGウィズです。もしGウィズがあればそのサイズを選ぶのですが、日本で流通している多くの英国靴はFウィズ。Gウィズはほとんど見かけないでしょう。足の大きいならではの悩みだと思います。
そこで昔、教えてもらったのがスケールでの実測を目安に、サイズ感をFウィズに合わせていく方式。 普段よりも細幅のウィズを選ぶときは、ウィズを横軸、サイズを縦軸と捉えてバランスを揃えて、Gウィズのフィット感に近づけていきます。 例えば、Fウィズなら幅が細い分、サイズはハーフ上げてFウィズのUK9.5を履くと、GウィズのUK9.0と近しいサイズ感となるような、Fウィズベースに考えて選んでいます。この選び方は自分の靴選びの基準となるくらい、よく活用していました。一度店頭で自分のサイズを知ることもぜひお勧めしたいです。

ちなみにチャーチだと、シャノン,ライダー、バーウッドグラフトンチェットウィンド、いずれもFウィズのUK9.5を愛用しています。
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いかがでしょうか。

シューズのサイズは個人の足の形やスタイルで選び方が異なるもの。サイズはもちろんですが、プロダクトが作り出されるシーンを感じさせてくれる靴を選ぶのもまた1つの基準。スタッフによるリアルな言葉が皆様のお役に立てれば幸いです。

その他のサイイズガイドはこちらから。
スタッフに聞く ジョセフチーニー サイズの選び方 Vol.01(UK7.5)
スタッフに聞く ジョセフチーニー サイズの選び方 Vol.02(UK5.0-5.5)


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